10月も終わりもう2023年もあと2ヶ月。何気に一番の楽しみでもあるこの月刊ブログ。
普段思っている事の全てを口に出してしまってはうまくいかないのが社会。いや、これは体のいい"逃げ"の言葉なのかもしれない。
そんな逃げではなく自分の言葉を正直に紡ぐことができるこのブログは私の思考が詰まっているから、共感してもらえる部分が少しでもあれば嬉しい。
では10月も独断と偏見たっぷりにお届けしていく。
ビッグモーターから学ぶ
まだまだ情報が出てきてお先真っ暗な状況に見えるビッグモーター。今回の内容に関しては社内の一部の人間の圧力によって起きた問題だと報じられているのだが、組織の重要性についてこの問題を深掘りしていきたい。
組織は良くも悪くもトップの方向性や人間性で決まる。それを最近の実体験で感じる事があった。
私の所属している会社は長らくパワハラが横行していた。上場企業にも関わらずパワハラ気質に部下を詰めることが「指導ができている証」というおかしな風潮があった。だがそれで実際問題評価されれば本当に何が正しいのかなんてものは分からなくなる。
本当の意味でその行いが違うと確信になったのはトップが変わり、パワハラ気質の社員がいなくなってからだ。
それからは本当に仕事に向き合える状況になってきたし、組織の変化を感じる事ができた。
ビッグモーターの不正横行に対しても同じようなことだろう。
トップが不正を強要する、もしくは不正しなければ達成できない状況にしていく。直接の指導はしていないような雰囲気を出して責任からは逃れられるようにしておく。
過剰なノルマの設定をこなす為の策が明確にはないのだから、結局はブラックな事で埋めざるをえない…もうこれはビジネス自体が崩壊してる証とも言える。
だがトップが変わればこれもガラッと変われると個人的には思っている。それだけの力が組織のトップにはあるし、それが組織。
よく飲食店で言われているのが店舗Aと店舗Bがあり、Aは売上好調だがBは赤字。
この解決策はずばり店長を入れ替える。
これだけで本当に売り上げは逆転する。だがそれでは入れ替わっただけだから本質的な解決にはなっていない。だからこそトップとなるマネジメント側の人材育成が何よりも重要になってくるのだ。
しかし、ビッグモーターの場合には経営には関与しないとしつつも、100%株主として前社長が残るのであればその権力は続き自浄作用に期待するのは難しい。
組織は大きくなってもトップの意向が色濃く反映されるから、人の影響力の大きさは肝に命じておきたい。
企業の人形
ここからは10月から施行されたステマ規制に関しての話題に。
ステマ規制を端的に言えば、発信内容が製品やサービスの広告であればしっかり広告であることを告知しましょうという内容なのだが、大抵の人間が「そんな当たり前のこと言うなよ!」となるだろう。
だが実際には10月からPRの表記が増えてしまう結果に…
実際問題、ブログでもYouTubeでも広告表記があることでPVが落ちたりしてしまうのは有名なことなのだが、広告に対してのネガティブな意見が多い事に驚く。
そもそも広告は製品を魅力的に見せて消費者におすすめしていく事が大前提のはずなのに、あまり良くない製品を魅力的に見せるだけ見せて売ろうみたいな風潮がよくない方向に向かわせてしまっている。これが本当に残念だ。
さらにはYouTuberも本当のマイナス面は伝えず、フワッとした当たり障りのないポイントをあたかもこれがマイナスポイントの全てと言わんばかりに発信しだす。
「しっかりネガティブな意見も言ってるからこの人信用できるかも♩」なんてネットリテラシーの低い人は思ってしまうだろう。
だがそれは違う。これは騙そうとする悪意すら感じる。
だからこそこれまでよりも広告表記が増えてしまっているような発信者の信用が失墜するのは当たり前。むしろそうであって欲しいし、自分の意見を押し殺して企業の人形になっていた代償でもあるだろう。
視聴者・読者はその人独自の視点で製品の良さを発信して欲しいのが本音なのだ。その個人の独断と偏見の総集編によって製品を買うか決める事が重要であり、それが本当に活きた情報だと思っている。
最後に
最近では企業も個人も情報を隠したり歪めたりすることであらゆる弊害を生んでしまっている。
本当に信用できるのは身近な友人や家族であり、そんな目線を忘れないで発信をしていくことを私自身も忘れないように心がけていきたい。
このブログを読んでくれている読者の方には発信されている情報を鵜呑みにせず、常に自分でも情報を取って自分の身は自分で守れるようになって欲しいと願うばかり。
活きた情報をしっかりと拾い上げ、これからもガジェットに家づくりに楽しめるようなブログにしていきたい所存。
ではまた!