8月もあっという間に終わり、暑いながらも夏が終わろうとしている。
30代を迎えて仕事でも色々な変化があり、色々と思うところも増えてきたと感じる。今回は会社に属している人間としてふと思った事と、知識の個人差についてその考えをまとめていきたい。
雑魚に緊張する場面は来ない
最近ふと思う事があった。それは大人になってから緊張する場面が極端に少なくなった事だ。
これって何気ない事だけどかなり危険な状態だと思う。大人になると時の流れが早くなって1年があっという間とはよく言うが、それって毎日が違う出来事の様でも実はルーティーンになっていて、実際には変化が無いからだと思う。
学生時代なんて嫌でも変化の連続だし、刺激に溢れている。
- 緊張の席替え
- 進学・進級
- 関わる人の増加
- 学生時代の恋愛
- 落とせないテストに受験
- 部活動の試合での緊迫した場面
これ以上の刺激があったのに大人になった途端、意識的に動かないと刺激が全く無いぼやけた日々になってしまう。もちろんその何気ない日常が幸せというのは理解できるのだが、多少の刺激が人生を彩ってくれるとも言える。
30代を過ぎて仕事面でも少しずつ昇進のイメージが湧いてきて緊張する場面が出てきたのだが、これまでは緊張する様な場面が仕事面であまりなかった様に思う。当然、商談の時に緊張感があったりしたことはあるがそれも日常的では無い。これは単純に私が雑魚だからという見方は否定できないが、皆さんはどうだろうか。どれくらい緊張する場面に出会しているのだろう。
「人前での発表やプレッシャーのかかる場面は嫌い」
大半の人がそうかもしれないが、これだと人生はきっと詰む。
緊張する場面は逃げ出したい方が多いけれども、緊張する場面に出会しているという事は人生としてはステップアップしているし、変化の渦中にいる証にもなる。それを分かっていると緊張に対しては喜びの方が大きくなるだろう。
野球の試合で緊迫した場面でのあの打席。その中で結果を出した喜びや打った手の感触は未だに忘れられないものもある。
そんな刺激を適度に受け取れる様に自発的に行動して自らの人生に発破をかけてかけていきたい。
コンプライアンスは組織を崩壊させる
仕事繋がりでコンプライアンスについても触れていきたい。
コンプライアンスといっても様々だが、コンプライアンスすらも遵守できない上司がいると組織は崩壊するということを目の当たりしてきた。
これまで上司のパワハラ気質によって一気に人が辞めていったのだが、そのパワハラ指導が肯定されている風潮があったのも事実だった。仕事なのだから意見がぶつかったり厳しいことを言うことも当然出てくるだろう。
でもその厳しいことを言う事とパワハラに走ることは違うし、それを穿き違えてしまっている事を正すこともできない。
当然なのだろうけれども、問題は指数関数的に広がっていき業績も悪化していった。
ようやくトップが変わることで是正されていきまともな方向に変わり始めてきたのだが、これまでの時間が戻る事はない。
無能が仕事をやっているふりをする為にパワハラに走っていく。無能は数字が分からないから数字で測れるものを恐れる。組織の評価者がパワハラを肯定する雰囲気を出してしまっていると改善はなかなか難しい。
そんな状況の後に組織として万全な状況であるはずもなく、働き盛りの30代がほぼいない現状となり手探りの状況は続きそうだ。
知識は降ってこない
最後に8月強く感じたのは知識は勝手に降ってこないと言う事。
Xでもポストしたが、世の中の人のほとんどが知識が降ってくると勘違いしているんじゃないかと思うくらい自分で調べない人が多すぎる。
よくあるのがパソコンに関して。
パソコンの購入したいスペックもどんな作業がやりたいか分かっていればいくらでも調べようがある。ブログや公式サイト、YouTubeなど情報は溢れている。エクセルなんかの作業に関しても同じだ。
少し調べれば分かることすらも調べずに分からない面しているのは調べる能力がない事と、好奇心の欠如を曝け出している様なもの。知ったかぶりをする必要はないが、人の時間を奪っている自覚を持っていないのが最も怖いところ。だからそういう発言をする死神の様な人とは関わりたくないし、本能で逃げろと危険信号が発せられる。
その人が持っている知識をいうのは好奇心を持って行動した結果の体験であったり、調べた結果。だから分からないことにぶち当たった時は知識を増やすチャンス到来!くらいの意識でいって欲しいものだ。
いつまでの分からない面の疎いです感を出すのは得策でないからやめて欲しい。
最後に
大人になるにつれて無くなっていく緊張する場面と好奇心。大人になったからこそ、自分で考えて行動して子供の頃の様な緊張感のある場面に足を踏み入れたり、好奇心を持って物事に接していきたいと思う。
それが無くなってしまったら人生の彩りも無くなっていってしまう様な気がするからまだまだ足掻いていきたい。
ではまた!