家づくり初期の頃なんて何を悩んでいたのか分からないくらいに悩むことが多い。
最初は賃貸or持ち家。次に来るのが建売or注文。
最近知人の家に遊びに行った際、お邪魔した家が建売だった。
これを言ったら各方面から怒られそうだが、正直注文住宅と建売に対して優劣があった事は認める。だがいい意味でそれが覆された。
では実体験を元に何を思ったのか。今回は建売について改めて考えていきたい。
建売が侮れない
建売のプラスのイメージといえばどんなことが挙げられるだろうか。
建売のイメージ
- 規格住宅で安く建てられる
- 土地込みで購入できる
- 細かい打ち合わせコストがない
- 入居までが早い
こんなところだろう。
逆に気になるポイントも考えていきたい。
建売のここが気になる!
- 自分の好みに合わせられない
- 建物の質はピンキリ
- 並んで同じような家が建つ
- 土地は狭い可能性がある
どんな選択肢でもメリデメはあるのだが、今回知人の家にお邪魔してメリットの部分がかなり大きく感じた。だが、物件によって差があるのだから良い物件"も"あるというだけというのも否定はできない。
でもこの双方のポイントをしっかり押さえて置くことで、最高にコスパのいいマイホームを手に入れられる可能性は格段に高くなる。
自分で全てを決める注文住宅だからといっても後悔が無い方が珍しいわけで、家は3回建てないと分からないと言われるほど。
だからこそある程度は許容する事が重要になってきて、一条工務店の場合でも規格住宅である「アイスマイル」の人気が上がっているのだろう。
物足りない部分も…
当然建売にもそれぞれ物件ごとに足りない部分があって、施主である友人も言っていたのだがキッチンのカップボードが無く収納が少ない事が不満点に挙がっていた。
そもそもミニマムに生活することが流行している中では収納よりも、所有物の精査をする方がいいのではないかという意見もあるだろう。でもカップボードくらいはやはり欲しい。
ただカップボードに関してはIKEAなどでも、オシャレで機能的な製品もたくさんあるからどうにかリカバリーできそうだ。むしろ建売の場合は、初期の設備に対してどれくらいプラスαでカスタマイズしていくかが醍醐味でもある。
間取りに関しては購入後ではどうしようもないが、入居前には分かるし、注文住宅でも間取りだけは不測の事態に備えるのは難しいポイントになる。
きっと建売も含めたマイホームは足りない部分にフォーカスしても仕方がなくて、本当に譲れないものをしっかりリストアップしていく事が生活を豊かにしていく。
家をフィットさせるのか
建売に関して私なりの素直な意見を述べてきたが、マイホームを建てたからこそ感じる部分がある。
家をフィットさせるのか、自分を家にフィットさせるのか…
当然生活する家族にとっても住みやすい家にするのがいいだろう。だが大体の家庭が家を購入する際に予算が必ずつきまとう。
そうなってくると、なんでもかんでも要望を叶えるのは難しくなってくる。
だが、どんな状況においても、家は何のためにあるのかを忘れないでほしい。
家族との豊かな生活を送るためであって、マイホームのために働いたり生きるのは少しピントがずれる。最終的には豊かな生活のためとマイホームのためは同じとも捉えられるが、そのニュアンスが全く違う。
家を買う為だけに収入の大半を消費してしまってちょっとした旅行にも行けず、生活を便利にしてくれるガジェットも買えないような状況にはならないようにして欲しい。
その中で予算も抑えられるし、住宅の性能も上がっていることからも建売の需要はますます上がってくる予感がする友人宅への訪問だった。
最後に
今回の建売の話題いかがだったでしょうか。
良し悪しがあるのは大前提分かっているとは思いますが、建売も本当に性能面も設備面も良い物件もあるのだと、これまでの建売への考え方をいい意味で変えてくれる素敵なお家でした!
とにかくお金がかかってる大きい家が最高というわけではなくて、自分たちのライフスタイルに合わせた家が一番住みやすい事は間違いないと思います。
全員ランボルギーニがいいわけでもないですからね!
どんな家も車もガジェットも使う人に合っている事が重要!
ではまた!