ガジェット レビュー

【M3チップMacBook Pro発売】M1からの買い替えはしなくてOK!ベンチマークに踊らされるな!

10月31日に発表されたM3チップ搭載のMacBook Pro。

大幅なアップデートいうよりかは製品ラインナップの統一を図るような内容も含まれていた為、どこがポイントなのか誰が買い替え対象になってくるのかを解説していきたい。

taka
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M3 MacBook Pro発表のポイント

個人的なポイントは5つ。

M3MacBook Proのポイント

  • MacBook Pro14インチのディスプレイに無印のM3搭載
  • ポートが増えるのはM3Proチップからなので注意
  • スペースブラックはM3Proから選択可能
  • 13インチのMacBook Proは消滅
  • M1のMacBook Airは継続

詳細なスペックに関してはこのブログではまとめない。スペックを並べるだけの不毛な情報はApple公式サイトを見る方が遥かに比較しやすくなっている。だからこそ、個人的なポイントをまとめて実使用に近い話をしていきたいと思っている。

ではそれぞれのポイントの解説をしていきたい。

MacBook Pro14インチのディスプレイに無印のM3搭載

これまでのMacBook Proは無印のM1、M2チップを搭載する場合には13インチの筐体が採用されていた。
私が愛用しているのもM1チップ搭載の13インチMacBook Proなのだが、今回初めて14インチMacBook Proの筐体に無印のM3チップが搭載された。

ディスプレイだけを見てもかなり大きなメリットがある。

これまでの13インチの筐体では画面のリフレッシュレートが60Hzだったのだが、14インチ・16インチの筐体では最大120Hzの滑らかな映像になる。

画面のリフレッシュレートまでこだわると少しマニアックになる気もするが、実際の動作を見るとその違いははっきり分かるくらいに残像感がなく画面が見やすい。

そして画面の明るさが上がった他にそもそもの画面サイズが13から14インチ以上になるから単純に大画面で作業ができる。14インチ以上の大画面で作業をしたい場合には高価でハイパフォーマンスなM◯ProやM◯MAXといったチップの搭載が必須だった。

taka
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「ガッツリ作業がしたいプロはお金払ってね!」みたいな感じで自分のようなミドルユーザーには厳しかった…

これがチップの差があっても接続できる外部モニターの数以外は同じスペックになったのは大きな進化。

ゴリゴリのProではない限り、無印のチップでもオーバースペックという人は多いだろうからディスプレイ進化は嬉しいポイントだろう。

ポートが増えるのはM3Proチップからなので注意

少しタイトルが大袈裟だが、ポートはチップによって差が出る。とは言っても差が出るのがThunderbolt4が2か3の違いだ。

その他のSDやHDMIポートは同じように搭載されており、これまでの13インチのMacBook ProやAirのようにThunderboltが2つの尖った仕様とは打って変わってかなり使い勝手が良くなった。

HDMIやSDカードリーダーまで搭載されているのであれば、勝手な数字ではあるが8割以上のユーザーにとってはThunderbolt4が2つあれば十分だろう。

これは14インチの筐体がベースになることで大きく進化したと言えるポイント。13インチユーザーからすれば実に羨ましい。

スペースブラックはM3Proから選択可能

今回のM3発表の目玉の一つでもある新色スペースブラック。

先程までの無印のM3チップもユーザーにとっては大きなメリットが多いのだが、ここでAppleは露骨に差別化を図ってきた。

前回のM2チップ搭載のMacBook Airにはミッドナイトが追加されて待望の黒系MacBookだったのだが、今回はProモデルにスペースブラックが追加されてミッドナイトよりも純粋な黒が発売された。

だがProとはいってもM3Proチップからしかスペースブラックは選択できない仕様となっており、無印のM3チップでは選択できずスペースグレーとシルバーの2色展開となっている。

これまでの内容を見るからにこの色選択でスペースブラックを選択する事が出来れば完璧だった。

だがしっかり色でスペックの差が分かるのは所有欲としては満たされるのだろう。これが強者Appleのビジネス。

13インチのMacBook Proは消滅

ついに13インチのMacBook Proが廃止となった。

これまではMacBook Airではファンレスの関係により高負荷な作業を行う場合には心配も残った。だがそんな時に活躍したのが、ファンが搭載されており冷却性能が高くなっていた13インチMacBook Pro。だが今回は14・16インチのMacに統一した事でラインナップからは姿を消した。

この変更に伴いTouch Barが搭載されているMacBook Proも無くなることとなった。

13インチという持ち運びには丁度いい大きさであることや、バッテリー持ちの良さ、さらにはファン搭載によりAirよりも長時間の高負荷な作業にも対応できるという事で私自身も気に入っていた。

ただこれに関しては正直14インチ以上の筐体のメリットも大きかった為、一概に無くなって残念だとは正直思わなかった。

  • キーボード
  • リフレッシュレート
  • ポート数
  • 画面サイズ

やはり純粋に14インチ以上の筐体は上位版にあたるから満足度も上がるのは当然だろう。

M1のMacBook Airは継続

13インチのMacBook Proが廃止された今、13インチのMacBookはAirのみとなった。これまでラインナップが散らかっており、用途に合わせた選択が難しかった問題が解決に向かいそうだ。

ライトユーザーでそこまでの画面サイズが不要であればM1搭載のAirを選ぶ。しかも今回のポイントはM1チップのAirも継続したという事が重要。

M3のMacBook Airが発表されたらこちらも廃止されるかもしれないが、そもそもがユーザー8割以上はM1でも十分な作業がほとんどだ。間違いない。

M1はYouTubeで言われるような軽い作業ならなんていうレベルのチップでじゃない。それでも物足りないのは本当のプロとして高負荷な作業を行う場合のみ。

だからこそ間口を広げるという意味でも、M1のMacBook Airがラインナップに残ることは非常に重要な役割を担ってくる。

まとめ

M1チップ使用者が考えるM3買い替えポイント

  • ディスプレイの大型化(ファン搭載込み)
  • キーボードの打鍵感
  • リフレッシュレート
  • ポート数の増加
  • デザインの好み

基本的には故障が絡んでいないのであれば買い替えは勧めない。

M1での作業性もまだまだオーバースペックになる人が多数だろうし、困るようなプロであればもう買い替え済みだろう。

このブログではプロ向けというよりかは家で副業を始めたい人や、友人にガジェットの相談を受けたらどうするだろうという目線で発信をしている。そんな面線で言えばデザインで買うにしても高過ぎるし、ベンチマークを気にして買うなんて愚の骨頂だと思っている。

だからこそM1からの買い替えは基本無し!もし買い替えるならば買い替えポイントに大きな魅力を感じたイレギュラーな方になるだろうと思うから参考になれば幸いだ。

最後に

taka
taka

今回の記事いかがだったでしょうか。

基本的にはM1→M3への買い替えは不要という立場ですが、周りのYouTuberやブロガーはどのような評価をしているんですかね。
完全に個人の偏見で、スペック上の変更点だけをまとめて「順当に進化してますね!」とか言っているのだと思うと萎えるから見る気が全く起きないんだよな。

ネガキャンをする気は無いのだが友人に勧めるには流石に価格が高いし、この買い替えをするくらいなら海外旅行に行って欲しいというのが本音です。

こういったレビュー系に関しては、友人に対してお勧めできるのは何かを考えて運営をしています。

今後も運営方針をぶらさず、個人の実体験を大事に独断と偏見をぶちまけていこう!

ではまた!

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