ガジェット レビュー

【AirPods第3世代レビュー】Appleで固めてればこその満足度。コスパは要検討【他社製と比較】

Appleで身の回りのデバイスを固めていたら、どうしても欲しくなってしまったAirPodsシリーズ。

9月8日にAirPods Pro2が発表されたが、色々と吟味した上で最終的にはProではなくAirPods第3世代を購入した。そこでなぜProにしなかったのか踏まえた比較ポイントや、求めていたワイヤレスイヤホンの仕様なども今回の記事ではレビューしていきたい。

taka
taka
takaです!InstagramYouTubeもやっています。フォロー、チャンネル登録もよろしくお願いします!

これまで使用していたイヤホン

まず最初に言いたいのは、この記事はよくあるようなガジェットレビュアーのように無数のイヤホンとの比較ではない。あくまでも個人的に買い替える際に、何故AirPodsを選んだのかを解説していく内容なので多くの方に刺さる記事にはならないと思います。

それでは本題に戻りますが、これまで使用していた無線イヤホンは「EarFun Air Pro」。

最近ではコスパが良いことで人気のワイヤレスイヤホンではないかと思う。

Ankerの「soundcore Life P2」も購入したが耳への装着感が個人的にあまりにも合わずに早々に売却してしまった。

このEarFunを購入したのは以下の理由になる。

購入ポイント

  • 価格が安い
  • ANC搭載
  • 見た目がかっこいい
  • 防水IPX5以上

正直そこまで深い理由はなく、コスパが1番の理由だったと思う。購入時に使用していたスマホは「Galaxy S21 ultra」。

実際の使用感だが、音も性能も装着感も想像以上に良かった。

ワイヤレスイヤホンの入門みたいな気持ちで購入したEarFunだが、重低音もしっかり出ていて音声もクリア。国民の8割くらいはこの音で満足するだろうと感じた。

装着感もフィット感が良く、落下する心配をする事は全くなかった。カナル型はイヤーチップを交換する事で簡単にサイズを変更できるのが大きなメリットでもある。

それなのに金額は6,000円以下とコスパが完全にバグっていた。

買い替えの検討

何故コスパの良いイヤホンを持っていながら買い替えを検討したのか。

一番の理由は身の回りのデバイスをAppleで統一したこと。もちろんPCも自作PCからMacBookへ移行した。

これまでの使用の中で、EarFunのイヤホンに唯一不満を持っていたのがBluetooth接続の切替だ。

iPhoneで接続していれば当然、一度Bluetooth接続を解除してからその後Macに接続を変更しなければならない。

これが本当にめんどくさいて手間に感じていた。

ところが色々調べていると、AirPodsならペアリングの自動切り替えの機能で解決できることを知った。

複数同時接続だけならば、色々なメーカーから出ているハイエンドのワイヤレスイヤホンでも存在はする。しかしマルチペアリングが搭載されている機種の場合、ハイエンドの為3万円は超えてくるような価格帯が基本。

それならば、せっかくApple製品で統一もしているし揃えたという正にAppleの術中にハマり、AirPodsの購入へと踏み切った。

Proか第3世代か

まずApple Storeの中の選択肢としては3パターンになる。※2022年9月8日新型のAirPods Pro2が発表されました。

  • AirPods Pro
  • AirPods第2世代
  • AirPods第3世代

ここで第2世代は流石にデザイン的にもスペック的にも微妙だと感じ選択肢から外した。

結果としてはAirPods第3世代を購入した。

主に比較検討したポイントは以下の表を見てほしい。※表はAirPods第2世代で再度作成しました。

大きくはやはり目玉機能であるノイズキャンセリングとカナル型かインナーイヤー型の違いだろう。

購入する際に比較するポイントはまだまだあるが、個人的な用途では今回の購入に関してそこまで重要なポイントでは無かったから絞り込んで紹介していきたい。割愛するポイントに関しては表を参考にそれぞれの用途を踏まえて検討してほしい。

ノイズキャンセリング

まずノイズキャンセリングだが、これまで使っていたEarFunにはノイズキャンセイリングが搭載されていた。だが、正直なところで使用用途の観点から使用機会はほとんど無かった。

ワイヤレスイヤホンを使うのは主に作業中と散歩の時なのだが、周囲の音をシャットアウトしたいというよりかはある程度取り入れたいニーズの方が個人的には大きい。

散歩中の使用において周囲の音が聞こえないと車や自転車の接近に気付けず、大きな事故に繋がる可能性が出てくる。試しに散歩中にノイズキャンセリングをオンにしてみた際にも、周辺の音が入らないことでの恐怖からキョロキョロ目視で周囲の確認をしたくなり、「完全に不審者」になった。

