いよいよ各地で梅雨明け宣言がされて、猛暑日も出てきた今日この頃。
以前さらぽか1シーズン目という事で記事にしたが、猛暑日を過ごしてから色々思う事もあった。
今回はその追記の意味も込めて、一条工務店の人気オプションのさらぽかについての感想を完全な主観でお届けしていきたい。
↓以前の記事はこちら↓
さらぽかのファーストインプレッション
さらぽかを初めて体験したのは宿泊体験の時。
その時は9月で残暑が厳しく30度を超える夏日だったが、本当に快適でどこか不思議な感じだった。
そしてさらぽかに惚れこみマイホームにも採用したのだが、相変わらずその体験は最高。
入居して初めての夏を前に我が家は結構早く、5月くらいからさらぽかを少しずつ稼働させていた。
実際の使用感はまだ1年目で分からない事も多く、23度位で設定を少しずついじりながら手探りの状態で早めに使い始めた。
さらぽかはエアコンのイメージとは違い、冷風で冷やすという仕組みではない。詳しくは以前の記事を見て欲しいですが、とにかく冷風が直接体に当たらないので体がだるくなる事も殆どない。
とにかく湿度が50%前後で安定しており、快適に過ごす大きな要因になっているように感じる。
一条工務店の住宅を経験するまではとにかく、温度さえ下げれば良いという発想だったが、湿度がここまで快適さにおいて影響するものだと初めて実感した。
あまりに快適だったので、5、6月月時点では遂に夢のエアコンレス生活かという想いに心が躍った。
冬は湿度、夏は温度との闘い
一条工務店の代名詞でもある床暖房に加え、新たな可能性を秘めたこのさらぽかのオプションだが完璧では無い部分も勿論ある。
冬場はとにかく乾燥する為、加湿器は必須。
加湿器が無いと本当に喉がやられるレベルだった為、昨年の冬は即加湿器を買いに走った。
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そして夏になってさらぽかになると室温の問題が出てきた。
「あれ?さっきは湿度が重要!」とか言ってたよな?という声も聞こえてきているが、お構いなしで進めていきたい。
だが、夏場に湿度を安定させる事が重要である事に変わりは無い。
誰でも一度は聞いたことがある「日本は高温多湿だから暑い」なんてよく聞く話。
確かに湿度の重要性が分かると、同じ気温でも海外は少し涼しそうに感じる。
だが、生活している中で湿度が一定という条件付きではあるものの、温度にもここで暑さを感じるボーダーラインがはっきり見えてきた。
我が家の場合ではあるが、そのボーダーラインは「26度」。
これがかなり絶妙で26度だと丁度いいし、27度だと熱い…
流石に真夏の40度になるであろう日なんかは、必ず室温は27度をオーバーしてきてしまうので各部屋へのエアコン導入を考えは始めた。
RAYエアコン最強
完全に存在を忘れていた。
一条工務店にはさらぽかの室外機も併用している、RAYエアコンが標準で備わっている事を。
入居してから一度も電源を入れる事無く、オブジェクトになっていた家電がようやく本来の役割を全うする時が来た。
ここで注意点が。
基本的にはRAYエアコンと床冷房の併用はできず、RAYエアコン稼働時には床冷房のパワーは落ちる諸刃の剣だ。
だがそのマイナス部分を補える位に、RAYエアコンは出力がかなり大きいので超強力。
使い方としては、来客時や猛暑の日等は少しRAYエアコンで室温を下げておいて、室温が下がったら消すという運用が一番効率的だと思う。又、サーキュレーターの稼働も必須だ。
一度室温を下げれば一条工務店の最大のメリットとも言える、高気密・高断熱の性能を最大限発揮してくれるのでかなりの時間室温を保ってくれる。
その日の最高気温を凌げれば、その後はさらぽかだけでも26度位を維持できるので快適な空間に戻れる。
さらぽかのみでは40度を超えるような猛暑日がある地域は厳しいかもしれないが、このRAYエアコンを上手く併用することで最高の環境が整う。
万が一寝室や子供部屋等、それでも暑いと感じる場合にはエアコンの増設を検討しよう。
我が家も主寝室と子供部屋には、エアコンが増設できるように予め工事はしてある。
まとめ
RAYエアコンはかなり強力
2階建の場合や、暑くなりそうな個室にはエアコン工事だけでも必ず行う
さらぽかは神オプションである事は間違いないが、それだけで真夏を乗り越えられるほど日本の夏は甘くなかった