意外と色々な事をやろうとしちゃいがちな主寝室。その間取りを決める際には部屋の大きさはどう決めたのか。
そこで今回は主寝室を考える際のポイントについてまとめてみたので、家づくりの参考にしていって欲しい。
主寝室のポイント
主寝室というからには寝る事が第一。主寝室を考えていく際には押さえておくポイントがいくつかある。
- ベッドの大きさ
- 家電の配置
- クローゼットの有無
俺が検討したポイントはこの3つ。
ベッドの大きさ
ベッドの大きさを考えるのは=主寝室の広さのを考える事だろう。
大体は主寝室は夫婦、子供は子供部屋というのが王道。子供がまだ小さければ大きくなるまで3人で寝たりすることもあるだろうから、子供の人数を踏まえて決めていきたい。
我が家の場合は子供が1人の為、クイーンサイズのベッドが置ける広さで考えた。一条工務店の図面で言えば3×4マスの6帖だ。でも大は小を兼ねるなんてよく言われたものだけど、クイーンサイズのベッドを置くためのスペースだとすると正直6帖は本当に最低限の広さだと思う。言い換えると予算次第だが6帖以上あるならOKという事にもなる。
ここで重要なのは、主寝室の広さを広く取る事がどれくらい生活を豊かにしてくれるのかって事だ。
もちろん睡眠の質を上げる為にも主寝室をこだわるのは悪い選択肢ではない。むしろ睡眠はQOLを上げる為の手段として、優先順位は相当高いだろう。でも質を上げる為に広さは必要か?答えは「NO」だ。
寝ている際によっぽど壁が迫ってきているだとか、天井が低すぎるなんて事がなければ狭さ故に睡眠の質が下がるとは考えづらい。しかも主寝室なんて寝るだけの部屋。主寝室の広さを確保するくらいなら他の滞在時間が長い部屋を広くしたりした方がよっぽどいい。
展示場とかだと主寝室は豪華仕様だし、ホテルの様なイメージを持つだろう。ホテルライクにする為に壁紙や照明をマネするのは良いと思うけれど、主寝室の広さに関しては見栄でしかないと思うから冷静に考えて欲しい。
この考えは主寝室だけでは無くて他の部屋も同様だ。家づくりではあれもこれもダメだとつまらなくなるけど、一方で見栄と金銭感覚の麻痺との闘いでもある。
広さを決める際には必要最低限な場所と、贅沢な広さだと割り切る場所を明確にしていこう。
睡眠の質
睡眠の質を上げるには広さじゃないかもって少しは思ってくれた人もいるだろう。いや、いるはず。そこでせっかくだから睡眠の質にも少し触れていきたい。
俺が考える睡眠の質を上げる要素はこれ。
- マットレス
- 香り
- 照明
- 音楽
- 湿度
ここではすべてを説明はしないが、使っているアイテムなんかは参考にしてみて欲しい。それぞれの使用品に関してはブログかインスタで発信していく予定だ。
1つだけマットレスに関してはこの記事で紹介させて欲しい。
俺が使用しているのは「コアラマットレス」
一時期インスタでかなり宣伝されてたマットレスだ。よく見るのが、マットレスの上にワインを置いてもワイングラスが倒れないというCMだろう。
実際にワインが倒れるかどうかはさておき、寝心地が最高に良いのは間違いない。
マットレスの場所によって微妙に硬さが違っており、とにかく寝返りがしやすい。特殊なウレタンで作られているみたいだが、衝撃を加えても気持ち悪い位に吸収してくれる感覚は本当に不思議なマットレスだ。
あと今時のコイル式のマットレスなら基本的には大丈夫なのだろうけど、よくあるコイル式のマットレス特有のコイル鳴きみたいな事も無くてストレスが無い。寝る際にギーギー音がするのは想像以上の苦痛だろう。
お試し期間があったりするし、値段も良質なマットレスの類からするとかなり安い部類だと思うから一度体験して欲しい品ではある。
家電の配置
主寝室ではスマホの充電と、加湿器がメインになってくる。
え?加湿器?となりかねないくらい当たり前のように加湿器が出てきたが、一条工務店の住宅には加湿器は必須だ。
湿度の問題だから夏は問題ない。さらぽかを稼働させていればじめじめする事までは無い。でも冬は床暖房で家中暖かい反面、その乾燥度合は相当なもの。
基本的に冬場の湿度は30%台が当たり前だし、そんな状況での寝起きなんて口内がカッピカピになるのは必至だ。
乾燥する感覚は人それぞれかもしれないが、これは何とか信じて加湿器を即決して欲しい。何なら冬に引き渡しであれば、入居前準備として必ず買ってから入居して欲しい。
加湿器について熱く語ったけど、これくらい加湿器は必需品になってくるからベッド横にはコンセントを必ず配置しよう。スマホの充電も考えると片方ではなく、両側にコンセントを配置する方が失敗は無い。
でも我が家のニトリのベッドフレームもそうなのだが、今どきのベッドフレームだとコンセントが差せるようになっている物もたくさんあるから、スマホの充電はベッドの電源から取るのも1つの選択肢になってくる。
クローゼットの有無
建坪自体に余裕があれば変わってくるポイントでもあるのだが、基本的にはクローゼットは主寝室と併設でも良いと思う。
寝起きでサッと着替えたりもできるし、わざわざファミリークローゼットのように広いクローゼットを確保するのはかなり金銭的負担も大きい。
むしろ我が家の場合クローゼットは主寝室に集中していて、収納においてはメインの部屋になっているといっても過言ではない。
スペース的にそこまで余裕がない家づくりの場合は我が家を参考にして欲しい。