今回は一条工務店でマイホームを建てた我が家の、実際に住み始めて2ヵ月経過のレビューをしていきたいと思います。
本当に満足のいくお買い物かどうかは、住み始めて時間が経つに連れて分かってくる…
「家は、性能」というコンセプトの一条工務店の家は実際に住んでからはどうなのかをtaka目線で切り込んでいきます!
では早速行きましょう!
一条工務店の住宅に期待していたこと
まず我が家が一条工務店の家に期待していたこと。
ズバリ「性能」です。
一条工務店で家を建てる人からしたら当たり前かもしれませんが、やっぱり賃貸のアパート暮らしだった我が家からしたら一番期待していた部分ですね。
仕方ないとは思いますが、アパート暮らしの時には叶わない事も多かったです。
アパート暮らしの時の不満点は
- 気密性が低く、温度管理が大変
- アパートで子供がいると泣き声で周囲に気を遣う
- 子供の物が増えてくると、断捨離のプロフェッショナルの我が家でも収納が厳しい
- 作業スペースが皆無
アパートならではの悩みもたくさんありますが、やっぱり改善が難しいものもたくさんありますよね。
住んでみて思うのが、一条工務店でなければ叶わなかったのか、そうではなくマイホームであれば叶ったのか。
この視点が満足度を考える上で大切なポイントですよね。
今回は期待していた性能の部分でも
- 温度管理
- 湿度
- 遮音性
- 家事動線
- 設備の使いやすさ
以上5つのポイントでご紹介していきたいと思います。
温度管理
一条工務店といえば「高気密、高断熱」がまず最初に来る"売り"だと思います。
その気密性を活かした、標準仕様の全館床暖房が魅力ですよね。
初めてのマイホームでの冬を迎えて思うのが、
「一条工務店最高」
もう冬の温度管理に関しては文句なし!
全館床暖房の効果もあって家中どこにいても寒くないです。
今建築中で引き渡しを楽しみにされている方、
噂通りの半袖生活が待ってますよ!(笑)
温度の体感は男女差があるとは思いますが、我が家では自分が薄着なせいかで奥さんの方が暑がってしまう事もありますので、極度の冷え性等でなければかなり快適だと思います。
ただ基本的にはどこにいても暖かいですが、細かく言えば換気扇の関係でトイレとお風呂は少し他の部屋に比べると寒いです。
少し設定温度は他の部屋よりも高くというのが基本ですね!
とにかくエアコンを使わなくていいので、エアコン独特ののぼせる感覚がないのが本当にストレスにならずに気に入っています。
我が家はさらぽかのオプションも採用したので、夏もこれ位快適になるのか、夏はエアコン必須なのか。
これらはまた夏にレビューしていきたいと思います。
湿度
湿度に関しては賛否ありありますが、我が家の感想は
「完全に砂漠化」
もうびっくりしました。
とにかく入居前に乾燥の対策を怠った自分を叱りたいです。(笑)
湿度は大体27%~40%くらいでした。
もう寝起きに死にそうになるので加湿器は即決で購入。
子供が触ると危ないので、メンテナンスも含めて色々調べて気化式の加湿器を購入。
我が家の購入した加湿器はこちら
加湿器を導入してからは55%~60%くらいになって平和を取り戻しました。
加湿対策としてさらぽかとの併用はできませんが、湿度管理にうるケアというオプションがあります。
我が家は採用していないので直接的なレビューはできませんが、以前インスタでコメント頂いた時には少し加湿に物足りなさを感じたという意見はありました。
ismartでもさらぽかが採用できない寒冷地等であれば採用する人も多そうですが、さらぽかが採用できる地域では迷いどころですね。
さらぽか採用に加湿器を購入してというのが一番無難かもしれないですね。
加湿器は必須です!