散歩どころではない状況はこれじゃない感が拭えず、ノイズキャンセリング不要の理由の一つになった。

又、作業中に関しても家族がいたり子供と2人きりの状況がほとんどで、完全に1人での作業や赤の他人と空間を共有することはあまりない。

だからこそ話しかけられたり何か異変を感じた時に音が聞こえないのは大きなデメリットになる。

ノイズキャンセリングを必要とする場面があまりなく、わざわざ外音取り込みをするまでもなく周囲の音を取り込める第3世代を選んだ。

カナル型かインナーイヤー型か

そしてカナル型かインナーイヤー型の違いだが、これははっきり言って好みの部分だと思う。

カナル型のEarFunも付け心地は悪くなくフィット感はむしろ良かった。

だが決定的に困るポイントは、散歩で汗をかいたり等の耳に水分がある状況だと一気に不快感が増してしまう。

実際、耳がかぶれるほどはならないが、痒くなってきてしまい困っていた。

多くの人はノイズキャンセリングがほしいあまりにAirPods Proを選ぶのだろうが、仕組みとしてカナル型でないとノイズキャンセリングは付かない。耳を密閉しなくてはならないからだ。

だがこれはカナル型の装着感に違和感がある人からすれば実にもどかしい部分になってしまうから、ノイズキャンセリングが必要か否かでワイヤレスイヤホンの選択肢が大きく変わってくるのは悩ましいポイントだろう。

音質

今回の購入の比較の際には音質にはそれほど重きを置いてなかった為、Proとの比較ではなくEarFunとの比較だから微々たる参考程度にしてほしい。

基本的にはどちらも音はクリアで、低音はEarFunが勝るといった印象。

EarFun自体のコスパがバグっているので、金額抜きにしてもそこまで大きな差は無いように思う。

ただし、MacBookでアマゾンプライムビデオを見たりする際にAirPods第3世代だと、聞こえている音の方向まで変わるように聞こえる。首を右に向けると左側の音が大きくなって、左に傾けると右側の音が大きくなっているような感じだ。

それもかなり自然だし、MacBook Pro14インチ以上で対応している空間オーディオを彷彿とさせるほど。AirPods第3世代は対応しているが、MacBook Pro13インチが空間オーディオに対応していない為感覚の問題ではあるがはっきりと違いを感じる。

とにかくAirPods第3世代はすごくフラットな音で、単純な解像感のみをしっかり向上させたような非常に聞きやすい音になっている。

まとめ

総じてApple製品で統一している場合には、たとえ私が言わなくてもAirPodsシリーズはおすすめの選択肢だろう。

だが、Proか第3世代かは大きく分かれる部分で、個人的にはProの方が大衆的ではあると感じた。

イヤホンをしているのに周囲の音を取り込みたかったり、カナル型の装着感が好みで無かったりと、無印モデルの割にニーズはニッチなところにある。

単純にProでない廉価版というのではなく、用途によって分けるべき選択肢だと使用していて強く感じる。

ここで注意してほしいのが、iPhone単体で使用しているようなガジェットに関してはライトなユーザーだ。

ただiPhoneを使っているからとAirPodsを購入しても良いのだが、流石にコスパが悪すぎる。第3世代で26,677円、Proに関しては37,232円と驚くほど高額…

イヤホンにこれだけの金額を出せるのはよっぽどのガジェオタ、仕事で使うかApple大好きかのどれかだろう。※金額はAmazonの価格を参照(2022年9月時点)

複数のAppleデバイスの連携と管理のしやすさを求めていなければ、他社製で大満足できるイヤホンは無数にある。

これが答えだ!

taka
taka
デザインといい使い勝手といいAirPodsにはたまらなくワクワクできるポイントは随所にあります。

Appleの沼にどっぷりハマって、是非一緒にApple製品を楽しんでいきましょう!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

ではまた!

2024/7/14

【HHKB Professional HYBRIDレビュー】2年以上TYPE-Sを愛用したからこそ分かるHYBRIDとTYPE-Sの比較ポイント3選!英語・日本語配列も比較した上で何を選ぶのがベスト?

キーボード選びのゴールを求めて購入した【HHKB Professional HYBRID TYPE-S】。それも使用してから早2年が経過した。全面的に気に入っていて一生物としてふさわしい名品だったのだが、どうしてもHYBRID TYPE-Sと通常のHYBRIDの違いが気になってしまった。しかもYouTubeやブログにもその比較はあまりにも少なくて、基本的にはstudioかTYPE-SしかないようなくらいにみんなTYPE-Sしか買っていない。そこで気分転換も兼ねて並行して使用できるように通常のHYBRIDを ...

2024/7/2

【DREAM BLOG6月号】他人の民度は自分を写す鏡…安くていいものは幻想の産物でなくてはならない

個人的な最近のテーマは「民度」 でも民度って結構広い意味で使える言葉で意外的確に捉えるのは難しい。今回の月刊ブログではその民度についてと、24時間の使い方を自分勝手に話していく。 takaです!Instagram、YouTubeもやっています。フォロー、チャンネル登録もよろしくお願いします! 民度が気になる 民度って聞いて皆さんは何を思い浮かべるだろうか。個人的にはモラルとほぼ同義だと考えているが、かなり幅広いものになるだろうか。 コンビニなどに立ち寄った際に店員さんに横柄な態度を取らない事や、運転中には ...

