少し前まではGalaxyデバイスで統一していたが、MacBookの購入をきっかけにApple信者へ。
偏見も不安もありつつ、Apple Watchを使っていく中で細部へのこだわりを感じる部分も多々あった。
そこでこれまでAndroid系のスマートウォッチを使用していたからこそ分かるApple Watchの良さをレビューしていきたいので、スマートウォッチに半信半疑の方にこそこの記事を参考にしていただきたい。
目次
これまでのスマートウォッチ歴
ガジェット系のYouTuberのように何十種類も使い倒しているわけでは無いが、これが一般消費者のリアルだと思って見て欲しい。
スマートウォッチ使用歴
- Galaxy gearS3
- TicWatch Pro
- Galaxy Watch3
- Apple WatchSE←現在愛用中
正直ガジェットに興味がない人からしたら、これでもかなりスマートウォッチを使っている印象だと思う。
最近でこそApple Watchを付けている人を街中でも見かけるようになったが、GalaxyWatchをリアルで見かけることはまず無かった。
それくらいスマートウォッチ自体が最近ようやく普及してきたように思える。
それではここから始めて購入したApple Watchについて紹介していきたい。
Apple WatchSE(第一世代)
購入したのはApple WatchSEの第一世代。
ちょうどこの記事を書いている2022年9月に第二世代のApple WatchSEが登場した。記事の主旨とは離れる為、細かい仕様の変更等は割愛するがApple Watchとしての良さを考えた上で機種の選定をして欲しい。
まずはApple Watchになって良かったポイントをまとめていきたい。
良かったポイント
- アプリが豊富
- 動作の軽さ
- 手首のバイブ強度
- 他のデバイスとの連携
- サードパーティ製のアクセサリー
それでは一つずつ見ていこう。
アプリが豊富
アプリに関してはかなり驚いた。
LINEはもちろんのこと、キャッシュレス決済関連ではQuickpayやApple PayにPayPayまで対応している。
Android系のスマートウォッチではメーカーによってかなりばらつきがあるが、基本的にはラインは返信のみで履歴は見れず、キャッシュレス決済は対応してたとしてもSuica等の交通系のみといった内容だ。
最近流行りのスマートキーのキュリオロックなんかも対応しておりその数はかなりのもの。それぞれの生活環境で利用できるアプリは違うが、基本的にはApple Watch側に無いことはないと思っていいだろう。
Galaxy Watchにはキャッシュレス決済に関しては非対応だった為、決済に関しては無力だった。
動作の軽さ
Apple Watchを持っていなくとも、家電量販店で少し触ったことはあるという方は結構いると思う。
そこで動作させたApple Watchの動作はまさにヌルヌルそのものではないだろうか。
最近はGalaxy Watchの動作もかなりヌルヌルサクサクになっているが、それでもApple Watchにはまだ及ばない。その他のメーカーもそこまでカクツキは無いにしても、Apple Watchと比較してしまうとどうしてももっさりした動作感は否めない。
しかも動作が重なるとどうしてもカクついたりする場面がでてきてしまい、ストレスに感じることも。
この動作感に関しては正直、よく言われているAppleはハードとソフトを作っているから良いというメリットが露骨に出ている。
手首のバイブ強度
これはあくまでもGalaxy Watch等の自分が購入したスマートウォッチとの比較になってしまうが、Apple Watchはバイブ強度が高くて通知に気がつきやすい。
個人的な体感かもしれないが、実際に装着しているとかなりの違いがある。
多くは語れない部分だしかなり細かい部分でもあって参考になるかは不明だが、せっかく手元で通知を受け取れるスマートウォッチに関してこのバイブの強度はかなり重要だと感じた為、メリットとして今回紹介させていただいた。
他のデバイスとの連携
Android系のスマートウォッチは基本的にはスマホと接続するのみになる。
もちろんApple Watchも基本的にはiPhoneとの接続が基本になるのだが、なんとMacBookとも連携ができる。
基本的な使い方はMacのロック解除とセキュリティーの解除の2つだ。
特にロック解除の部分ではApple Watchを付けているだけでMacのロックが解除できるから、クラムシェルで運用していて指紋認証が使えなくても不便が無くなる。
このAppleデバイス全てで連携して使えるのがAppleの良いところだが、Appleの思うツボだということが頭をよぎるのはナイショの話。
サードパーティ製のアクセサリー
