まだまだ暑さが続いている異常な9月だったが、iPhoneの発表やら会社の半決算という事もあって忙しくさせてもらった。10月は会社としても下期を迎える場合も多く、4月に次ぐ変化の月でもある。今月も例に漏れずに独断と偏見がたっぷり混じった体験を元に話をしていきたいと思う。
知識だけではカモは脱出できない
いきなり過激なタイトルに聞こえるが最近半信半疑だったことに一つの答えを出した。
それは「いくら情報があっても頭が悪いとカモのまま」ということ。頭が悪いっていう表現が非常に曖昧で嫌悪感が湧いてきそうだが、ちょっと待って欲しい。これからその内容を自分の言葉で話していきたい。
- 格安SIM
- ググるとこすらままならない
強く感じているのはこの2つ。最近では格安SIMの品質も上がってきており、大手キャリアでも格安プランがネット限定で契約できたりと一昔前とは状況が大きく変わった。
だがお金に困っているという人間の方が格安SIMを明らかに使っていない。勿論格安SIMが全ての面でメリットかというと一部ユーザーからすればそうで無い場合もある。だが、一般的には一人暮らしであってもパソコンは使った方がいいし光回線の導入をするのであれば大手キャリアの「使い放題」のプランはただ高級品に過ぎないだろう。
スマホ料金となると窓口に行った時点で、いくら安いプランといっても大抵がahamoなんかよりは高くて内容の薄いプランになってしまう。この算数レベルの違いすらも理解することができず、なんとなく難しそうという理由だけで高額プランを続けてしまう。
そろそろ本当に気がついた方がいい。企業は分かりづらい複雑な雰囲気を出すことで情弱を煙に巻くように仕向けている。陰謀論とかではなく、営利企業としては当たり前の戦略だ。
消費者にはサービス以上の金額を取られている感覚を持たせないでそれ以上のお金を回収することができればそれに越したことはない。商売の本質的な部分ではないような気がするが、スマホキャリアにおいてのマーケティングなんてのはマイナス方向に進んでしまっているのが現実。国民の大多数がその事に気が付かずに使ってくれるだろうという企業の怠慢を許してしまっているのだ。
こういった内容も私だけが知っている特別な知識でもなんでもなくて、Googleの検索エンジンで調べれば誰でも分かることだ。調べる癖がついている人からすればこの検索すれば分かるみたいな言葉すらも「こいつ何言ってんだ」と言われかねないくらいの馬鹿げた内容だろう。
でも断言してもいい。ググって欲しい情報をキャッチできる人なんて10人に1人もいない。そりゃ芸能人の経歴くらいは流石に分かるだろうが、基本的に調べれは分かる事すらも調べないし、調べる為の工夫に頭を使えない。
確かに欲しい情報を得るためにどんなキーワードで入れていけば辿り着けるのかは、徹底的にインプットしようとした人間でないと感覚的には分からないかもしれないが、調べていく過程で間違いなく情報をキャッチする能力は上がっていく。
もうこの時代にもなっていく中でググる事すらできないし、理解ができない人は完全に置いていかれているから危機感を持った方がいいし誰かに迷惑をかける。このレベルの迷惑は付き合いをやめるレベルになりかねないから注意が必要。
偏差値は脳みそレベルのフィルター
昨今、数々の天才たちによって学歴不要論が各地で言われてきているがこれは間違いだと強く言いたい。レアケースがあるのは当然なのだが、基本的には学力と思考レベルはある程度の因果関係があると思っている。エビデンスなどない。
本当に学校レベルの勉強が全く理解できないような状況だと根本的な理解力が足りていないから、話をしていてもびっくりするくらいに論理の部分が伝わらない。
しかもタチが悪いのがそういった人間は理解しようとすることを早々に放棄する。日本語を話しているようでも日本語として内容が理解ができない。理解できてる"風"だ。これは大人になってから特に実感したことで愕然とした。
よく子供の頃なんかには勉強できなくても「生きる為の脳みそがあればいい」なんてことを周囲で言っていたのが今になっては懐かしい。何度でもいうが、研究レベルの勉強内容は不要にしても義務教育レベルの勉強は理解できていないのはまずい。
その後に優秀でまともな大人に会った時には最も簡単に見抜かれてしまうから、今のうちからその事実だけは受け止めておこう。
最後に
こうして毎月ブログに感じたことや考えを書いていくと自分のいい分析にもなっているし、これまで自分が周りに対して感じていた人に対する違和感も言語化してく事でそのギャップが埋まっていくように感じる。
だが、今回書いたような人に対する違和感は敵を作りかねないし、そういった人ともうまく付き合っていく必要だっていつかくるだろう。
かなり愚痴っぽくなってしまった内容だが、こういった違和感を感じた分自分にも勝機があるのだと思いこれからも戦っていきたい。
ではまた!