このブログをご覧の方はきっと答えられる方も多いだろう。
「自分が普段何WでスマホやPCを充電しているのか」
この毎日のルーティンとも言えるガジェットの充電なのだが、実際には関心のない人があまりにも多すぎる。これは単純に私の周りの場合の話なのか、それとも実際の世の中はこんなものなのかは不明なのだが私は追求したい。
お金をかけずに高速充電がしたい。このロマンとケチとが入り混じった実にわがままな要望を叶えるべく、私が人柱として充電器を3個も購入した。
そもそも同じような用途の充電器を一人で3個も買ってしまったら私自身のコスパは正直ボロ負けだろう。だが、この記事を見た皆さんが充電界での勝ち組になる為に私一人が日本のために犠牲になろう。
私の屍を超えてゆけ!
では早速いってみよう。
目次
購入した充電器3選
CIO
大阪府に本社を置く日本の法人。最近のガジェット関連では日本企業があまり台頭してこないから貴重な日本企業と言ってもいい。
コンパクトでスタイリッシュなデザインが所有欲を満たしてくれる。本体にはシボ加工が施されており傷が目立ちにくいなどユーザー目線での製品作りが見てとれる。
デバイス毎に最適な電力を自動で振り分けてくれる「Nova Intelligence」が注目ポイント。
AUKEY
本社を香港に本社を置く中国法人。近年Amazonではサクラのレビュー関連から販売が停止されてしまい今は量販店か楽天市場などで購入が可能。
シンプルなデザインで高出力ながらも価格が抑えられているのが特徴。今回は90Wのタイプを紹介したがそれでもコスパはダントツ。
AOHi
香港に本社を置く中国法人で中国、インド、インドネシアにも拠点がある。2004年に創設とこの3社の中では一番歴史がある。
正直今回紹介した会社を除いても知名度はかなり低く使用しているYouTuberやブロガーはほぼ見たことがない。
コンパクトなデザインとポップなイエローが特徴的でコスパも非常に高い。
それぞれの充電器特徴まとめ
それぞれの特徴をまとめてみた図がこちら。
使い勝手のポイント
大きさ
大きさはCIOとAOHiの勝ち。AUKEYは90W出力と高出力だから当たり前だが、ある程度価格を抑えられるように購入品を選んでいるから許してほしい。
充電するデバイスにより90W以上が必要か否かは決まってくるから自分の1軍アイテムと相談したい。私の使用しているMacBook Pro13インチの場合だと他のデバイスとの同時充電も必要だから90Wは安心感がある。それでこのサイズ感なのはむしろありがたい。
ポート数
一応CIOもAUKEYも3ポートあってAOHiが2ポートだからもちろん大いに越した事はない。だが使い勝手で言えば今はiPhone・Apple Watch・AirPodsの3種類のデバイスを同時に充電できる3in1の充電器が多くなってきているから不便さは感じない。
さすがに65Wで1ポートなんていう充電器もあるからせめて2ポート以上の充電器を購入しておけば間違いないだろう。
デザイン
最近ではガジェットもオシャレになってきており、所有欲を満たす事も大事なポイントになってきた。個人的にはAOHiの充電器がデザイン的には好みで、他のブランドもブラックやホワイトある中でAOHiはイエローのポップな色が絶妙でかわいらしい。
少し冒険が怖くてブラックを購入したがイエローが良かったと今は少し後悔している。CIOもシンプルでデザイン性は高いがここは好みの次元だろう。AUKEYは特に特出したポイントは無く無難of無難。
充電時の挙動も意外と大事
USB PD(Power delivery)という規格によってされているがそもそもPD?なにそれの状態だと思う。簡単にポイントを挙げるとすれば、充電を行う際にデバイス側から充電に関する情報を受け取る事で最適な電圧で充電が可能というのがPDの大きなポイントになる。
だが、これが意外と各社で挙動が違う。しかも最近人気だから言いづらい部分ではあるがCIOの充電器が正直挙動が怪しい。先程もいったように充電の開始時にデバイス側の情報をキャッチするのだが、充電が一度途切れたような挙動をする上、それがあまりにも頻繁に起きてしまう。
しかもそれがiPadなどを接続していると誤作動してしまい、何度か充電ができていなかった事もあった。
最近は安定してきている気もするが、その他のメーカーが安定しているからどうしても不安感が募る。CIOに関しては一度初期不良で交換してもらった事もあるのだが対応は非常に良かった。日本企業としても応援はしていきたい。ただし中華製が=低クォリティーな訳ではないから製品の共同の部分で言えばAUKEY・AOHiの方が優秀だった印象だ。
ぶっちゃけ充電器にいくら出せる?
Xでもポストした事があるのだが、ぶっちゃけた話スマホやPCの充電器にいくら出せる?
2,000円?6,000円?それとも10,000円以上?
最近の技術が進歩しているのは理解しているがみんな目を覚ましてくれ。いつからだ…充電器が5,000円や15,000円という高価格帯が当たり前になってきたのは。
充電は毎日行うから重要性も高いしその体験をこだわる事自体はいいこと。でもさすがに高すぎやしないか。
私自身はガジェットが好きで最高の環境で相棒に餌を与えたいと思っているから多少は許せるのだけれども、何かきっかけがないとこだわるに至るのは難しい。私のきっかけはiPhone6SからGalaxy note8に乗り換えた時になる。
当時はiPhoneからの乗り換えだった事もありiPhoneに付属していた5W出力の充電器を使用していたのだが、当然のように同じ充電器を使用しようとしたが満充電まで充電できずに困った経験がある。まさか充電器に出力の違いがあって充電ができない事があるなんて知る由もなかった。ここから充電器にこだわるようになっていくことになる。
だがこれまでは付属の充電器で十分だったのに、スマホの進化とともにお金がかかるようになるのはハードルがあまりにも高い。0円→3,000〜10,000円位の金額にアップしていく差は大きい。
結局は性能のアップとともに高出力の充電器が必要になるのは仕方ないが、皆さんはどれくらいの金額までが許容範囲だろうか。
これが答えだ!おすすめ充電器
今回の充電器選びだが私の答えとしては…「AOHi」が現時点ではおすすめ。
選ぶポイントになったのは下記の通り。
おすすめポイント
- ポップなカラー
- コンパクトながら安定した充電
- 出力に対する価格の安さ
- デザイン性の高さ
こうした充電器に知名度があまりにもないメーカーは怖い気もするが、私自身が実際に使用してみて動作が安定しているならそれが今のところの答え。個人的には変にYouTuberが宣伝しているだけで長期的に使っているか不明な製品より断然いい。
今回比較したCIOとAUKEYも正直好みで購入してもいいレベル。でもブランドにこだわりがなく安く高性能の充電器を買いたい人はこの記事を参考にして欲しい。
最後に
今回の記事いかがだったでしょうか。
昨今の充電器界隈があまりにもお金がかかってキツすぎるからコスパのいい充電器を求めてこの記事を作成しました。今回紹介したメーカー以外にもUGREENや王道のAnkerにMATECHなどいいメーカーは他にもありますが選択肢が多すぎるのも頭が痛いですからね。
これからノートパソコン業界はさらに省電力で進化が続きそうですから、まだ充電器を選んで購入した事が無い方はぜひ一度調べてみて欲しいです。
この記事が少しでも充電器選びの参考になれば幸いです。
ではまた!