3月はApple新製品発売のラッシュで、iPhoneにiPad、Macまでよりどりみどり。
今回はM1チップ搭載のMacBookを愛用している私が本気で買い替えを悩んでいることもあり、比較ポイントを改めて考えていきたい。ブログにまとめることで同じように比較検討している人の役にも立てるし、自分自身の選択が盲目的にならないようにもできるから一石二鳥でメリットがある。
お金に余裕があればここまで悩まなくてもいいのだが、限りがあるからこそ真剣に考えて皆さんに情報を届けたい!
では早速いきましょう!
目次
M1 MacBook Pro
愛用しているMacのスペックはこちら。
- M1チップ
- メモリ16GB
- ストレージ2TB
現在愛用しているのはM1チップが搭載されている13インチMacBook Pro。初めてApple独自のMチップが搭載されたモデルなのだが、2020年11月に発売となるともうそろそろ丸5年が経つ。確信的だったモデルも遂に5年前となるのは感慨深い。
このM1チップのMacBook Proと聞くだけで気がつく人も多いと思うが、Proチップではない13インチのProモデルは現在のラインナップでは廃盤となっており、懐かしのTouch Barが搭載されているモデルだ。現在はProの筐体に無印のチップを積むことができるようになったから、ディスプレイ性能やインターフェース面が強化され、選択肢もシンプルになって選びやすくなったといえる。
主な使用用途
私のMacの使用用途はそこまでイレギュラーではないが、今回の比較検討の参考までに共有。
- ブログ執筆
- 画像編集
- 画像・動画の管理(外付けSSD)
- 動画編集(頻度低め)
- ブラウジング
ざっくりまとめるとこんな感じなのだが、動画編集とはいってもそこまで高頻度ではなく、趣味での動画制作程度だから今回比較していくMacならどれでもそこまでストレスはないだろう。
M4チップ搭載Macとの比較
ここからは今回発表されたM4チップ搭載のMacをAirとProで比較していく。

ここで注目したい比較ポイントは4つある。
- ディスプレイ性能
- インターフェース
- ファンの有無
- 価格差
今回メモリは16GBで足りる予定だから比較するポイントからは除外した。というのも、今回のM4チップからApple Intelligenceを見越してなのか、メモリの最低容量が8GBから16GBに引き上げられた。これまでの8→16GBへのメモリ変更は当然金額も上がるわけだから、8GBを選択していた人や16GBで十分な私にとっては嬉しいアップデートだった。
ディスプレイ性能
ディスプレイの輝度の差があるにしても一番はProMotionテクノロジーの有無が個人的には最大の差だと考えている。現在愛用しているM1のMacBookはProモデルとはいえ、ProMotionテクノロジーは非搭載。だが、Apple Storeで実物を見てみると、120Hzの滑らかなディスプレイは非常に視認性も良く、高級感を感じさせるリッチなPC体験を与えてくれる印象だ。
インターフェース
Thunderbolt端子が2〜3個搭載されている。M4チップの場合には無印のM4ならThunderboltが2個、M4Pro以上のチップの場合には左2個の右に1個の合計3個のThunderboltが搭載されている。これは左右についていることがもちろんプラスではあるのだが、ドッキングステーションやハブがあることで用途としては事足りてしまうことが多い。あくまでもプラスαの感覚は拭えない。
ファンの有無
Appleが革命を起こしたのがMacBook Airのファンレス構造。パソコンは処理が重くなるとCPUなどのパーツが熱を帯びてくるのだが、その熱をファンで逃すのがパソコン業界での常識。だがこれが通用しない…もうよく分からない話なのだが、MacBook Airにはファンが搭載されていない。Appleシリコンと呼ばれるチップが搭載されていてからは、処理時に熱の発生がかなり抑えられることでファンレス構造を実現させている。
でもこのあくまでも抑えられていると書いたことには意味がある。抑えられてはいるが、本当に重い作業や長時間の作業時には熱は発生する。熱が発生するとPCは本来の処理性能を発生することができず、性能を落とすことで熱を下げ、元の性能を取り戻そうとする。その無駄なロスを防ぐためにもファンの有無は重要な問題になる。
だからこそProモデルにはファンが搭載されているのだ。
どんな作業を行うかを洗い出す重要性はこういった理由からきている。インターフェースのように代替が難しいからこそ、ファンに関しては致命傷になりかねないし、リスクを取りたくない日本人からすればファン有りのモデルを選びたくなるのも頷ける。
価格差
物を買う際に機能・性能と価格を見ないで買う人はほとんどいないだろう。価格を見ないで買い物するような人はそもそも情報なんて取りにいかず、とにかく即決するから比較する意味すらない。
スペックを揃えた場合には表にあるようにAirが224,800円、Proが278,800円となる。ただし、チップのコア数に違いは出るが、ここで金額アップさせてまでAirのコア数を上げる選択肢が私にはない。
価格差は54,000円となるが、皆さんの感想はいかがだろうか。
損するぞ!賢くMacを買うなら整備済み製品!
私がいつもApple製品を購入する際にチェックしているのはApple公式の整備済み製品だ。
え?整備済み?普通に中古なんて怖いし、誰が触ったから分からない物なんて買わないよ…
使用状況が分からないからこそ、中古に対して抵抗がある方も少なからずいるだろうし、知らない人からしたらこの中古というこ響が大きなハードルになってしまう。
でもApple公式の整備済製品は一味違う。

