こんにちは、takaです。
今回はこれから一条工務店で検討中の方も、そうでない方もマイホームの情報収集は大変ですよね!
そこで一条工務店の良さや、ここは苦手だというポイントを分かり易くまとめてご紹介したいと思います。
一条工務店はブログやインスタの情報が豊富なので、無駄なく満足のいく家づくりの参考になればと思います!
では早速いきましょう!
※あくまで個人的なご紹介ですのでご了承下さい。
はてな
一条工務店ってどんな会社?
株式会社一条工務店(いちじょうこうむてん、英:ICHIJO CO.,LTD.)は、東京都江東区に本社、静岡県浜松市西区に浜松本社を置く大手ハウスメーカー。拠点数は沖縄を除く全国500ヶ所、工場は11ヶ所。2018年度の戸建販売戸数業界第1位 (住宅産業新聞調査)。
Wikipediaより引用
- 戸建住宅販売戸数 第1位
- 住宅展示場棟数 第1位
- 太陽光発電年間搭載棟数 第1位
※こちらの販売戸数等は一条工務店HPより引用(2019年6月24日データ)
自分が様々なデータを見る中で1位の項目はここまではなかったと思います。
近年、急速に伸びてきて信頼と実績を上げていますね。
又、キャッチフレーズが「家は、性能。」とあるように住宅の性能の高さが売りのハウスメーカーでもあります。
度々書いていますが、真偽も不明なまま我が家はこのキャッチフレーズにやられました!(笑)
性能が売り、一条工務店のデメリットは何?
ここではまず一条工務店のデメリットについてお話ししたいと思います。
正直、メリットやオススメポイントはたくさんあってこの後書きますので、是非最後までご覧ください!
デメリット
- 外観が似たような家になりやすい
- 金額が高い!?
- 間取りに制限がある(※通称一条ルール)
- 展示場が標準仕様は微妙なライン
- 坪単価が増加中
- 営業マンがしつこい
え!?これだけ?
正直、自分もまとめていて思いましたが、自分が思うデメリットはこれぐらいでした。
今回のデメリットは人によってはマイナスが少ない方もいると思うので、詳しく解説していきます!
ポイント
外観が似たような家になりやすい
「注文住宅なのになんで外観が似たような家になるの?」
今現在、一条工務店でマイホームを考え始めた方はそう思う方もいると思います。
その大きな要因は格安で採用できる「ハイドロテクトタイル」のオプションにあります。
ハイドロテクトタイルは一条工務店がオススメする、自然に汚れを落としてくれる外壁のタイルになります。
通常タイル張りの住宅は高価です。
なのでほとんどの方が予算が取れずに採用しないのが現状です。
ですが、一条工務店は格安で採用できることから8,9割の方が採用する人気のオプションです。
その採用率の高さもありますが、選択できる色もブラック、ブラウン、ホワイト、ピンクの4色展開という事もあり、同じような見た目になってしまいます。
高性能なタイルが格安で採用できるという事なので、一概にデメリットになるかは人それぞれかと思います。
我が家はその質感の高さや機能性に惚れたので、デメリットには感じないタイプでした。
ポイント
金額が高い!?
別の記事でも書いていますが、一条工務店はローコストという表現よりはミドルクラスのコストパフォーマンスが良い住宅です。
色々な情報や展示場で安いという表現があるのは、高性能だからエアコンが良く効く事での電気代節約や、メンテナンス費用を考えると安いという事です。
なので最初に、予算は2500万円以内でマイホームを考えようと思って他のハウスメーカーや工務店を見ていくと高く感じます。
しかし、床暖房を筆頭に標準仕様が多かったり、高品質な一条工務店オリジナル商品が多数あったりと、お値段以上であることは間違いないと思います!
ポイント
間取りに制限がある
一条工務店をブログやインスタで検索をしていくと必ず見るであろう「一条ルール」と呼ばれるものがあります。
冒頭でもあるように一条工務店は「家は、性能。」とあります。
その為、LDKを広くして壁も無くフラットにしたい場合は垂れ壁を付けたりしなければならなかったり、
窓の位置はある程度高さ等も決められています。
これも耐震性能や家の機能性を下げないための基準なので仕方がない部分もあると思います。
又、昨年発売されたグランセゾンは在来工法という工法で家を建てる為、i-smartよりも間取りの自由度が少し上がります。
ポイント
展示場が標準仕様は微妙なライン
一条工務店はパンフレットなどに展示場が標準仕様と書いてあります。
一般的な住宅展示場によくありがちなのは…
- オプション装備が多く豪華な仕様
- LED等が必要以上についており明るく見えるような設定に
この二つがまず注意すべきポイントとなります。
ですが、大前提としてどのHMも自社の商品を良く見せたいと思うのは当たり前です!
