今回は情報が出てきて落ち着きつつあるグランセゾンとi-smartの比較を紹介していきたい。
現在グランセゾンにしようかismartにしようか検討中の方は、一条工務店で家を建てるにあたり、何を重要視するのかを今回の記事で確認して欲しい。
グランセゾンは一条工務店から2019年9月に発表された新商品。 セゾンの上位版としての位置付けで登場したグランセゾンだが、一番人気のismartと比較してまず思うのは木の重厚感と高級感が段違い!
それでは早速だが詳細の比較をしていく。
内装
- 天井高が2,400㎜→2,650㎜が標準
- フローリングがMOQULIA(モクリア)と石目調で選択可
- ハイドア
- スリットルーバー
- グレイスキッチン
- グレイスカップボード
- グレイスドレッサー
- 書庫
- 和室 吊押入れ、畳色にギンネズ追加
- シューズボックス、クローゼット関係
外装
- ハイドロテクトタイルが標準仕様
- 木目調軒天
- デザインルーバー
- 玄関ポーチ
目次
内装
天井高
天井高が2,400㎜から2,650㎜に標準仕様でなっている。
これは実体験だが、我が家が最初に検討していたローコスト住宅をやめた理由の1つが天井高が低い事だった。
だから一条工務店に決まってからもオプションで天井高を上げようかとも悩んだが、2,400㎜なら許容できたのと金額的にも厳しくて諦めたから天井高アップのオプションは今でも憧れだ! 天井高が高いと部屋に奥行きが出て広く見えるから開放的な空間をるくれる。
フローリング
グランセゾンのフローリングはismartとは違い継ぎ目の木目が深くより「木」が強調されているようなのが大きな特徴。
実際にismartに住み始めて思ったのが、床は固い物を落としたら漏れなくえぐれる。このグランセゾンのフローリングがデザイン性だけじゃなくて、耐久性の面でも優れているようなら案外侮れないポイントになる。
ハイドア
グランセゾンの目玉でもあるハイドア。
地面から天井まで伸びるハイドアは立派でその高級感は圧巻だ! 地面から天井まであるという事で部屋も広く見え、天井高と合わせてかなり見映えがアップする。
スリットルーバー
こちらの写真のソファ裏にあるのがスリットルーバー。
光や空調を妨げず、自然に視界を遮り空間のおしゃれなアクセントになってくれる! 良いホテル等にはよく採用されていたりするポイントだから、友人を招いたりしたときは是非自慢したいポイントだ。
グレイスキッチン、グレイスカップボード
このグレイスキッチンとカップボードはとにかく木の温もりが最高。
天板もグラリオカウンターと天然御影石カウンターで選ぶことができる。 ismartの人工大理石と御影石の選択肢よりも高いレベルの比較になっている感じだ。
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グラリオカウンターとは
カップボードは素材が木目調のものではあるが、、ismartでも採用できるものと機能、収納面は同じとなる。
また、こちらも天板にはグラリオカウンターも採用が可能だ。上下のカップボードの間の壁もタイルとなり、更にデザイン性が増してインテリアに馴染むのも好印象だ。
グレイスドレッサー
ismartの時にあった子供が見やすい高さにあった低い位置の鏡が無くなった。 この鏡は掃除の面からも賛否両論あった住設だから、ハイバックにしてデザイン性、掃除のやりやすさの向上につなげたようだ。
使い勝手が良く考えられており、性能面に比重を置いてる俺からすると魅力的なポイントの1つ。
書庫
こちらの書庫もグランセゾンの大きな魅力。
我が家も書斎を作ったが、こんなロマンある書庫が採用できるならismartにも欲しいオプションだった! こちらは配線孔や引き出しも付いており、機能面も抜群に充実している。
グランセゾンで家を建てるなら旦那さん、奥さんのロマンの為にも是非採用してあげて欲しい。
和室
