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【キーボード】1800円の安価なキーボードと何が違う?ロジクール「KX800 MXKEYS」レビュー

ガジェットは沼。

今まではAmazonで購入したロジクールの安物メンブレンキーボードを約2年ほど使用してきた。

その道中にはメカニカルのゲーミングキーボードを試してみたりもしたが、どうにもしっくりこなくてメンブレンに戻すはめに。

メンブレンも気に入っているというよりかは所持しているキーボードの中での消去法だ。本当は長く愛用しているノートPCのキーボードが一番しっくりくる。もちろん世間的にファンも多い良いキーボードがあるのは知っているけど、金額が30,000円前後ととても手が出せない。

そこで色々調べていく中で金額的にも打鍵感的にもまさにこれだ!というドンピシャなスペックのキーボードを購入したからガチレビューをしていきたい。

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【ロジクール】KX800 MXKEYS

購入したキーボードはこちら。

ロジクールのMXKEYSというシリーズのテンキーも付いたフルサイズのキーボードだ。
まずはそのスペックをチェックしていきたい。

本体サイズ 430.2×20.5×131.63㎜
重量 810g
接続方式 Bluetooth/USB
対応OS Windows/Mac/iOS/android/Linux
キースイッチ パンタグラフ
テンキー 有り
キーピッチ 19㎜
キーストローク 1.8㎜
電源 充電池
バッテリー寿命 バックライト有り10日間/無し約5ヶ月
マルチペアリング 有り(Bluetoothにて3台まで)
バックライト 有り(センサー式で自動点灯)

スペックを見るだけで分かるその豪華な仕様。さすがにロジクールの高級キーボードなだけあって抜かりはない。

1,800円のキーボードと何が違う?

上記のスペック表を見るだけでも仕様自体は大きく違うが、taka的な注目して欲しいポイントがいくつかある。

注目ポイント

  • 重量
  • バッテリー寿命
  • マルチペアリング

重量

キーボード1つの重さがなんと810gもある。重いのはメリットかデメリットか。いやメリットしかない。
そもそもフルサイズのキーボードを持ち運ぶような猛者は重さなんて気にしないだろう。基本的には置いたままになるキーボードは重い方が良い。重い事のメリットは何と言ってもタイピングしていてもキーボード自体がずれない事だ。

安物キーボードはどうしてもプラスチック感が前面に出てくるし軽い。軽いとせっかくゴムの滑り止めが付いていてもあまり効果が得られない。

快適なタイピングの為には重さもキーボード選びには重要だ。

バッテリー寿命

基本的にはバッテリーのキーボードは充電の管理がめんどくさい。でもこのMXKEYSに関してはバックライトONで10日間、OFFで5ヶ月と驚異的な電池持ちだ。こうなってくると充電の不安もないし、手間も最小限にできてバッテリーである事のデメリットは限りなく無いに等しくなる。こういった基本的な部分の作り込みの良さがあるからロジクール製品はファンが多いのだと思う。

マルチペアリング

PCを複数台所有していたり、タブレットをPCと併用したりするユーザーにとってはかなり利便性が高い機能だ。Bluetooth接続にて3台まで接続しておく事で、キータッチで簡単にペアリング先を変更できる。毎回設定からBluetoothの接続先を変更しなくていいのはかなりありがたい仕様だ。

そして、今回このキーボードを購入するにあたってのtaka的キーボードに求める事を挙げていきたい。

takaがキーボードに求める事

キーボードに求める事

  • ノートPCの様な打鍵感
  • 最低限のショートカットキー
  • テンキー付き
  • 日本語配列
  • 薄型
  • ワイヤレス

この要望からたどり着いたのがキーボードがMXKEYSで、要望をしっかり叶えてくれた。

それではファーストインプレッションを元に解説していく。

打鍵感

キーボード画像からも分かるようにパンタグラフ式の薄型のキーボードだ。ノートPCの打鍵感を求めていたのだから必然的に同方式のパンタグラフのキーボードなった。
パンタグラフ式のワイヤレスキーボードとなるとかなり選択肢は限られてくる。加えてパンタグラフのキーボードに心地良い打鍵感を求めるのもなかなか難しい。

このKX800 MXKEYSは打鍵感に定評があるがキーストロークが1.8㎜となっており、メンブレンの3~4mmは当然としても通常のパンタグラフ式と比較してもキーストロークが浅くなっている。だが、打鍵感は損なっていない。いや、むしろ心地良さすら感じる打鍵感だ。
打鍵の感覚もしっかりあるのにキーが重くなく、軽すぎもしない。本当に絶妙。