Apple Watchは当然だが時計だ。
こいつ何言ってるんだと思っただろうが聞いて欲しい。
スマートウォッチのほとんどがバンド交換できるのだが、その種類はけっして多くはない。
時計は本来、時間の確認をするのと同じくらいアクセサリーとしての側面も大きい重要な装飾品だ。
そんな中、バンド交換をして服装に合わせたりする楽しみが無いと実に残念だし、付ける機会を減らすことにも繋がる。
最初に付属するバンドもダサいとまではいかないが、メーカーや価格帯によってかなり差が出てくるのも事実だ。
Apple Watchの場合はiPhoneのケースと同様にサードパーティ製のバンドがかなり豊富に販売されている。
ステンレスでビジネスライクな物から、ビジネスからカジュアルまで使える本革製のバンドまで実に様々だ。Amazonでも検索するとたくさん出てくるが、家電量販店でも売ってるくらい既に浸透してきているのだろう。
私のようにオシャレとは程遠いような男は無難オブ無難でもいいのだが、女性でやオシャレな人であってもTPOに対応しオシャレに身につけられるようなスマートウォッチになっているからこそ、大衆がApple Watchを選ぶのだと改めて感じる。
Apple Watchの気になるポイント
ここからApple Watchの気になるポイントもお伝えしたい。
気になるポイント
- 電池持ち
- 価格
- 睡眠計測の精度
正直煽るほどマイナスなポイントは無く、よく聞くようなポイントがやはりネックだと感じた。
電池持ち
結論だがこれに関してはApple Watchは毎日充電が必要だ。
新しく発表されたApple Watch ultraは電池持ちが向上したが、一般ユーザー向けではない為まだApple Watch自体の進化と認識するには早いだろう。
性能は劣るにしてもAndroid系のスマートウォッチだと、2週間であったり数日であったりとかなり電池持ちがいい物も多い。
電池持ちを重視する人には重要な比較ポイントになりそうだ。
価格
Apple Watchは全般的に高価格帯になる。
廉価版のSEでも3万円台だと思うとAndroid系のスマートウォッチと比較してもかなり高額。
ファーウェイやGalaxyなどのスマートウォッチの場合、安価な物や通常モデルであっても筐体にはステンレスやサファイヤガラスが使われていたりと、強度と価格のバランスからかなりの優位性がある。
しかしApple Watchの場合はアルミニウムのケースからステンレスに変わると金額は跳ね上がる。
時計としてみれば5〜7万円は許容範囲ではあるのだろうが、1つのデバイスとしての価格はかなり高額な為、スマートウォッチをどう捉えるかで大きく変わりそうだ。
睡眠計測の精度
これはあまり優先度が高くないかもしれないが、睡眠計測の精度はあまり高く無い。
Galaxy Watchの場合は、睡眠に入った時間と起床の時間がかなりの高精度で記録がされる。しかも驚くのは昼寝に至るまでバッチリ計測してくれるから、自身の睡眠の質を把握するのには本当に重宝していた。
ところがApple Watchの場合、睡眠時間がかなりアバウトに表示されてしまう。
時間もかなり開きが出てしまう為、1時間以上の誤差も茶飯事だ。
単純な睡眠計測ならそこまでニーズが無い様にも感じると思うが、私も30歳を過ぎて睡眠の質の低下を感じることが増えきてた。
連続して8時間の睡眠が取れなかったり、寝ても疲労感が取れなかったりと、学生時代には考えられない様な悩みが睡眠に関しては出てきてしまった。
そこでスマートウォッチを付ける生活を始めてからは、仕事で早く寝られなかったりしてしまう時以外は早寝早起きをする様に気遣う様になった。
睡眠のリマインダーを設定しているし、睡眠の計測結果も測定してるからには少しでも向上させたい気持ちが働いて、何かに追われていてもふと健康に関しての気づきを与えてくれる。
スマートウォッチのメインテーマでもある健康面のサポートは、これから長く健康でいる為には実にありがたい。
本当に運動や良質な睡眠のサイクルがなかなか作れていない人には特に考えて欲しい所で、今は半信半疑の方もスマートウォッチは想像以上に健康を考えるきっかけをくれるから大きな検討材料にしてもらいたい。
まとめ
よくあるガジェットの仕様のレビューだけなら数時間使っただけでもペラペラしゃべてれしまうかもしれない。だけど、本当に大事なのはそのガジェットがどんな風に自分や家族、大切な人の生活を豊かにしてくれるかだと思う。
物が増えることは生活を豊かにしてくれる。
スマートウォッチをただの通知要員としてしか認識、想像できていないのは本当に勿体無い。
きっと習慣を変えてくれる様なプラスのきっかけを与えてくれるに違いない。
この記事が、健康的かつ便利に生活する為のスマートウォッチ選びのきっかけになれば幸いです!
ではまた!