どうも、takaです。
あっという間の3月。社会人も学生も変化の時期に差し掛かるこの時期ですがいかがお過ごしでしょうか。私はと言うと、今年は色々と仕事もプライベイートも時間の無さを痛感している中で日々もがいています。
もがいている事はさておき、最近では情報が溢れている事で専門的なものであっても消費者側の知識が格段に増えてきたと感じている。私も数年前まではひよこのようなもので、あらゆるジャンルにおいていいようにされていた事は正直何回もある。
今回は消費に関する様々な変化や4月に向けた仕事での成長について語っていきたいと思います。
消費者と業者の知識差
情報が溢れてきたことによって変わってきた業界ってどのくらいあるのだろうか。
- 通信関係
- 車
- マイホーム
- 投資
- 保険
- ガジェット
まだまだ専門性が高くてプロの意見が重要になっている業界も多いだろう。ここ数年では消費者の知識アップの為にプロがあえて真実を開示ししいくことで信用を得ていくという構造も増えてきた。それでもこれまで消費者と業者の知識差によって甘い汁を吸ってきたような業界はまだまだある。だがそれも長くは続かず、どんどん苦しくなってきているとニュースにもなっている。
その代表例がスマホのキャリアの販売代理店。
もうキャリアの販売代理店に訪問してもいい事は無いところまできている。裏を返せば今でもキャリアに行くような人は簡単に搾取され、自分の頭では考える事ができない情弱認定をされてもおかしくは無い。毎年代理店でのスマホ売り上げが低下しているなんてニュースが出てくるがそんなのは当たり前。
物事がある程度考えられる一部の人間はもう気がついた。これまではあたかも選択肢が無いような言い方をして半ば強引にスマホを売っていても本当は都合が悪いから言わないだけ。それに後から気がついた消費者は完全に代理店を敵認定する。これからも知っている人間が増えていき、インフラに付け込んで甘い汁を吸っていた代理店が淘汰されてはいくが、それでも情弱はゼロにはならないから業態としてはまだまだ生き延びてはいくのだろう。
知識差という部分では車業界も外せない。
最近は薄れつつあるビッグモーター問題だが、あれこそ消費者との知識差をついてカモにしていた代表例。先程は情弱といった強い言葉を発していたが、車に関して私は情弱でカモの一人だった。中古車大手のガ◯◯ーで購入した車が購入してから故障の連続で乗れずすぐに手放し、新たに購入した車も2万キロ以下の走行距離にも関わらずブレーキの消耗で修理をしたというなんとも苦い経験をしている。車はプロの整備士でも無い限りはどこを見たら優良な中古車なのかも分からないし、買う際の言った言わない問題からローン金利に至るまで選択肢の提示が売り手側からはどうしても出にくい。
これからの車業界に対して自浄作用を求めるのではなくて、並行して消費者側が知識をつけて自衛する事が重要になるだろう。
プロに丸投げしてもいい時代はとっくの昔に終わっているのかもしれない。
組織・部下の成長を考える
4月に入り会社としても期が変わることもあり私の勤めている会社も組織編成が行われた。
組織だから様々な役職があり役職ごとに仕事を求められていくのだが、その役職といっても難しい。「同じ役職でも同じレベルだとは限らない」これに尽きると思う。人なのだから当然能力に関してもグラデーションになっている。最近よく感じるのは、ある日突然に朝起きたらできる事や知識が増えているワケではないということ。これに対してそんなの当たり前でしょと思うだろうが、実際には本気で朝起きたらできることが増えていると思っているのではないかという人間が多すぎる。
市場価値を上げる為に努力をしていくのにあたかも近道があるかのように信じ続けてしまう。遠回りする必要はないが、即どうにかなるような近道を求める発言をする人を私は信用しない。誰かの得意や知識の広さはその人の努力だし、時間と労力を費やした結果。意識も高くて能力が高い人からしたら意味不明だけど、実際の現場なんてこのレベルで悩んでるのが現実なのかもしれない。
少し愚痴っぽくなってしまったが人の育成はこちらが思い詰めすぎても前には進まない。もっと能力のアップが必要だと各自が認識して自らが行動しないことには変わらない場合が多いだろうから、自然とそういった方向になる制度設計が大事になってくる。人生は仕事だけではないのは重々分かっているが、スキルが無い人間は将来的に淘汰されるという至極当たり前のリスクを考えられていない。仕事を楽しみつつスキルアップを継続できる人間だけが長期的に人生を楽しめるのではないかというのが私の仮説。その仮説を元に今日も人生を楽しんでいきたいと思う。
最後に
4月に入ると環境が変わる人も多いだろうが、大人になってくると環境が変わらない事が増えてくる。自らで環境を変えにいくパワーがないと人生は後退していってしまうし、30代前半とはいえもう30代。「常に刺激と学びを求めて生き急ぐ」この精神で4月も走り始めていきたい。
ではまた!