もう打ち合わせの頃がなんだか懐かしい…楽しかったけど大変だった何とも言えぬ充実感。
そんな我が家は悩みに悩んで一条工務店で約30坪の平屋を建てた。
このブログを見てくれている方はもうご存知だと思うが、私はこのマイホームが本当に好き。
まさに大満足。
街中で一条工務店ののぼりを見ると何だか嬉しい気持ちになる。
そんなマイホームがとにかく大好きな施主が今だからこそお届けしたい、一条工務店の平屋について熱く語っていきたい。
目次
建てないと分からない平屋の印象
平屋を検討中の方は平屋がどのようなもんなのかその印象やメリット等を調べているかもしれない。
よくある平屋の印象
- 老後も安心
- ワンフロアが楽
- 外観はしょぼくならないか心配
- 年配の方が建てる
- 平屋って安いんでしょ
正直私の場合はこんな印象だった。
今見ればかなりトンチンカンなことを言っているポイントもあるが、これがリアルな印象ではあった。
ここで結論だが、住み始めてから平屋で不便を感じたりしたことは一度もない。憧れる部分はあっても後悔する部分は全くない。
その何故そう思っているのかも深掘りながら現状の我が家の住み心地、平屋の良さについてを伝えていきたい。
実際にあった平屋のメリット
平屋を建てる際にはメリットやデメリットの羅列はあれども、実際に起きた出来事のリアリティはきっと参考になると思う。
ただリアルな体験なので、全員に当てはまるかは未知数だということは念頭において読み進めてもらいたい。
平屋のメリットを感じる体験
- 足を手術時した時の快適性
- 子供が階段を使わなくていい安心感
- 無駄に音が反響しない
- 生活動線が圧倒的に楽
これらが実際に起きたり、普段良かったと感じるポイントになる。
足を手術時した時の快適性
完全に個人的な案件だが、入居して1年が経過したくらいで足の手術をすることがあった。
内容自体はそこまで大事ではないが、当然傷口が痛む。
そんな時に何をするにも階段を登り降りしないといけないなんて考えただけでも億劫になる。
とにかくじっとしていたかったけど、生活をしている中ではそういうわけにもいかない。そんな時に平屋のメリットは大きく出た。
階段がないし、廊下もないから移動が最低限で済む。
本当にこれをふとした時に思った時の心境ときたら…
「平屋の選択は大成功だったぜー!!!!!」
なんて感じで傷の痛みとは裏腹に、ただ平屋にしただけの俺大歓喜。
自分の選択が良い方向に出た事に対しての優越感を強烈に感じたのを今でも鮮明に覚えている。
当然選ぶ際にはマイナスの方にベットしたというネガティブな理由では無かったが、結果的に良い方向にいった形だ。
もちろんこんなイレギュラーなことを想定して家づくりを考える必要はないと思うが、一つの実体験として捉えてほしい。
子供が階段を使わなくていい安心感
階段を使わなくていい安心感はとにかく普段の生活の緊張感を和らげてくれる。
昨今、階段からだけではなく高所からの子供の転落事故なども増えてしまっている。
その状況はそれぞれ違うから難しいところだが、子供の行動は想像以上に想定外のことが多い。我が子の場合も、高所だからと思いとどまって落ちないように気をつけるかどうかを問われるときっと難しいと思う。
そんな時に大人が見ていれば大丈夫というのは間違いないようで間違いだと思っている。
子供と二人きりになった時には、お手洗いに行くだけでも子供を一瞬一人にしてしまうことになる。どうしようもないことに思えるけど、実際の子育て中だとここまでケアしていかないと安全は守れない。
それをただ気をつけますというか細い意識の問題だけでは、いつか大事故に繋がってしまうという怖さがある。
これを解決するためには構造的にそうした事故が起きようがない状況にするしかない。
それがそもそも階段がない平屋という選択肢だった。
子供の階段や高所が心配なのは数年の話かもしれないが、その数年が全てでもある。そもそも子供が生まれたことがきっかけで家づくりを始めた我が家からすれば、最優先事項は子供一択だった。
自分たちの老後とかの心配だけなら都心の賃貸マンションとかに住めば良いしどうとでもなる。そんな気持ちからきた平屋の選択だった。
あとこれは何気なく感じたことだけれども、朝起きた時に後から子供が起きてきて走ってくる光景を見ると階段があったらこんな光景もないのかなとも思う。