あと細かい部分かもしれないが、ホームポジションにあるFキーとJキーの突起が通常のキーボードよりもはっきりしている感じがあってホームポジションでのタイピングも安心して行える。さらには「Perfect Stroke」キーと呼ばれるキーの中央が少し球状にくぼんでいる形状も相まってさらにタイピングの安定感を増してくれている。

これはさすがに試しに触らないと分からないが、思った以上にブラインドタッチの安定性の向上に効果を発揮する。

最低限のショートカットキー

今まで使っていたキーボードもいくつかのショートカットキーがあってかなり便利だった。
ガジェットに関して知識があれば、ある程度のキーボードならショートカットキーくらい当たり前かもしれない。だが、意外とパソコン中心で仕事をしていなかったりするとちょっとしたキーでも便利で感動する。

takaもそこまで特殊なキーはいらないからいくつかポイントだけ考えてキーボード選びをした。

  • 電卓
  • 再生、一時停止等のオーディオ操作
  • 音量の調整

これくらいで感動したりするなという意見があるかもしれないが、実使用においてはこれで十分。

注意点

スクショのキーはあるが、プリントスクリーンの様な直接貼り付けが出来るようなキーは無い。

薄型

最近のゲーミングキーボード等は、そのキースイッチの特性からキーボード自体の厚みが出てきがちになる。
通常のメンブレンでさえかなり厚みが出てきてしまう。

左が以前使用していたメンブレンのキーボード。右がMXKEYSとなる。
厚みに関しては一目瞭然なのだが実際にタイピングしてみるとより違いを感じる。キーボードの厚みが気になりパームレストを使用していたが、パームレストがどうしても動いてしまったりキーボードとの距離が変わってしまったりと小さいストレスが拭えなかった。

このMXKEYSはかなり薄型で、個人の好みの問題もあるがパームレストは基本的には不要だし、先述したようにキーボード自体が810gと安物キーボードと比較して重くずっしりしているからズレる心配が全くない。タイピングの際に手首の角度がきつくならなかったり、こういったズレが出ないという事は長時間の使用においての快適なタイピングには欠かせない重要なポイントだ。

注意

ズレによるストレスを感じたくない場合は薄型のキーボードを使用してパームレストを使わない。キーボード自体の重量もしっかり比較する。

ワイヤレス

今時反応速度がシビアなゲーミングキーボードですらワイヤレスになる時代だ。せっかくデスクをスッキリさせているのにキーボードの配線が出ているのは美しくない。

ただBluetooth接続の場合は若干の遅延や接続の安定性等に不安が出てしまっても嫌だったからUSBレシーバーのワイヤレス接続は必須だ。ただしこのポイントに関しては現状の安物もUSBレシーバーでのワイヤレス接続になっているから、そこまで特別感があるポイントいうわけではなく、当たり前に欲しい機能となった。ユーザーはどんどん贅沢に慣れてくる。

その他にもテンキー付きや日本語配列のポイントも特別変わったポイントではないから割愛する。

どんな人にオススメなの?


正直パソコンを日常的に使用しないなら、こんなこだわりの塊みたいなキーボードはいらない。1,800円で買えるような安価なワイヤレスキーボードで十分。

でも次の内容に少しでも引っかかるなら検討して見て欲しい。

チェックリスト

  • 日常的にPCでの作業が多い
  • タイピングに自信が無い
  • ノートPCの打鍵感が好み
  • 複数のPCを使用してる
  • 作業中のパームレストやキーボードのズレが気になる
  • Mac、Windows両方のOSを使用する可能性がある
  • 少し暗い環境で作業することがある
  • 某高級キーボード程の予算は無い

ざっと感じたポイントを挙げたが、少しでもキーボードにこだわりたいなら断然このオススメはキーボードになる。
しかも値段も13,000円~15,000円前後で通常販売されている為、ハイグレードのキーボードとしては比較的手が出しやすいのも特徴だ。

ロジクール製品は質の高さや使い勝手など評判は上々。ただそれだからといっても万人にウケる訳ではない。

でもこのMXKEYSは間違いなくロングセラー商品だし、PC作業において欠かせない相棒になってくれるポテンシャルを秘めているから是非手にして欲しい。

キーボード選びはこれで終わりだ。

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