遮音性
気密性が高く外の音が入りずらい、中の音は出にくい。
遮音性に関しても満足度はかなり高いです。
映画や音楽を大音量で良質なサウンドで楽しみたい我が家。
LDKのテレビにはSONYのサウンドバーを付けていますが、かなり大音量にしても外にはほとんど漏れません。
外からは窓際にいると少し聞こえるかなくらいなので噂通りの遮音性だと思います。
子供がどうしても甘えて泣いてしまうので、気を使わなくてもいいというのは、アパート暮らしの時と比べて本当にストレス度合が変わってきます。
しかし、この音関連はメリット・デメリットがあります。
室内の音は外に逃げないので建物内に響く
我が家は平屋なのでその影響は少しですが、2階建ての吹き抜けの場合はかなり気になります。
一条工務店といえば吹き抜けでも寒くない!っていうのも魅力の1つなので、これは悩みどころ。
予算に余裕があれば防音ルームに全部屋するのがいいですが、さすがにそうもいかないと思います。
音が気になりそうなら、騒音が大きそうな部屋から作業部屋を離すなど間取りの工夫も大切です。
我が家は書斎を主寝室経由にしてLDKから離しました。
書斎で作業していてもテレビの音は聞こえないので集中して作業ができます。
キッチンやオプションの使い勝手の確認も大切ですが、こういった騒音や細かい住み心地等は宿泊体験でしっかりチェックしましょう!
家事動線
家事動線に関しては平屋にした事もあり、かなり住みやすく快適です!
いい意味でアパート暮らしと変わらずワンフロアで生活ができるので、広くはなりましたが本当に家事の負担は変わらず生活できています。
ワンフロアだと動線というよりは、どんな目的でその収納を使うのかによってかなり日常生活のスムーズさが変わってくるので、平屋を検討している方は、収納の大きさや使う用途をしっかり考えるといいと思います。
我が家の場合は廊下を作らずに、LDKを起点にそれぞれの部屋に行く形なので、どこか特定の場所が使いづらい等も無いのが気に入っています!
よく洗濯機から収納までの動線を考えてなんて聞きますが、平屋で30坪程度ならそれだけで十分生活しやすいです。
2階建ての場合は、洗濯物をもって2階に上がったりになると、毎日の事でしんどくなったりする可能性もあるので要注意ですね。
設備の使いやすさ
カップボードやキッチン、お風呂等の一条工務店の定番の物は、展示場や宿泊体験でもよく見るポイントで住み始めてからも大満足です。
ですが、住み始めると特に次の2点程、地味で細かい部分ですがだんだんと見えてくる"良さ"がありました。
- 洗面所のシャワーの高さを変えられる
- ドアごとにマグネットで固定されていて勝手に閉まらないようになっている
細かい部分で「あ、いいな」と思う発見がありました。
我が家の場合、こういった部分は宿泊体験や展示場ではあまり見えてなかった部分だったのでこういった部分まで宿泊体験や展示場で把握できるといいですね。
その他にも今どきはソフトクロージングは当たり前かもしれませんが、こちらも住んでみると開け閉めで気にせず雑にできるので便利です。
クローゼットのスライドになっている収納は、まだいい使い方が分からずに模索中。
一条工務店オリジナル商品がたくさんありますが、かゆいところに手が届くような仕様が多く、トータル満足度はかなり高かったので住み始めても善し悪しのギャップは少なかったです。
今回は我が家の住み始めて2ヵ月レビューという事で記事にしましたが、
結論:「一条工務店で悔いなし、一条工務店最高」
という感じで大満足でマイホーム生活を送れています。
ですが、乾燥の問題や室内の音の問題など120%完璧かというとそうではないです。
どんなHMでも良いポイント、気になるポイントがあると思います。
その中で対策がとれるかどうかにもよりますが、それぞれの家庭で許せる範囲も違います。
現在家づくり中の方はHMの弱みも考えて、自分の価値観にあった最高の家づくりになればと幸いです!
ではまた!