流石に究極的な目線過ぎて、その為に家を建てたとなるとこいつアホかと思われるかもしれない。だがその為に家を建てたと言ってもいいと思えるくらい子供との時間は大事にしたいと思っている。
無駄に音が反響しない
一条工務店の場合、2階建てのそれも吹き抜けになると音はかなり室内に響き渡る。
これは施主がこぞって言っている注意点だから知っている人も多いだろう。一条工務店の高気密・高断熱の特徴が原因で、音に関しても室内に入れづらいし室外に出にくい。
ところが平家だとどうだろうか。
イメージでは音がどこにいても聞こえてきてしまいそうだが、意外とそうでもない。
我が家の間取りはこんな感じなのだが、書斎にいてもLDKのテレビの音はほとんど聞こえない。結構音を出していても大丈夫なのでこれは意外なポイントで入居してからすぐに検証した。
逆に夜に寝室で寝ていてもそこまで大きな音にしなければ、リビングで何か動画を視聴していても家族を起こしてしまうこともない。正直、廊下なしの平屋にしたことでこの辺は諦めていた部分もあったが、想定外の結果だった。
吹き抜けの代わりに採用した勾配天井も2階があるわけではない平屋に関しては、音に関してのデメリットになることはない様だ。
生活動線が圧倒的に楽
これは先述の足を怪我した時の内容でも触れたが、怪我をしてない状況であっても生活動線がスムーズで楽なのはかなりありがたい。
階段もなく、廊下もない。何か室内でやりたいことがあればすぐにできるし、めんどくさくもならない絶妙な距離感で物事が完了する。
少し表現が難しいが、家が広くなって快適になったが住み心地の動線のスムーズさはアパートやマンションに近しいと思う。ならマンションでいいだろという野暮な意見は無いと思うが、マンションの良さとマイホームの良さを兼ね備えているのが平屋だと思っている。
生活動線の効率化や、普段の生活にそうしためんどくささを感じている人には平屋は最高の選択肢になるだろう。
憧れはある
これ結構インスタとかでも言ってることだが、2階建てへの憧れも正直持っている。
それはそのはず。
あの吹き抜けに大きなFIX窓。オープンステアにときたらもう明るい室内にときめくに違いない。
インスタとかで見るオシャレハウスはもうこの3連コンボで勝ち確だとすら思っている。しかも一条工務店コストもそこまでかかるわけではないし、吹き抜けの分は坪数に含まれなくなるからむしろ減額。
だが、これまで挙げてきた様に平屋のメリットが大きいのも事実。ただマイホームを効率だけ考えて建てるのもつまらなくなってしまう。そのバランスの難しさはありつつも悩んで決めるのだろう。
究極の自己満足
マイホームは基本的には自己満足の世界だ。資産価値が高い物件など注文住宅に求めるのは酷な話で、土地の価値が上がることはあれど建物が上がることは日本には考え辛い。
しかし、この一条工務店で建てた平屋での生活は人生を大きく豊かにしてくれているのは自信を持って伝えられる。
まだまだ圧倒的に2階建ての棟数が多いが、これだけメリットも多く昔ながらのデザイン性が低いイメージも無くなりつつある平屋を選択する人はこれからも増えるだろう。
老後のためというイメージはどうしても世間であるとは思うが、家に住む中で子育て中でもある若い時期が一番大事。現役世代でいる時間をどれだけ豊かに暮らせるのかをよく考慮して家づくりを考えてほしい。
「平屋は老後のためじゃない。今のために平屋を選ぶ」
それがこの記事で伝えていきたい唯一のメッセージだ。
最後に
いかがだったでしょうか?
平屋を選択することへの不安も当初は少なからずありましたが、住んだ結果は大満足しています。
自分が建てたということでポジショントークになってしまっているとは思いますが、冷静に考えても子供の安全面等を踏まえて良かったと思っています!
自分の快適性はもちろんですが、家族との時間をより一層豊かにしてくれるマイホームは改めていいものだなと実感しています。
資産性の面からもマイホームに否定的な意見が増えており、資産性で見るとそれは正解です。ですが、あくまでも豊かにするための消費としっかり認識することで何が自分の価値観と合うのかが分かってくるのかなと思います。
このブログではこの様にマイホームに関する話や、同じ様に生活を豊かにしてくれるガジェットなどの紹介もしていますのでぜひチェックしてもらえると嬉しいです!