少しでも豪華な装備を見た時、お客様が「金額が高くてもこれだけは譲れない」といったオプションになる可能性もある。
オプションを見ていく中でお客様の反応をチェックし、何に価値を感じるお客様なのか探れる。
LEDが多く付いていれば、天候関係なく雨でどんよりした天気でも室内が明るくなる。
どうしても見に行った展示場が暗いイメージだとイメージ悪いですよね!
展示場の費用はかかりますが、挙げたらきりがないくらい営業効果がありますからね。
では一条工務店の展示場はどうでしょうか?
写真を出してしまうと迷惑をかけてしまうので出しませんが、実際見た感じだといくつかオプションの物もあるのは事実です。
例えば・・・
カップボード
テレビボード
タッチレス水栓
ハイドロテクトタイル
等が代表例だと思います。
ただ、一条工務店も展示場が標準だと言っても良いと思えるほど標準仕様が充実しているのも事実です。
この標準仕様の内容についてはこの後、一条工務店を褒めちぎるところで書きますので是非最後までご覧ください!
ポイント
坪単価が増加中
一条工務店は日々、標準仕様の改良や追加、削減といった事が行われています。
最初は標準でもオプションになってしまったり、オプションだった物が標準になったりとあります。
金額アップは単純に木材の高騰もありますが、このように日々変化してより良い商品になるが故のアップもあります。
これはいらない装備に対しての金額アップであれば少し厳しい気もしますが。
一条工務店は基本的に値引きはないので、キャンペーンや坪単価の上昇等も踏まえて購入を検討すると良さそうですね!
ポイント
営業マンがしつこい
こちらはSNSで見かけた一条工務店をやめた方の理由でよく見かけた内容です。
我が家の営業の方は変に契約を取りたいとぐいぐい来ないですし、たまに打ち合わせでやる気を出している感じが良かったです!(笑)
営業職なので契約を取りたい気持ちは分かりますが、急かしたりはあまり気分が良くないですよね。
もし、営業マンが嫌で一条工務店をあきらめようとしているなら遠慮なく担当者の変更を申し入れましょう。
いかがだったでしょうか?
デメリットとは言っても人によっては許容できる範囲でデメリットとあまり感じないかもしれません。
それではここからメリットについてご紹介したいと思います。
メリット
- 標準仕様が充実している(全館床暖房も標準)
- 高気密、高断熱
- 契約までに様々な体験をし契約するか選んでいける
- 災害に強い
- 大容量の太陽光パネルが採用しやすい
- 基本的に値引きが無く、価格に対して安心できる
ポイント
標準仕様が充実している(全館床暖房も標準)
今現在、マイホームを考え始めた方は何が標準で何がオプションなのかいまいち分からないと思います。
まず一条工務店を語るうえで最初に来るといってもいいのは
「全館床暖房が標準」という事です。
「え!?床暖房が標準?」
そう思う方も多いかもしれません。
自分もマイホームを考えて始めた際、床暖房は本当のお金持ち、富裕層が家に付ける装備だと思っておりました。
ここで懸念されるのが、最初から金額に床暖房の金額が上乗せされているのではないかという事。
これにはyesともnoともいえるかと思います。
一条工務店では、床暖房をはじめとする様々な設備を自社製品で賄っており、
自社製品を、フィリピンにある自社工場で大量に製造することで、低価格、高品質が生まれています。
金額に全く乗ってないというのは嘘ですが、他のHMでは同じ坪単価で床暖房を搭載するのはなかなか難しいラインだと思います。
その他にも収納が豊富にある使い勝手の良い、ワイドキッチンが採用で来たり、洗面台も、収納の数を増やしてもすべて標準仕様となります。
よくHMであるのは、標準仕様ではさすがに採用しないようなレベルの商品になっており、LIXILやPanasonic等の
メーカーからオプションを選ぶ前提になっているケースがほとんどです。
バスルームもi-smartではスクエアタイプといって6時間経っても湯船の温度が1℃前後しか落ちない高性能なバスタブも標準装備です。
デメリット編で展示場が標準は半分嘘という事を書きましたが、それを嘘と言わせない程の標準装備があります。
こういった細かい内容を決める際にも標準の物が多いからこそ、金額ではなく物の良し悪しで楽しく決められる良さが
一条工務店にはあると思っております。
ポイント
高気密、高断熱
高気密、高断熱と聞いて、マイホームの検討を始めたばかりの方はどれくらい分かるのでしょうか?