グランセゾンの重厚感に合わせたモダンな和室となっており、ギンネズの締まった色の畳がかなりクールな印象。 又、写真左側の吊押入れは上下に間接照明が付く事でおしゃれな演出をしてくれる。
我が家も和室を採用したが、グランセゾンの和室は一昔前の地味な感じでは無い。 年配の人が好むような和室の古臭さを一掃し、むしろ積極的に採用したいと思わせるこのオシャレな和室はグランセゾンのグレードの高さが滲み出る。
シューズボックス、クローゼット
シューズボックスはセゾンの上位版に恥じない装いになっている。
ismartのスマートな感じとは違うが、鍵も外からは見えないように引っ掛けられるようになっていたり、グランセゾンで統一された木の主張のインパクトは大。
これは余談だが、カギを玄関の人に見える場所に置いておくのは風水的にも良くないとの事だから、気にする人にはうれしい配慮。ちなみに俺は気にしない。 こちらがシューズボックスの中身!とにかく色々なギミックがあって驚きを隠せない。こうした回転式にすることによって省スペースでありながら収納スペースを最大限確保できる。
使い勝手は未知数だけどロマンのレベルは高いから個人的には良しとしたい。 クローゼットは写真の様に引き出して使える仕様も追加された。
ウォークインクローゼットが採用できれば問題ないですが、間取りの関係からもすべての部屋に採用はきっと難しい。
でもクローゼットは奥行きがあると奥の服は取りづらく、奥行きがないと横向きに服をかけるだけになりあまり収納ができないなど難しい部分が多々ある。だから引き出すことによって奥の洋服も取りやすく工夫されているこの仕組みはかなり実用性ありそう。
外装
ハイドロテクトタイル
これはismartでも採用可能で人気のオプションだが、グランセゾンではなんと標準仕様となっている。
坪単価に少し差がある分標準仕様が増えているとは思うけど、金額差を考えるとかなりお得になるからこの標準化は素直にうれしい。
木目調軒天
こちらは屋根の下の壁を木目調に変更ができる。ismartでは選択できなかったものだが、グランセゾンでは軒天も統一感が出るようになっている。
デザインルーバー
内装でも紹介したスリットルーバーの外装版といったイメージ。
玄関や、バルコニーの目隠しを外観を損なわずにオシャレにできるからかなりかっこいい。高級住宅の雰囲気がグッとアップする。
玄関ポーチ
ismartではタイルの選択がテラコッタタイルとヨーロピアンタイルだったが、グランセゾンではヨーロピアンタイルと御影石が選択できる。
実際はもっと難しく工法や素材の話はあるが、あまり専門的過ぎてもと思うしこれくらいで十分だろう。 簡単に分けるとすれば
- i-smartは性能
- グランセゾンは見た目
このポイントに尽きる。 もちろん考え方は色々あるが、
- ismartの見た目もスマートなかっこいい感じが好み
- グランセゾンも他社の性能からしたら十分すぎる住宅性能
ismartはデザインは微妙やグランセゾンだから性能が悪いというわけではなく、一条工務店の商品としてそれぞれの施主が重視するポイントで選ぶ事が一番重要。※2022年現在は「グランスマート」というismartとグランセゾンのハイブリッドみたいな商品も登場したから迷ったらこれかも。
我が家の場合はさらぽかが採用できたり、断熱性が高かったりという部分で一条工務店に決めたからismartのまま家を建てた。でもグランセゾンの木の重厚感や収納の利便性は本当に魅力的。
実際グランセゾンにさらぽかが採用できれば即決でグランセゾンを選択したかもしれない。
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我が家は性能、快適性を重視してのHM選びだったのでismartのままでしたが、グランセゾンのおしゃれ感は本当に魅力的でした!
今後も一条工務店から素敵な新商品が出るのを楽しみにしたいと思います。 又、現在検討中で困っていることがあればコメントいただけると嬉しいです!是非次回のブログもご覧ください。