2024/6/23

【スマートウォッチ】Apple Watchにはロマンが足りない…脱Apple Watchを検討した末に出した答えは意外な方向に⁈

スマートウォッチと聞いても最近ではつけている人が本当に増えてきて日常に馴染んできたように感じる。そんなことをしみじみ思う私はスマートウォッチ愛用歴が2018年からだから6年目と結構ベテランになってくる。 スマートウォッチの選び方のポイントも伝えたいのだが、今回はちょっとした悩みもあっていよいよスマートウォッチを買い換えようかと思い始めたところ。こうして文章にまとめることで個人の買い替え時にはどのように考えるかをリアルに発信し、スマートウォッチが気にはなってるけど何を買ったらいいのか分からない人にも役立つ有 ...

2024/6/4

【DREAM BLOG5月号】フィリピン旅行は平和ボケ解消の劇薬。新しい経験が新たな発見になって人生整う

5月はG・Wということもり海外旅行に行ってきた。海外旅行での体験と言うと少し堅苦しい印象にもなってしまうが、純粋に楽しくもあったし刺激的な日々を送れたからいいリフレッシュにもなったからまた仕事を頑張りたいと思う。 そんな中で5月に感じた出来事を踏まえながら語っていきたい。 フェリピン旅行 今年はフィリピンの島に行って田舎を楽しんできたのだがリゾート感満載で宿も安く、日本国内では見られないような街並みに感動した。 ところで皆さんは海外旅行はどのくらい行かれているものなのだろうか。私の場合には25歳の新婚旅行 ...

2024/5/27

【Apple製品】ガチプロじゃなければ無印orAirでOK!YouTuberのProシリーズ信仰に騙されるな!

新型のiPad Proが発表されて盛り上がりを見せているApple製品界隈。以前から思っていて今回の発表で改めて思ったのが「Proは文字通りPro向けの業務用」だという事。 この業務用の響きにロマンを感じるのは最高にいけてると思うのだが、一般的にApple製品を購入しようと迷った時に見るYouTubeがとにかく思想強め。ひたすらProモデルの話しかしないし、まともなレビューも少ない。そんな今だからこそ、Apple製品の中でも無印関係の製品を中心に愛用している私がそのポイントをお伝えしていきたい。 では早速 ...

2024/5/14

【家づくりで100点は無理!】家づくりで重要なのは妥協ではなく許容する気持ちが大事。【一条工務店の価値を語る】

Xを見ていると家づくりに取り憑かれている人があまりにも多いことに衝撃を受ける。マイホームってなんで建てるんだっけ… 実際にマイホームを建てて住んでいる身として、家をこれから建てる又は住んでいく上で大事なことを改めて考えていきマイホームに取り憑かれている人を救いたい。 取り憑かれた施主 家づくりやマイホームでの暮らし取り憑かれている人があまりにも多すぎる。やれC値が◯◯だとか、やれ窓は樹脂がいいのかペアなのかトリプルガラスなのか。住み始めてからも「◯式の節約術でお得に♪」みたいな感じでもうええわと思うくらい ...

2024/5/9

【DREAM BLOG4月号】刺激を求める大人と求めない大人。人生の変化について考える

4月は何かと新しい事が起きがち… でもきっと学校も職場も変化が起きるのは当事者だけかもしれない。先月の生き急ぐに続いて今月号は大人になって刺激を求める意義について考えていく。 大人の危機感 30歳を過ぎていよいよおじさんに突入してきた訳だがとにかく危機感を感じるようになった。何に危機感を感じるのかっていうのが今回の趣旨でもあるのだが、その危機感の正体が日常生活における刺激の無さ。 でもだからといって今の生活に変なストレスを感じたりしているわけでは無い。 家族と出かけるのは楽しいし、子供の成長を見ている事も ...

2024/4/30

【100W以下の充電器特集】流行りのメーカーもいいんだけどさ…コスパを求めて購入した充電器3個を徹底レビュー

このブログをご覧の方はきっと答えられる方も多いだろう。 「自分が普段何WでスマホやPCを充電しているのか」 この毎日のルーティンとも言えるガジェットの充電なのだが、実際には関心のない人があまりにも多すぎる。これは単純に私の周りの場合の話なのか、それとも実際の世の中はこんなものなのかは不明なのだが私は追求したい。 お金をかけずに高速充電がしたい。このロマンとケチとが入り混じった実にわがままな要望を叶えるべく、私が人柱として充電器を3個も購入した。 そもそも同じような用途の充電器を一人で3個も買ってしまったら ...

-ガジェット, レビュー