新中古品のような立ち位置でありながら、バッテリーと外装が新品とあれば、それはもう気持ちの問題以外はほぼ新品と言ってもいいレベル。これで最大15%割引となればApple製品をお得に買う重要な選択肢になりうるだろう。
だが整備済み製品には当然注意点もある。それは販売されている製品は、基本的に一世代以上は前のモデルになる可能性が高いこと。だが果たして一世代での差がどのくらいあるのだろうか…その差がここが鍵になってくる。
モデルが古いことでのデメリットはいくつかある。
- 修理対応期間
- OSアップデート期間
- チップ性能含めた性能面
ここいらが主なポイントなのだが、実際に直近のM4チップとM3チップのMacBookでは何が違うのかを見てみたい。

細かい差だが、チップ性能の他にもインターフェースやカラバリなどにも違いがあり、最新モデルは堅実に良くなっている部分があるのも否めない。
この47,000円の価格差で性能にどの程度インパクトがあるかがポイントになるのだが、Macを買い替える際、仕事などで使用するために最新モデルを常に買い替えているなど、余程のことがない限り、数世代前のモデルから乗り換えるユーザーが余裕で多いはず。そう思うとやはり、M1からM3やM4への乗り換えにおいてはどちらも性能アップは見込める状況になるし、M3とM4の性能差において実感はあまり得られないのではないかとも思う。
超ヘビーユーザー以外は整備済み製品での購入が性能と価格のバランスが良く、高コスパと言えるだろう。
注意点
まとめ
私の結論としては時期を見てになるが、おそらくM3チップ搭載のProモデルを整備済み製品で購入する予定。
ディスプレイ然り、処理性能然りで、現状のM1チップ搭載の13インチのMacBook Proよりかは全てにおいて進化する選択肢になる。しかもAirのファンレスは動作安定性の観点からも、元自作PC民からすると避けたくなってしまうから、私はProを選んでいきたい。
まあどちらにしてもいい環境にはなるわけで、そこをM4チップとの差になる47,000円という価格差が後押ししてくれる。見た目に大きな変化も無いから、性能も所有欲もM4チップでなくとも、私はM3チップ搭載モデルで大満足できそうだ。
それよりもこの浮いた予算で友人と美味しいご飯を食べに行こうか…Apple Watchを新調する足しにするのか…予算に限りがあるからこそ、最新モデルを選ぶよりか幸せになれる確信がある。人生を彩ってくれる大事な友人と、日々のワクワクをくれるガジェットに乾杯したい。
さいごに
いや〜自分もお金がめちゃくちゃあるならスパッと歯切れ良く買うんだけどな…
今回の記事はMacBookの買い替えを検討している読者に少しでも参考になったでしょうか。
MacBookは完成度も高いですが、PCとしてみたらブランド品のような物だと思います。そのブランド品を最高に楽しむためにも、少しでもお得に、無駄なく買い替えて愛用していきたいですね。
今回の記事が参考になったよ!とか、何か私のデスク環境などご質問があればコメントいただけると嬉しいです。
ではまた!