「一条工務店なら性能は勿論、使い勝手も間違いない」
一条工務店の魅力に取りつかれていると、知らないうちにこうなってしまう人も多いのではないか。
でもそれはそこまで悪い事ではないとも思う。
一条工務店は「家は、性能」をキャッチフレーズにしていて、商品を通して最高の体験を提供してくれる。
そんな好印象な中ではあるが、全てが良い訳でもない。
今回は一条工務店でマイホームを建てた我が家だからこそ言える、これは一条工務店で採用しなくて良かった物や失敗した物を紹介していきたいと思う。
この記事を参考に、更に失敗ゼロの家づくりを目指してもらいたい。
還元水素水生成器
まず一言。これはマジ要らんかった。
もうロマン以外の何物でもない。
何と水道から水素水が出てくるというこのオプションは90,100円もする。
約90,000円でしかも年1回フィルターのメンテナンスが必要になる。
悔しいから毎日水素水を飲むようにしてるけど、健康に関して何か変わる気配は無し。
こういった物は効果に個人差はあるだろうから、実感できる側でいたかった…
これを採用するならせめて、タッチレス水栓に浄水器が内蔵されているモデルにした方が遥かに使用効率も良かったと思う。
タッチレス水栓以外のオプションを万が一悩んでいたら考え直してみて欲しい。
ダミーパネル
我が家は太陽光パネルを6.30kw載せているが、外観のバランスの都合で太陽光パネルのダミーパネルを採用して屋根を少し広くしている。
打ち合わせ段階では外観も重要だろという事で採用したが、住み始めてみて本当に必要なかったと痛感している。
画像でもあるように見た目にも明らかに見た目の異質感がすごい事もあり、ダミーパネルを採用するなら太陽パネル自体を増やすかそもそも屋根の大きさを気にしないのが1番幸せになれる選択だと思う。
どんなオプションにも言えるが、デザインと機能性ならデザインは少し妥協するくらいが良いと思っている。
ウッドデッキ
これは採用する前に微妙だという事で、不採用にしたオプションだ。
ウッドデッキは素材が大きく2種類あって、WPCか天然木に分けられる。
それぞれにメリット・デメリットがあるのだがそれは今回割愛させて頂く。
我が家が外構で依頼したウッドデッキはWPC素材になるが、簡単にいうとメンテナンスが楽な方を選んだ。
天然木ではない分サッと水拭きをしたり、サンドペーパーで削ってきれにしたりとメンテナンスが簡単で経年劣化しにくいとされている。
しかし一条工務店のウッドデッキの場合は、このメリットが重要なのにも関わらずウッドデッキの底面に一部木材が確認できた。
「え?何でメンテナンスが売りのWPCのウッドデッキに木が使われてんの?」
と疑問に思い採用を踏みとどまった。
打ち合わせの段階でオプションに組み込まれやすいからか、採用率は結構高めなオプションなので改めて熟考して欲しい。
カップボード(家電収納タイプ)
一条工務店でも人気オプションでもある家電収納。
これに関しては賛否分かれるのは承知だが、あまりメリットを感じない為不採用にした。
不採用にした理由は以下の通りだ。
- オプション金額が高い
- 来客時の事を考えて採用する気になれなかった
- 家電使用時に毎回開閉が生じる事を許容できなかった
- 家電収納を採用する事でキッチンスペースを圧迫してパントリーが採用できなくなる間取りだった
家電収納は最初からではないと採用が出来ないから悩む気持ちも分かる。
実際我が家も当初は採用予定のオプションに入れていた。
しかし、その196,000円の金額と使用時の手間を考えるとめんどくさいがりで最小の動作で物事を完結したいtakaとしては、魅力がどんどん無くなっていった。
実際住み始めてみても採用しなかった後悔は無く、唯一インスタの撮影時には家電収納があると、もっとスッキリLDKを撮影できなと思うくらいだ。
単純にインスタでよく見たりするからや、来客時の事を考えすぎると後悔ポイントに繋がりやすいので注意が必要だ。
ホームシアターセット
基本的に独断と偏見なのだが、ホームシアターセットの場合天井にスピーカーを埋め込むことで臨場感ある音声を楽しむことが出来るのが大きな魅力だ。
しかし、備え付けは大きなメリットもあればデメリットもある。
当然のことながら、埋め込みスピーカーの音を出力する為にはアンプが必要になる。
音に拘りたいからこそテレビのスピーカーではなく、埋め込みのスピーカーを採用しているのにこのアンプをケチると残念な感じになりかねない。
そう、コストがかなり上がってしまう。
その上配線も増えるし、アンプの収納スペースも増えてくるので、テレビ周りのスペースがごちゃごちゃしがちになる。
今時はテレビ周りをすっきりさせたいと思うのがトレンドになりつつある中で、このスペースや配線の問題は結構しんどくなる。
メンテナンスもこの先いつまで可能なのかも心配で、最悪使えなくなる事だって確率論だが十分にあり得る。
メリットもあるがこうしたデメリットから我が家ではサウンドバーを採用した。
BOSEの10万円超えの物から3万円程度の物も種類はたくさんある。
しかし、テレビのスピーカーと比較するとその臨場感や低音の響きなど音に関する全てがレベルアップする代物だ。
takaはテレビをSONYにした事もあり、SONYのサウンドバーを購入した。
配線もHDMIケーブルを1本繋ぐだけでいいので設置もかなり楽だ。
我が家の場合は一条工務店のオリジナルローボードの上に置いて使用しているが、壁掛けも可能なので、テレビボードも置きたくない人でも大丈夫だ。
お値段も結構お手軽なので、BOSEのサウンドバーは価格的にも心配な方は下のリンクからチェックしてみて欲しい。
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網戸
一条工務店の七不思議の1つ、網戸オプション問題。
一条工務店で家を建てる人はこれに驚いた人も多いはず。
我が家も網戸は迷った末に一部だけ採用する形にしたが、これも正直失敗したと思っている。
結論から言えば、本当に一条工務店の家に住み始めてからは窓を開けなくなったから必要なかった。
空気の入れ替えはロスガードがやってくれるし、床暖房・床冷房で温度も1年中快適だから窓を開ける機会を見つける方が大変なくらいだ。
窓を開ける事で網戸の隙間をかいくぐって虫が侵入するリスクの方が断然大きい。
今まで網戸が無い生活を送った事が無い人が大半だから心配もあるが、網戸はいらないオプションという事も選択肢に入れて欲しい。
とはいえ、後から追加するのは難しくなるのでそれぞれで採用の可否はしっかり検討しよう。
屋外物干金物
「いつか洗濯物を外に干すはず」
そう思って採用した。でも実際は全く洗濯物を外には干さない。
たまに外で使用した工具を干したりする程度で利用頻度は無い。
まず物干し竿すら買わずにきてしまっているという状況だ。
そこまで高額なオプションでは無いから、とりあえずの採用でもそこまで痛手にはなりにくいが無駄な出費は抑えたい。
新居では洗濯物を外に干さないという強い決意のもとドラム洗濯機を必ず購入しよう。