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【パソコンの選び方】自宅に1台ならノートPCがおすすめ。選び方を徹底解説!

近年ノートパソコンの進化が目覚ましい。

以前はハードな作業の場合にはデスクトップ、ライトな作業であればノートパソコンでもいいかというくらいの感覚だった。

学校現場ではギガスクール構想も進んでいき、なおさら一家に一台はパソコンを買おうという人が増えている。そこで、誰でもここを見て買っておけば大失敗はしないというポイントを押さえながら、ノートパソコンの選び方をご紹介したい。

taka
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完全網羅!見ておきたいポイントは5つ!

パソコンを選ぶ際に見ておきたいポイントは5つ。少し多い様な気もするが、安い買い物ではないからしっかり吟味したいところ。
今回紹介するポイントを踏まえた上で、自分に合った快適に使えるパソコンを選んで欲しい。

OS選び:特別な用途がなければWindowsがおすすめ!

OSは主にWindowsとMacの2種類あるが、9割以上の人がWindowsを選ぶのがおすすめ。YouTubeを見るとMacを使っている人が多いからMacがいいのかなと思いがちになるが、YouTubeの世界は広い様で狭い。その狭い世界で選ぶと物を買うことに関しては失敗してしまう事が多い。

OSの世界的なシェアはWindowsが約80%、Macが約7%程となっている。圧倒的なシェアの差は絶大で、アプリ開発の総数に大きな影響が出てくる。

一般的にも分かりやすいのが、Windowsだと当たり前にあるInstagramのアプリがMacには無い。ブラウザでの起動がアプリと比較して重くなりがちだから、アプリは欲しいところ。

こんな形でアプリの数に大きな差があるため、特定のクリエイティブな作業をやる以外の人にはWindowsをおすすめしたい。

CPU選び:メーカーは気にしなくていいが、安価なCPUはパソコンが嫌いになるかも?

現在CPUは「Intel」「Ryzen」「Mシリーズ」の3種類がある。

Windowsのパソコンの場合はIntelかRyzen、Macの場合はM1やM2といったCPUになる。

IntelもRyzenも同じ様なラインナップになるのだが、どちらも数字の3〜9の入ったモデルを選びたい。例えばIntelの場合、「Core i3」といった型番になり、「3・5・7・9」と数字が大きくなるにつれて性能が上がっていく。厳密に言えばCPUの世代によって性能も変わってくるのだが、新品で買うなら最新のCPUを選びたい。Ryzenも同様に「Ryzen3」から始まる。

今回、数字が入っているモデルとあえて指定したのには訳がある。量販店などに足を運んだ際、予算に近いなと思い見ているパソコンはきっとCPUが「Celeron」であったり、「Athlon」だろう。これが罠。

taka
罠ってなんだよー!お店でそんな大胆に罠を仕掛けることなんかないでしょー!

ところがこの罠は蔓延している。

罠であるCPUでも最低限何かできるにはできるのだろうが、これが最低限何かできるレベルだとは言いたくない。スマホの方が圧倒的に性能が高くなってしまってはせっかくのパソコンも台無しになってしまうし、何よりパソコンが嫌いになる1番の原因になりかねない。だからこそCPUを選ぶ際には数字の入ったモデルを最低限選んで欲しい。

作業内容による主な選び方

  • 「Core i3」・「Ryzen3」Excel、Wordなどのオフィスソフトの使用、ブログの執筆
  • 「Core i5」・「Ryzen5」SNS投稿用の写真編集も始めてみたい・ゲームもやりたい
  • 「Core i7」・「Ryzen7」動画編集を趣味で始めてみたい
  • 「Core i9」・「Ryzen9」プロ様。自分で判断できない場合には手をつけない

※ゲームや動画編集はCPUに加えて後述のグラフィックカードも重要になる

数字は上にいけばいくほど、その一つ手前にある用途に関しては問題なく使える。当然グレードが上がれば金額も上がってくるので予算に応じて選んで欲しい。基本的な事務作業に少しクリエイティブな事をする可能性があるくらいなら5で十分だ。

