元々自分が実際に感動した体験を共有したい。そういう自分勝手な理由で始めたブログではあったが、参考にする為にレビュー関連の記事や動画を見ていく中で違和感が出てきた。
レビューなのか広告なのか…
今月号ではそのモヤモヤをねちっと話して、少しでもモヤモヤを晴らしていきたい。いや、快晴とまではいかなくとも晴れ間が見えるくらいにはしたいから、最後まで見ていってほしい。
元々好きで色々なブロガーやYouTuberを見ているのだが、最近少しトーンダウンしてきた。
それはあまりにもCM的な内容が増えてきたから。
それが必ずしも悪いとは思わない。これは心の底からそう思っている。
自分の認知が上がり、企業から案件をいただける様になればそれほど嬉しいことはないだろう。自分の存在、提供している価値を認めてもらっているということなのだから、発信活動をしている身であればどれほど嬉しいことか。
その気持ちに曇りはないが、その企業案件と言われるCMとレビューは分けてほしい。それが読者、視聴者の本音だと思う。
余程忖度なしで話しているスタンスの方でなければ、企業側に非があることは当然言わない。それはそう。その報酬が出てくるのは企業からだから。
企業側からしてもお金払って文句ばっかり言われたら気分悪いし、そんなドMみたいなことは基本的にしない。
一種のプロモーションでやるのは分かりやすいし、テレビのCMとなんら変わらない。製品の良さをアピールする事は当然大事になってくる。
でもそれだけになっているレビューには何にも価値は無い。
何かを購入する際には、CMやカタログで推しのポイントはなんとなくは把握できる。でも良くも悪くもそれしか分からない。
ここが難しいところなのだが中間的な意見なんて不要で、その発信者の独断と偏見で製品のポイントを踏まえて、ポジションを取りながら発信する事が本当に参考になる1つの意見になるだろう。
そこでふと思い立って、ネチっとネット上のレビューでユーザー無視の全く参考にならないと感じる、魂のこもってない気を付けるべきワードを書き出してみた。この言葉が出ると途端に違和感が凄まじくなるから身構えている。
※あくまでも個人の感想です
- これが答えだ!
- これを待ってた!
- これは売れる!
- ついにきた!(複数回使用に限る)
- これはヤバイ!
- これで十分!
基本的にはこんな感じだが、個人的には一気に萎えるワード達。言葉ごとのツッコミは割愛するが、その製品の答えやヤバさは人によって大きく変わってくる。対象を絞らずにとにかく煽り散らかすスタンスは実に気味が悪い。
初心者でも中級者でも、はたまた上級でもGOな物はそのレベル感に応じた理由を述べて欲しいし、勝手にこれが答えとか毎年言ってんじゃないよ!とも思う。そりゃ製品の性能面だけ見ればその年の最新の物が答えになる事が多いが、世の中のニーズとかけ離れすぎたマス向けの発信はさすがに不誠実だろう。
(まさかこういった新製品ってだけで価格帯も無視の内容がある種のポジションを取ってるのか?)
YouTubeでもプロモーションの際には記載があるが、ネットのリテラシーが低い人からしたら、どれもその人が本当におすすめしている物だと本気で思っている人がまだまだ多い。
消費者にも問題は山積だが、プロモーションの記載はしてあっても把握できていない、その現実との乖離がステマに近い状況をつくってしまっている。
情報は平等ではないし、誰もが受け取れるものではない。これが真実。
本当のレビューをいくつか見て、自分でも知識をつけた上で比較する事が本当に重要な事だと私は思う。
誰のレビューであってもレビューを鵜呑みにはせずに、自分の知識を深める事がレビューを活かす最大のポイント。
煽りに屈せず、欲しい物があった際には最高の選択ができることを祈っている。
ではまた!