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【SHURE「MV7」レビュー】プロを唸らせる歴史がここにはある。マイク選びは迷わずにここからのスタートがベスト!

配信やWEB会議をするような人なら気になるであろう「自分の声問題」

誰しもがきっとイケボになりたい…

まあイケボとまではいかなくてもすっきりとストレスがない程度には聞いてもらいたい。

そんな自分の声に対する不安を払拭すべく、マイクの沼にハマりつつある私takaが今回新しく購入した名作MV7をレビューしていきたい!

taka
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SHURE「MV7」

購入したのはSHUREのMV7。

マイク界隈では超有名で伝説的なマイクである「SM7B」を元にしてつくられた逸品。

元にして作られたというからには廉価版というイメージもあるが、これは全く違う。発信行為が普通になりつつある今この令和においての新スタンダードモデルといっても過言ではない。

そもそものところで、SHUREは1930年代からマイクを製造してる世界的な老舗ブランド。その中でもダイナミックマイクに関しては1030年代に最初のモデルとなる「55 Unidyne」が発売されている。

ダイナミックマイク自体の特性もかなり重要なのだが、このSHUREのダイナミックマイクということにはそれ以上にロマンが詰まっている。

そんなバックボーンを粋に感じる、正にガジェオタにはたまらない歴史がある。だからこそみんなが憧れるし今でもプロに信頼される。もちろんマイクのクオリティも最高で、その歴史に恥じない作りになっているから、注目したいポイントをチェックしてほしい。

音質

マイクというからにはまず気になるのは音。※以前まで使用していたYetiとの比較にはなってしまうのでご理解ください。

ダイナミックマイクの特性でもあるマイク付近の音を確実に拾ってくれるところは流石の性能。

音質は低音もしっかり出つつもこもった感じではなく非常にクリアな音になっている。普段聞いているラジオなんかの音質に近いから、何となく聞き覚えがあって心地いい。俗に言うイケボとはにはこのMV7の方が圧倒的に近いのではないだろうか。

正直私自身がそもそもの声質が最悪だから、低音もしっかり出て奥行きがある声にしていくれるこのマイクは感動的だった。

接続方式

接続方式は2つ。

  • USB
  • XLR

この2つを兼ね備えている。

基本的にはPCへUSB接続するだけで使用できるのが大きなメリットでもあるからありがたい限り。

XLR出力を利用する為にインターフェイスまで導入しようと思うと安くても2万円前後とかなり予算的に嵩むため、ガチのプロでもない場合はUSBマイク一択だろう。

ダイナミックマイク

細かい違いはあるけれども、音質の好みはダナミックマイク、コンデンサーマイク共に良さがあるから好みで選んでほしい。

私がダイナミックマイクを選んだ理由はとにかく声だけを確実に集音できること。書斎が2帖とそこまで広くなく、他の部屋の音がYetiの場合どうしても入ってきてしまう。たとえ指向性を変更してもだ。

YouTube用の動画に音を入れる際には少しでも雑音が入らないようにしたいが、コンデンサーマイクの場合自分の技術では無理だった。

ただ、複数人で収録する際や環境音も取り込みたい場合には、コンデンサーマイクの方が圧倒的に使い勝手がいいので決め手の参考にしてほしい。

アプリ

最近のUSBマイクだとアプリでの制御がもはや当たり前になりつつある。

SHUREの場合はアプリを使うことでより簡単に良い音で収録ができたり、ゲインを自動で調整してくれたりとマイク初心者には嬉しい機能が詰まっている。

コンテンツの内容が大事なのは分かっているが、コンテンツが成熟していない駆け出し配信者だからこそ、音質を上げて自分のコンテンツに集中してもらいたい。

私の設定も一応載せておくので参考になれば幸い。あんまりいじっておらず結構そのままな感じで使っているが、慣れてきたらバシバシいじっていきたい。

価格面

今回購入したMV7は31,680円。※2023年2月時点

正直YouTubeなどの配信系のマイクとしては高価格帯ではある。

taka
え?マイクに3万円は無理!!!だって1万円くらいのマイクもたくさんあるでしょ!

確かに色々な選択肢がある中でマイクに30,000円以上というのは結構ハードルが高い。

だが、私のマイク歴はこのSHUREのMV7で3台目になる。

step
3
SHURE MV7 31,680円


step
2
Blue Yeti 18,673円


step
1
Roycel 6,599円

このMV7にたどり着くまでにMV7が買えるくらいの金額になってしまっている。

taka
近道しても仕方ないからね〜。色々買ったから分かることもある…よね?(お金の無駄遣いには気をつけましょう)

ハードルは高いにしても、配信するにあたっては音質はものすごく重要。視聴者は画質の悪さより音質の悪さを気にする傾向があることが分かっている。

私の場合はガジェットが好きだから買い替えてMV7まできたけど、はっきりって普通は最初に買ったマイクを使い続けることになる。

その最初のマイクの予算をケチったが為に「安物買いの銭失い」になってしまうなんて目も当てられない。

だからこそ予算の都合はあるにしても、初期マイクに関してしっかり吟味してほしい。

マイクのスタイル

MV7の設置としてはスタンドorアームになる。

Yetiはスタンドが標準のモデルもあるからより手軽に始められるが、オプションをつけない限りはマイク単体で買うことになる。

一番おすすめなのはBlueのCompass。

定番のマイクアームだが、デザインから質感から全てが最高峰で、一生モノとして迷わずポチれる商品になっている。

私も金額的に迷いに迷って買ったが、大のお気に入りで最高の相棒になった。

気になるポイント

かなりいいマイクでほぼ完璧なのだが、それでも探せば気になるところくらいはある。基本的に致命傷になることはない。

強いて言うならこのマイクの気になる点は、価格面と接続端子がmicroUSBということぐらい。

ただ、気になるポイントや後悔ポイントなどの類は基本的には事後的に起こるから困るのであって、上記2つのポイントは購入前に分かるものだ。だから、正直これが購入の決め手になるくらいの判断であればMV7は買わない方がいい。

自分の肌感覚で感じないと分からないこともあるだろう。

このMV7を買うことで何をしたいのか本質を軸に置いて考えていこう。

こんな人はすぐポチれ!

ポチリスト

  • これからYouTubeなどの動画投稿を頑張りたい
  • ダイナミックマイクが欲しい
  • インターフェイスなど使わず手軽に接続したい
  • 環境音が気になる部屋で収録する
  • 初心者から上級者まで長く使えるマイクが欲しい
  • モノを買うときには歴史にロマンを感じる

最後に

taka

今回の記事いかがだったでしょうか。

本当に気になってたマイクをようやく買ってみると、本当に見た目も性能も抜群で最高の買い物でした。

自分の声に自信がないからこそ、ガジェットの力を借りて少しでも皆さんの耳に入れてもらえるような音になると嬉しいです!

今後も魅力的なガジェットや家に関しての情報を発信していきますので、ブログとYouTubeのチャンネル登録もよろしくお願いします!

ではまた!

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