正直自分は本当に知識がなく、実家も古かったので高気密、高断熱など意識したことが無かったです。
アパートを選ぶ際にも、どれくらいの広さなのか、ユニットバスなのかそれとも風呂トイレは別なのか・・・
そんな目に見えてくる様な情報ばかり気にして生活していました。
一条工務店の住宅展示場に行った際は必ずこの、高気密、高断熱の説明がされます。
分かり易く説明をすると
高気密・・・家がどれくらい隙間なく作られているか
高断熱・・・家の中がどれくらい外気温の影響を受けないよう作られているか
となります。
高気密のメリット
- 断熱性能を最大化させることができる
- 騒音に強い
- 換気システムが効率的に働く
通常どんな新しい家にも隙間が存在します。
一条工務店の資料によると、45坪の家であればはがき約10枚分くらいの隙間が家にはあります。
そこを一条工務店では、はがき1枚分以下というレベルまで隙間を無くすことができます。
又、この気密性を表す「C値」という値があり、一条工務店では0.59cm²/㎡とい数値となります。
この値は国が定める次世代省エネルギー基準の、温暖地域であれば5.00cm²/㎡、寒冷地域であれば2.00cm²/㎡を考えると
驚異的な数値だといえます。
これほどまでに数値が基準値よりも低い為、稀に日本では過剰性能と言われることもありますが性能が高い分には良いと思います。
あとこちらは実体験ですが、たまたま知り合いの方が一条工務店の家とは当時知らず、家の中でカラオケをやっていても外に騒音が
漏れておらずに驚いたという経験があります。
今でこそ一条工務店の気密性の高さからだと思えますが、その防音に対する効果の高さはピカイチだと思います。
高断熱のメリット
- 冷暖房費の節約になる
- 結露の発生を抑える
- 外気温の影響を受けにくく、一定の温度を保つ
- ヒートショックを抑える
断熱性能が高いことで一番の分かり易いメリットはやはり冷暖房費の節約ではないでしょうか。
冷暖房を稼働させると、通常は暖かい空気が出ていても外に熱が少しづつ逃げ、冷たい空気も同様に逃げてしまいます。
又、冷暖房は低い温度から高い温度、高い温度から低い温度と、そのギャップがあるほど稼働にエネルギーを使います。
このギャップが少なく、現状維持の温度管理であればそこまでエネルギーを使わないといったイメージです。
この空気の逃げを高性能ウレタンフォームと熱が逃げやすい窓にはトリプル樹脂サッシ、断熱ハニカムシェードと様々な要素の元で
高断熱が実現され、冷暖房も最小限の稼働で抑え節約することができます。
結露もこの冷暖房費の内容と同じですが、結露は外と窓の温度差で生じます。
ここで一つ注意点ですが、断熱として機能している断熱ハニカムシェードを真冬に完全に閉めてしまうと、
少ないレベルではありますが、窓と外の温度差が広がり結露が出てしまいます。
解決方法としては少しハニカムシェードを開けておけば大丈夫です。
近年、日本では超高齢化社会と言われています。
暖かい部屋にいても、移動の際に廊下や他の部屋が寒く急激に温度が下がることにより、ヒートショックを起こすことがあります。
よくお風呂上りも注意すべきポイントと言われていますよね。
一条工務店では、高断熱に加えお風呂場も含めた全館床暖房なので温度差が生じず、ヒートショックを抑えることができます。
ポイント
契約までに様々な体験をし契約するか選んでいける
こちらに関してはそれぞれのイベントの情報は出ていますが、自分が特に安心して家づくりを進められたと思ったのでご紹介したいと思います。
一条工務店では様々なイベントがあります。
- 入居宅訪問
- 宿泊体験
- 工場見学
大きく分けるとこちらの3つになります。
入居宅訪問や、完成見学会などは他のHMさんもやられていると思います。
入居宅訪問は自分がイメージしている家に近い一条工務店オーナーの家に連れて行ってもらい、実際にオーナーさんに色々聞きながら
住んでいる家を見せてもらうことができます。
展示場だけでは疑心暗鬼になってしまう所も、実際の住宅を見ることで不安はかなり解消されると思います。
宿泊体験では、一条工務店が実際に建てた家にホテルに泊まるような感覚で宿泊することができます。
その際、床暖房や換気扇、防音性能など様々な実験をしてチェックできます。営業さんがいない中で作業ができるのでかなり有意義です。
又、この宿泊体験の家は同時に販売されておりそのまま購入することもできます!
