怒涛の8月が終わるとあっという間に年末モードに入る。真夏が終わるというのはなんとも悲しいような気がするが、年末は年末でまた動きがある時期だから2024年の締めくくりに向かってこの月刊ブログも書いていきたい。
今回は人生経験の中での違和感について語っていく。これは偏見なのか、冷静な分析なのか…
個性の許容度
個性とは何か。Google辞書によると以下のようになる。
- 他の人とちがった、その人特有の性質・性格。個人の特性。
- 個体に特有の性質。
この他人と違う性質や性格があるのはなんとなく理解できるが、今回話していきたいのはこの特有の性質や性格をどこまで許容できるかというものだ。最近では個性を尊重するという風潮がかなり浸透してきており、若い人からすれば個性が尊重される事が当たり前の良い世の中になったと思う。
だが、この個性が仕事においてはかなり難しい課題へと変貌してしまう。
仕事における個性の理想的なイメージはこうだ。
最低限のビジネスマナーやタスク管理は全員ある程度のレベルではできる。その他のクリエイティブな部分に関してはそれぞれの個性が活き、それぞれの弱点を補っていく。
個性を尊重して、仕事としても最大限の生産性を発揮するためにはこんなイメージになるのだが、実際の感覚としては悲しいほどに遠い。
タスク管理ができず、その場しのぎの嘘で後々大ダメージになってくる。理屈で考えられずにパターンでしか物事を理解できない。このあまりにもな状況も個性として受け止めていかなければならないのか。これは私の実体験に基づいて書いているから同じような悩みを持つ人もきっといるだろう。いや、いて欲しいとすら思っている。
これまでも仕事をしていく中で、仕事ができない人の特徴がうっすらだが浮かび上がってきていた。いくつか思考の整理の為に例を挙げてみる。
- 論理的に考え理解することができず、質問への返答がずれる
- 理屈で話すと平静は装い、その場凌ぎの返答をして結果凌げない
- お客様とのアポイントが計画的に取れない
- タスク管理ができず、お客様との約束を守れない
- ルーティーンワークが疎かになり、あらゆる事が習慣化できない
- 改善策を考えず、ひたすら同じことを繰り返す
代表的な内容を挙げてみたが、このようなケースが一つではなく、複数人で見られることから何か共通点があるのではないかと考えていた。突然だが、我が家の息子は自閉と軽度の知的障害がある。今はまだ子供だから年齢相応と考えられる部分もあるが、担当している先生から興味深いことを言われた。
「親に怒られたりした際にふざけてしまったりするのは、実際にはパニックになっており、表情には出ないだけの可能性が高い」
これが大人になってからも治るわけではなく、「少し考えるので時間をください」等の対処方法を覚えていくらしい。これはまさに個性としての部分だと私は感じた。だが、実際のビジネスでの現場において自分自身の特性を理解し、その対処方法を確実に積み上げられている人がどれくらいいるのだろうか。
仕事だからある程度忙しくなる中で実際には本人が自覚があるにしても無いにしてもパニックのような状況になり、通常時では当たり前と言われるようなこともできなくなってしまう。だからこそ、前述したような問題が多発し、仕事ができない人という見方をされてしまう。私はそう仮定した。これを個人の特性として理解するのはここまできた私自身は理解できるが、これを全て許容してしまってはただの甘い世界になってしまうことも確かだ。
この話を聞いた方の中にも「そんな事言ったらまともにできる人が損をする!個人の事情を持ち込みすぎるな!」という意見が出てきてもおかしくは無い。このバランス感覚こそがまさに私が考えてきて月刊ブログで伝えたかったことだ。
今はある程度許容する部分と譲れない部分を私の中で予め決めておき、それを部下と共有することで対処方法を増やしていくようにしている。世の中の指導する立場にある人間の悩みの大枠を見たように感じ、これからもかなり重要なことになるだろうと予想される。だからこそ向き合いながらまた結果を考えていきたい。
これまでの経験は重要
8月は夏休み期間でもあったから海に行く方も多かったのではないだろうか。ちなみに私はというと相変わらずの偏見で、海は変な人が多いから行かないという選択をとった。実際に隠キャだったり、家族がいたりすると共感してくれる人もいるだろうが、海には頭のおかしい人も多い。
- とにかくイキって強面の人
- ナンパしか考えてない猿
- 世界が自分中心にまわっていると思っている勘違いやろう
- ゴミすらもまとも処分できず迷惑をかける自己中人間
とにかく知能指数が低い行動が目立つ。「ツーブロック+色黒+サングラス+白いダメージスキニーデニム」これが揃っているやつは基本的にやばいやつ認定してよし!と個人的には思っている。それくらいやっぱり頭のおかしい人間は同じような思考回路で動いている。
海の観光客が減っているなんて近年ひたすら言われているが、せっかくの休みに嫌な思いをする可能性が高いと思うとその時点で行く気が失せる。ましてや子供がいるとなると尚更だ。
だがこれは私の偏見であり、世間の総意でもなければ確定事項でも無い。だがこうした偏見の裏には実際に私個人の経験上からくる意見でもあり、フィクションでは無いことも忘れてはならない。私の意見とは違う他の意見が多々あるようなことであっても、自分自身が生まれてからの感覚というのは案外合っている。経験を他人に押し付けるのは害でしか無いのだが、自分自身で消化する分にはリスクを回避してくれる重要なポイントになり得る。だからこそ偏見であったとしても自分の意見をしっかりと尊重することも大事だし、これまで意識していなかった人は少しでも意識して欲しいと思う。全てを中立に考えることは難しい上、自らの体験から答えを出せない大人になっていてはいつまで経っても他責思考であることに変わりはない。自分自身の経験を糧にして、自分に正直な楽しい日々を送って欲しいと思う。
少し余談なのだが、海に行かない代わりにこの夏はプリンスホテルのプールに行ってきた。東京観光で宿泊も兼ねたプール遊びだったのだが、非常に快適でとにかく最高だった。プールは宿泊者意外にビジター利用も可能なのだが、プールのみの利用だと大人で11,000円、子供でも5,500円かかる。宿泊にプール利用がついてくるプランだとここまで高くは無いのだが、この価格設定もあり人数制限もかける事から混雑で困るということはなかった。経験といった部分では通ずる部分で飲食店も同じ事が言えるのだが、悲しいことに価格帯と変な人が紛れる可能性は比例してくる事もあり、今回の様なプールとしては高価格帯の場所は平和である可能性が高い。私自身は共働きの一般ピーポーなのでかなり金銭的には痛手ではあるが、この体験に関しては子供の安全も考えると大満足だった。完全に背伸びの体験だとしても思い切って試して欲しいと思う。
最後に
8月も色々な体験があって刺激的な毎日で夏を満喫しました。個人の独断と偏見の全てが悪かのような風潮がありますが、自分の人生なのだからそんな一面があってもいいとお思います。9月もおっさんながらに少しでも新しい体験に気がつけるよう積極的に行動して楽しんでいきます!
ではまた!