会社員である自分はこの9月が一つの区切りでもある。皆さんは夏の終わりを迎えるこの9月をいかがお過ごしでしょうか。
私自身、32歳にもなり今後の大人としての立ち振る舞いに気を遣うようになってきた。そこで今回はこれから40代に向かっていくにあたり考えていることを少しまとめていきたいと思う。
大人の立ち振る舞い
大人の立ち振る舞い…実にアバウトな言葉なのだが、これが30歳にもなると流石に気になるようになってきた。ひとえに立ち振る舞いと言っても幅が広すぎて困るのだが、いくつか簡単な例を挙げていこう。
- 人に優しくなる
- 服装や仕草など落ち着いた印象を与える
- 知人だからこそ支払いは適正額を払う
- アンガーマネジメントが徹底している
総じて民度という言葉で説明ができてしまうのだが、この民度が大人の立ち振る舞いだと思う。上で挙げた例もそうなのだが、子供の頃は落ち着いていたり、何かにがむしゃらにやりきることがどこか恥ずかしい気持ちもあったのが正直なところだ。
もちろんそんなことはないし、大人になるにつれ物事に一生懸命取り組んだり、夢中になれることが本当に素敵なことだと思えるようになった。
だが大人になってから気がついたことがある。育ちが良い家庭だとこの感覚が子供の頃から当たり前にあるということに…育ち以外にも当然、頭が良ければ落ち着いた振る舞いをした方がメリットが大きかったり、一生懸命にやり続けた人間だけが成功できるなんてことは分かっている。だから斜に構えていることもないし自分を大きく見せることもない。
文章にしていて本当に恥ずかしいのだが、私自身はとにかく透かしまくっていた。なんでも一生懸命やるのは少し恥ずかしいし、少し頭のおかしい変な人だけどいざという時は頼りになる。そんな訳のわからない立ち位置になりたいと思っていた。不良がかっこよく見えるのに少し近い感覚だろうか。だがこんなもの当然のことながら正解になることなんてないし、学校生活も恋愛も一生懸命打ち込んでがむしゃらに走って行った方がいい。
大人になってもこの感覚が抜けない人がいるがこれに気がつけないと身の回りのコミュニティーのレベルは変わらないし、子供も同じ道を歩んでしまうようになる。そうならないように大人の立ち振る舞いとして自らが学んで子供と接していきたいと思う。
刺激を欲する
良くも悪くも30代を過ぎてから刺激の少なさに驚きを隠せない。食事にしても身近な美味しいものはたくさんあるけど、感動のレベルまではいかない。仕事のフェーズが変わって裁量が大きく変わったなんてこともない。とにかく刺激に飢えている。
食事に関しては少し良いレストランに行けば解決するかと思い侮っていたが、そんなことは全くなく刺激は今も物足りない。
もっといい給料、もっといい食事、もっといい車、もっといい家…人間の欲望はとてつもない。冷静に考えるとこの欲望の全てが私は欲しい。これが十分だと言える人はどんな人なのだろうか。
だが、この刺激が足りないというのはおそらく際限がなく、どのフェーズであっても欲してしまうのだろう。「足るを知る者は富む」とはよく言ったものだが、まさにその通り。満足する意識を持てばその大小に関わらずに幸福を感じることができるというものだが、今後の人生に関してはこれが大きなポイントになってきそうだ。
「足るを知る者は富む」これを意識して10月からは生活をしていく所存。
最後に
今回の記事いかがだったでしょうか。大人になるにつれて感じていた子供の頃との差を書いてみました。
30過ぎてからようやく考えだして遅いような気もしますが、まだまだこれからの人生も長いので上品な民度の高い大人になれるように過ごしていきたいと思います。
ではまた!