宿泊体験はクリーニングが行き届いており、食事の際には食事代が出たりと至れり尽くせりで、
一条工務店の思うつぼとなる内容です!(笑)
詳しくは記事にもしておりますので是非ご覧ください。
最後に工場見学です。
一条工務店の様々な実験を見たり、体験したりすることができます。
耐震性能、防火性能、血圧計を用いた床暖房の有無による体への負担の実験等、様々なイベントがあります。
その性能の高さは「百聞は一見に如かず」といった感じでかなりインパクトあります。
又、値引きをしない一条工務店の数少ないお得ポイントである抽選会もこの工場見学で行われます。
プレミアムギフトと、スペシャルギフトの2つが用意されており外れはありませんが、なかなかの勝負どころなので楽しいですよ!
こちらも記事にしてますので是非ご覧ください。
この様に様々なイベントがあり、少しずつ納得感を得ながら家づくりを進められるのが良かったです。
もうここまで来たら正直、性能に惚れてしまうので、会社として本当に営業上手だと思います。
ポイント
災害に強い
一条工務店の場合地盤調査から始まり、「耐震等級3」を取得しています。
「等級1」であれば建築基準法レベルの強さ、「等級2」であれば建築基準法の1.25倍の強さ。
「等級3」だと建築基準法の1.5倍の強さで、災害時に防災拠点となる建物と同じレベルとなります。
現在の住宅事情から考えると、耐震性能はどこのHMも力を入れていますのでそこまで驚かないかもしれません。
しかし、すごいのはここからです!※(先走っておりますが、今からの情報はまだ実験段階です)
昨年、台風で床下、床上浸水被害が多発しましたよね。
そこで一条工務店が実験を発表したのが、「耐水害住宅実験」です。
1階には水が入らずに、水が引けばその後には住めるといった内容です。
それに加え、台風の際問題になった長期の停電問題に対抗する為の「蓄電池」が発売されました。
この蓄電池は既に発売されており、太陽光発電での電力を蓄電し災害時に使用できます。
耐水害住宅が実際に発売されれば台風やゲリラ豪雨の被害はかなり抑えられるのではないかと思います。
そこまで実験含めて災害対策をしているのは一条工務店だけです。
ポイント
大容量の太陽光パネルが採用しやすい
マイホームを建てるにあたり、太陽光を載せるかどうか悩む方も多いのではないでしょうか?
一般的には、
「売電金額が下がってるから損する」
「初期投資と比較して回収ができない」
「メンテナンス費用考えたらマイナス」
などネガティブな意見も多いですよね。
一条工務店では、屋根一体型の自社の太陽光パネルを採用することで格安で大容量を載せることが可能となりました。
格安で搭載することでトータルの金銭的なメリットが大きくなるので一条工務店では太陽光パネルの採用率がHMの中でもトップです。
一般的に太陽光パネルは5kwで大きいですが、一条工務店では10kw以上もかなり採用率が高いです!
一条工務店で検討中の方は蓄電池と合わせて是非採用したいですね。
ポイント
基本的に値引きが無く、価格に対して安心できる
イベントの部分でも少し触れましたが、一条工務店では基本的に値引きはありません。
自分も普段は営業職ですが、変な駆け引きをしても不信感につながるとおもっています。
その為、この一条工務店のスタイルは値段に対しての自信と、SNSで情報が流れる現代においては良い仕組みだと思っています。
本当に良い物に対してお金を払って使わせて頂けるならそれが一番だと思いますから。
数少ない値引きやお得ポイントがあるのは下記の5つ
お得ポイント
- 法人割引
- 公務員割引
- 紹介キャンペーン
- 親族値引き
- 工場見学のギフト
単純な値引きや、オプションのプレゼントなど様々な特典がありますが、数少ないチャンスなので使用できるかは要チェックしてください!
いかがだったでしょうか?
今回は、これからマイホームを検討中でまだ何も調べていない方や、一条工務店も考えていて他のHMも考えている方の参考になればとまとめてみました。
自分も本当に何も知識が無いところからの家づくりで情報集が本当に大変でした。
言葉を知っているだけで展示場に行く際の持ち帰れる情報も違ってくると思いますので是非マイホームを検討中の方に
見て頂けると幸いです!
コロナの影響で工事の遅れの情報も多々見ますので、無事に収束することを願って、他人事ではなくしっかり自粛して「stay home」を守りたいと思います!