もう早いものでマイホームが引き渡されてから今年で5年が経とうとしている。当時は今ほどは情報が出ていなかったインスタで必死になって情報収集をしていたのもいい思い出。あの頃一緒に発信していた施主はどうしているだろうか…
そんな思い出に浸りながら、今回は私の今になっても満足しているマイホームのポイントや後悔ポイントを挙げていく。中期的な冷静な判断で、一条工務店限定のものもあれば、マイホームだからこそあるような設備も入っている予定の為、一条工務店で検討中でない方にとっても、素敵なマイホームの参考になれば幸いだ。
満足ポイント
自在棚

自在棚はパントリーとシューズクロークに配置したのだが、かなり満足度は高い。むしろもっと採用する箇所を検討しても良かったのでは無いかと思うくらい。高さを変えられるのは使い勝手の良さを考えた上では当然なのだが、マイホームの満足ポイントとしては、空間に完全に合わせて作られていることがとにかく一番満足度が高い。
空間の無駄も省くし、収まりもいい。
後から収納ラックを購入したりするのとはそもそもの次元が違う。一条工務店の場合、クローゼットなんかは種類がたくさんある中から選ぶのだが、収納という意味ではこの選択肢が多いクローゼットを選ぶよりかは自在棚をどう配置してどう使っていくかを考えた方が満足度が高い。棚自体も倉庫かなにか設置する予定ならば、棚板だけ外しておけばフラットな空間として使えるという選択肢も残してくれる。
地味なオプションに見えるかもしれないが、中・長期で見た場合には非常に大事になってくるポイントだ。
平家

マイホームとしてそもそもの話なのだが、平屋は非常に良かった。
2階建ての開放感にはもちろん憧れはあるのだが、それはあくまでも憧れに過ぎない。
夢がないような印象を与えてしまうが、実際には住み続けていく上でのメリデメを考えなくてはいけないマイホームでは実用性が最も重要。その実用性にデザインや感覚的な開放感などの項目が肉付けされていき、買い物としての満足度が上がっていくのだと思う。
だからこそ、土地の問題もあるだろうが平家の選択は住み続ける期間が長いほどに恩恵を感じる、めちゃくちゃ満足しているポイントだ。
床暖房

最近Xでは一条工務店に対してのポストが結構飛び交っている。しかもネガティブなポストも多い。
断熱性能や機密性能ありきな部分はあるのだが、一条工務店と言えばの全館床暖房は満足ポイントからは外せない。一条工務店でマイホームを建てた人からすればもはや当たり前すぎて忘れそうになるが、床暖房という超豪華装備が自宅に標準搭載されているという一種の奇跡。
この快適な生活と豪華装備の満足感はたまらない。他でいくら家を建てたとか、全館空調だからばっちりとか聞いても私には全く響かない。結局は玄関やお手洗い、お風呂まで暖かくて、空調に関して何も考えなくても大丈夫な全館床暖房の優勝。なんの優勝かは分からないが、とにかく満足している。
御影石