メモリ選び:4GBなどはNG!8GB以上がおすすめ

メモリはよく机に例えられる事が多い。机が広ければ物が散乱していてもまだ物が置けるし、狭いとその都度片付けながらでないと作業スペースの確保ができなくなってしまう。

要はパソコンでも同じ様な事が起きていて、色々なアプリを同時にいくつも起動させられた方が切り替えも簡単で作業効率が上がる。だからこそメモリは最低限8GB程度は確保したいのだが、もっと雑に色々立ち上げて作業したり思い作業をしたい場合には16GBは選びたい。安いパソコンなどでは4GBもあったりするが絶対にやめた方がいい。メモリの不足はパソコンの動作が重くなる根本の原因にもなるから、メモリは8GB以上からスタートするくらいの気持ちでいてほしい。

24GB以上もあるのだが、一般的な用途にはオーバースペックになるからそこまでは不要だろう。動画編集や複数の画像処理などクリエイティブな作業をする場合には、かなりメモリを消費するからその場合にも16GB以上がおすすめ。私が使用しいているMacBook Proも16GBで満足している。

SSD容量:256GB以上がおすすめ!外付けも要検討!

SSDはメモリーカードやUSBメモリと同じ様に情報を記録しておく場所。細かくは色々規格があったりするのだが、確認してほしいのはHDDなのかSSDなのか。

パソコン購入時にはきっとHDDかSSDのどちらかの記載があるが、同じ様な物に見えて操作感には大きな差がある。パソコンの起動が遅かったり、ファイルの読み込みが遅い場合なんかはこの記憶媒体の問題。

結論はSSD一択。簡単に言えばHDDは安くて大容量だが速度が遅くて故障の可能性も高い。SSDは速度は速いが価格が高くて大容量の搭載が難しい。

メリット・デメリットはあるが、メリットがあまりにも大きいのでとりあえずSSDの256GB以上を選ぶのがおすすめ!万が一足りなくなっても外付けでSSDを繋ぐことも可能だから、大きなファイルがある場合には外付けSSDに素材を移しておくのもあり。

ビデオカード「グラフィックボード」:ゲームをプレイしたり動画編集しなければCPU内蔵で十分!

ビデオカードはGPUとも呼ばれており、CPUに内蔵されているか独立しているかで話が変わってくる。

現行の場合、パソコンでゲームをやるならGPUは「RTX3050」以上がいいだろう。これも3050から3060であったりと10単位で数字が増えたり、Tiの表記があると性能が上がっていく。内蔵ではない方が性能が高く、高リフレッシュレートで映像を出力したりするには非常に大事なパーツになってくる。だが非常に高価なパーツでもある為ここは用途に合わせて検討してほいし。

Macの場合には基本的に内蔵なのだが、動画編集を行うにしてもM1チップ以上であれば問題ない。ゲームに関してはそもそもMacだと対応していないゲームが多いので、あくまでもWindowsでゲームなど重い処理をする場合に大事にはGPUが重要になると言う話で、事務作業がメインのユーザーには不要。

ゲームや動画編集をどれくらいやるかによって決めてほしい。

プラスαでチェックしたい!

これまでの内容は全員が必ず見てほしいポイントを紹介したのだが、ここからはさらに踏み込んでできればここまで見ておきたいというポイントを2つご紹介したい。

キーボード

通常販売されていのは日本語配列なのだが、配列が日本語だからといって全てが同じキーボードになっているわけではない。

少しずつメーカーごとに癖があって、キーの位置はもちろんだがトラックパッドの位置も自然な位置にあるのかでそのパソコンの評価が変わる。ホームポジションで打鍵をする人にとっては、タイピング時の手の位置とトラックパッドの位置が自然な位置にないとストレスになる。スペックには表れないポイントだが、画像からでもある程度把握できるからキー配列はチェックしておきたい。

端子

最近はMacの影響もあってか端子が少なくなりつつある。私が使用しているMacBook Pro13インチはUSB-C端子が2つとイヤホンジャックがあるのみとなっている。
用途によっても必須になる端子は変わってくるのだが、MacBookのようにThunderbolt端子なら拡張性も高いからまだいいだろう。Windowsのパソコンの場合には見た目は同じUSB-Cの端子でもThunderbolt規格ではないものも多い。それこそパソコンにあまり予算を割けないライトユーザーが選ぶパソコンには搭載されていないケースが多い。

この違いに関してはかなりややこしい。WindowsのPCを購入する際にはせめてUSB-C端子によっても充電が可能なのと、映像の出力が可能かどうかは今後のパソコン事情も踏まえて見ておきたい。

あとはLANポートやHDMIなど自分の使用可能性を考えて端子の確認は欠かさず行なってほしい。しかしこれらの端子に関しては、最悪ドッキングステーションの導入で解決する事は可能な為、基本的なパソコンの使い勝手やスペックを一番に重視してほしい。

99%の人に量販店はおすすめしない!

