7月はなんといっても子供の入院の話題に尽きる。付き添って約1週間もの間、病院から出られない生活を送っていた。
やる事といえばとにかくYouTubeでガジェットやら車やらを調べる日々。そんな中で色々な動画を見たからこそ見えてきた最近の流れを踏まえて雑談していきたい。
商品に付きまとう物語
もうここ10年の間で、広告では一つの答えのようなものがある。
それは製品やサービスに物語を持たせる事。
カバン一つとっても一昔前のような「ポケットは〇〇で〜」とか「生地には高級な〇〇が〜」など、とにかくスペックのような情報を出す事で消費者の心を動かしてきた。
ところが物が溢れている現代ではそれでは売れない。
なぜその製品を使うのか?その製品を使ってる自分がイケてると思われるのか。そういった事が重要視されるようになった。
- 製造に至った経緯
- その中での困難
- ヒントを得て解決する
- これらを繰り返す
- ようやく完成
この流れが王道。
確かに自分も物を買う際には、「せっかく買うなら何かしらのドラマや意義を感じたい」と思うようになった。恥ずかしながら映画「スティーブ・ジョブズ」を見てMacに惚れ直したミーハーは私のことだ。
だが、もう今ではしょぼいコンサルタントやインフルエンサーもこの物語の威力を知ってしまった。
商品は単純なスペックではなく、物語によって買いたくなる。そこで出てきたのが薄っぺらい物語"風"で告知されるインフルエンサーがプロデュースする商品なのだが…正直嫌いだ。
本当に情熱を注いで、その道で頑張ってきた人が話す内容や空気感。これらは伝わるし、悪ければバレる。確実にバレる。
でもそんなことはお構いなしで、テンプレートかのように蔓延している。
だが、本当に一点集中で情熱を注いできた本物には勝てないのだ。だからこそ最近は無闇にクラファンや、SNSで告知されるインフルエンサーがプロデュースしたような製品は避けている。
マーケティングも認知される為には大事なのだが、マーケティングだけで売ってるような物に魂は宿らないからつまらない。
こだわる事が悪になる
ここから少し話のテイストは変わるが、「こだわり」と聞いてどんなイメージを持つだろうか。私としては、自分が使う物にすらこだわれないのは感じる力が欠如していると考えてしまう。
- 生産性の向上
- 安定したパフォーマンス
- モチベーション向上
こだわる事でのメリットは大きい。
私は大学まで野球一筋だったのだが、とにかくこだわりが強くてグローブのメーカーや型には尋常ではないこだわりがあった。グローブの手入れや置き方まで、とにかくこだわりが強かったから変人扱いされている部分も多々あったと今更ながら思う。
これを社会人になっても同じことを繰り返してしまう。
基本会社では支給のiPadでの作業が多いのだが、備え付けのロジクールの「Combo Touch」が正直使い勝手が死ぬほど悪い。
だからガチでタイピングしようとした時には愛用のHHKBを持参する。これが変人扱いされる始末。
一般的にはHHKBをそもそも知らないし、キーボードがメーカーによって違うなんてことすらあまり認識のない組織だと、仕事道具ですらこだわっていると冷ややかな目で見られる。
でもそれが正しい方向性だとは思えないから我が道を突き進んでいるのだが、皆さんはどうだろうか。
こだわりの結晶
ここまで話してきたように、私自身が本当にこだわりが強くて正直めんどくさい部類の人間だと自覚はある。だからこそ、そのこだわりの結晶とも言える家づくりやガジェット関係が本当に楽しく興味を持つことができている。
今後もこだわりの強い一般人が散財を楽しみつつ発信していくから、またブログを見にきていただけると幸い。
ではまた!