我が家はカップボードとキッチンカウンターに御影石を採用している。人造大理石のカウンターなんかも高コスパで人気が高いが、その後の耐久性に関してはどうなのだろうか。どうしても変色や劣化箇所が出てきてしまうように思うのだが、御影石の耐久性はピカイチ。これは住み始めて5年が経過してくらいでは何も無いのが普通なのかもしれないが、今後も新品同様のカウンターに期待したい。
あとこれは他の記事でも書いていたのだが、御影石の熱いフライパンなども雑に置けるのも料理好きな私からすれば相変わらずの多いなメリットになっている。
ブックシェルフ
ブックシェルフは書斎に備え付けられているのだが、2帖の狭い書斎の重要な収納になっている。マイホーム関連の契約時にいただいた書類、家具・家電の保証書をまとめたものなど…長期保管が必要な書類があること自体が微妙なような気もするが、どうしてもまだ重要な書類はあるから保管場所として書斎はうってつけだ。
ただ、写真を見ていただくと分かるように上手く使えているのかというとそうでもない。今後は整理をしながらおしゃれな感じに気が向いたらチェンジしていきたい。
後悔ポイント
外構
我が家は完全に室内や家の性能に囚われすぎていて外構が疎かになった例だろう。こだわりが無いにしてもシンプルにするにしても、目隠しフェンスはしっかりと計画して付けるべきだったと反省している。目隠しフェンスが中途半端だと、散歩している人から室内が結構見えてしまうし、プライバシーが保たれない…せっかく天気がいいのにハニカムシェードを全開にできないのはかなり痛手となった。
今後は外構の目隠しフェンスの設置計画を改めて練っていきたいと思っている。
あと外構関係で言えば、水道と電源の数。最近ケルヒャーを購入して洗車時に使うようになったのだが、電源と水道の場所が駐車場の場所とは絶妙に合わない。ただ、これに関しては延長のコードなどで使用ができなくなるほどでは無いから致命的とまではいかなくても、最適解ではなかったかなと感じる後悔だ。
窓
一条工務店の場合には基本的に換気システムによって換気は行うため、窓を開ける文化がほぼ無くなっていく。ただし、家のどこからもウッドデッキに出入りできないのは問題だろうから、我が家の場合にはLDKの窓に関しては、大きなFIX窓にして掃除の利便性や機密性を高めるためにもう少し検討してもよかったのかなと若干の後悔が残る。
照明
別の記事でもまとめたのだが、照明に関しては調光・調色はマストで採用して欲しいと思う。我が家はLDKのみ調光できるようにはしてあったのだが、調色ができる部屋は一切無かった。だが、これがかなり問題があって、書斎も時間帯に関係なく常に照明はMAX。夜に落ち着いて作業したくても照明はMAX。本当にストレスで流石に後から調光・調色にものに変更した。
その詳細に関しては下記の記事も併せて見て欲しい。
マイホームの価値
もうマイホームの様々な論争に関して争うつもりはないのだが、マイホームは家族との生活の質を確実にアップさせてくれる最高の投資だと思っている。
在宅での仕事環境…
子供との趣味の時間…
日常生活における些細なストレスの軽減…
とにかく金銭面以外でのデメリットがあまり思いつかない。当然、住む場所を変えられないという根本を揺るがすような重大な欠点はあるのだが、基本的には転勤で家族ごと引越しなどでなければ、子供の学区の兼ね合いもあるからある程度一定の場所への定住も必要ではないだろうか。
最近では住宅価格の高騰も相まってマイホーム自体が嫌煙されがちではあるが、その価値自体が落ちたとは到底思えない。むしろ家族との時間をより大切にしていこうとする流れの中では、衣食住の内の「住」環境も非常に大事になってくる。
私自身が一条工務店で家を建てたから一条工務店の情報がどうしても多くなってしまうが、皆さんの好みのハウスメーカーで、とにかくマイホームを手に入れて、良さを実感して欲しいと思います。
最後に
もうマイホームを建ててから5年が経過しようとしていることに驚きがありますが、総じては大満足で目移りすることもなくマイホーム生活を家族で楽しんでいます。マイホームを建てる時というのはほとんどの方にとっては人生の重要な時期であることも多いかと思う。
そんな人生の大事な時期を過ごす為にお金を使うのか、はたまた大事な時期だからこそお金を貯めて耐え凌ぐのか…
そればっかりはそれぞれの家庭での判断で決めるものだが、我が家としてはマイホーム購入が良い選択だったのかなと日々感じている。
これからまだ先の長い人生の中、どこに重きを置くかもしっかり考えた上で決断した際には、マイホームを建てる段階から楽しんで欲しいと思う。これからもマイホームやガジェット関連の発信を中心に少しでも私個人の体験が役に立つよう頑張っていきたい。
ではまた。