パソコンを購入する際には家電量販店で見たりするだろうが、基本的に量販店はおすすめしない。理由は主に3つ。

量販店の罠

  • いらないセキュリティオプションなどを買わされる
  • パソコンの価格が高い
  • メーカーが限られる

パソコンやスマホなど消費者側に情報が少ないジャンルは必然的にカモられる。スマホに関してもこれだけ政府から通信料金を下げる様に働きかけがありながらも、未だに格安SIMに切り替えていない人も本当に多い。それすらもないパソコン市場は特に情報弱者とオタクの二極化が進んでしまっている。

おすすめはパソコンが欲しくなったらとりあえず「Lenovo・DELL・HP」この3社の直販サイトを見る様にしておこう。結構頻繁にセールもやっており、必要なスペックが見つけやすいだろう。ところが量販店に行くと国内メーカーが圧倒的に多くて、コスパ的にも良いとは言えない製品ばかりが並んでいる。お世辞にも初心者が安心してベストな選択肢を取れる環境ではない。

ただ店員がいれば当然購入の際にはアドバイスをしてもらえる。これが1番のメリットになってくるのだが、ここまでの知識があれば、自分に必要なスペックやチャレンジしてみたい作業なども少しずつ見えてくるはずだ。

いくら初心者だからといっても余計なお金を使わなくて済む様に、最低限の見るべきポイントくらいは勉強してからパソコンを購入することをおすすめしたい。

個人的な初心者おすすめスペック

office系ソフトでの事務作業が中心

  • 【OS】Windows
  • 【CPU】「Core i3・「Ryzen3」
  • 【メモリ】8GB
  • 【ストレージ】256GB

多少のクリエイティブ作業もチェレンジしたい!

  • 【OS】Windows
  • 【CPU】「Core i5」・「Ryzen5」
  • 【グラフィックボード】RTX3050
  • 【メモリ】16GB
  • 【ストレージ】256GB
  • 【OS】Mac
  • 【CPU】M1チップ搭載
  • 【メモリ】16GB
  • 【ストレージ】256GB

コスパ面からもoffice系の事務作業が中心ならWindows機が断然おすすめ。クリエイティブな事を少しでもやるかもしれない様な方であれば一定以上のスペックが欲しいのと、Macを検討する場合にはやりたいことが明確になっている場合のみでOK。Macはどうしてもゲームなどはほぼ全滅なのと、使用できるアプリがWindowsと比べてかなり少ない。

だからこそ自分でこれからやることが決まっていない場合にはWindowsが無難。ストレージやメモリに関してはこれだけあればとりあえずは大丈夫という内容になっている。

これでスペックに不満が出てくる様な作業をやる場合には、もうスペックを自分で判断できるくらいの技量にはいるだろう。

コスパ最強のWindowsPC

Macなら整備済み製品が断然おすすめ!

Appleが公式に発売してる整備済製品。様々な理由で返品された製品を外装・バッテリーを新品にして販売している。

通常よりも15%程安く、Appleのサポートも受けられるから予算を気にする方にはおすすめ。ただメモリが増設されたカスタマイズモデルなんかはすぐに売れてしまうので、Macが欲しいと思った日から毎日サイトをのぞいてチェックしてみてほしい。

公式整備済製品

最後に

taka

今回の記事いかがだったでしょうか?

パソコンやスマホはまだまだ興味がなかったり分からないといった理由からカモられるケースがまだまだ多いジャンルだと思います。

お金を払うことは決して悪いことではありませんが、無駄なお金を払うのはもったいないですからね。分からない中でもパソコンを選ぶ際には今回の内容を参考に楽しいパソコン体験を送ってください!

ではまた!

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