菅内閣になってテコ入れがあったスマホ料金だが、この10月からまた各社激アツな展開がやってきた。もうスマホ料金は最適解が出てきそうだが、まだまだ料金が高くて困っている人は是非みて欲しい!
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ahamoがアツい!
なぜここまでテンションが上がっているのかというと、ahamoが10月からお値段そのままで20GBから30GBに増量した。これまで同様に2,970円で30GBのデータ通信と5分以内の通話かけ放題だ。
もうこの時点で現状契約しているプランと比較して良くなるなら、即決で申し込みしてもいいくらいにいい内容だ。もう決められる人は下記リンクからポチって欲しい。
だが、まだまだそんな上手い話がある訳ないと思う方は最後まで記事を読み、しっかりと比較した上で判断して欲しい。どちらにしても大半の人がahamoでいいという状況になっているのではないかと思う。
大手4キャリアの比較
比較する際の前提条件
- 大手キャリアは使い放題で比較(少ないデータ容量はあまりにも割高で比較するまでもない為省いてます)
- 家族割を適用
- 光回線は戸建で導入を想定
- 合計金額は一人分(家族の人数分スマホ料金だけ上乗せしてください)
- Wi-Fiルーターは別途準備
- クレジットカード割引は除外(100円程度の割引だった為)
正直この表を作成している間も思ったのだが、こんな条件付きの割引条件を比較してまで選ぶのなんて面倒だし、煙に巻こうとしているのが見え見えであまり良い気分はしなかった。最終的な比較ポイントはこの後の格安SIMの比較が終わってからまとめて行っていきたい。
格安SIMの比較
比較ポイント
スマホ業界の闇
基本的に大手キャリアを使う場合には自分自身で明確に理由が説明できる人だけでいいし、何GB使っているからこのプランにしているなどを明確に理解していないならもう使う理由がない。すぐにでも変更のアクションをとって欲しい。
だが格安SIMは2024年時点でもう相当な会社があって、その時点でもう投げ出したくなるくらいだと思う。
なに?mineo?IIJmio?UQ?もう訳分かりません!もう画面閉じたいです!はい、お疲れ様でした!
こうなりかねない。だからこそもう格安SIMの類もahamoと日本通信だけ見てくれればOKだ。正直色々調べた中で、厳密には違うのだが大手キャリアのサブブランドの位置付けとなるahamo。MVNO界隈でのコスパモンスターの日本通信がそれぞれの代表だと思って欲しい。余程の理由があってソフトバンクがいいやauがいいなどがなければ問題無し。
大手キャリアは基本的に使い放題で高額になり、家族割と光回線加入による割引が前提になっているから本当に小賢しい。インフラでもある通信環境でここまでえげつないのかと思うくらいで、社内ではユーザーファーストなんて御法度なのかと思うほどの内容だ。しかもこれら大手キャリアの純粋なサブブランドもコスパがあまりよくない。サービスを落とした分安くなりますと覚えておいてくれれば大丈夫。ショップに来ている情弱をめちゃくちゃにカモるのか、サブブランドで金額だけ安くして内容が薄くなる契約で少しカモるのかの違い。もうショップに行ったら負けなレベルだ。
データ通信
金額の前にこのデータ通信が非常に重要になってくる。皆さんは自分が月々どれくらいのデータを消費しているのか把握しているだろうか。少しでも知っている人はアプリで定期的に確認しているかもしれないが、スマホ料金に無頓着な人だとまだ把握していない人も多いと思う。だからまずはデータの把握からして欲しい。
私の場合ラジオ感覚でYouTubeを流していることもあって、外出先でも1ヶ月トータルで15時間程度YouTubeを見ていたりする。その場合だとおおよそ17〜18GB使用している状況だ。自宅に光回線も導入する予定ならば20〜30GBあれば十分なデータ容量になってくる。
もしそれ以上使っている方はYouTubeなどの動画視聴環境の設定を見直して欲しい。そもそもスマホで見る動画の画質なんてYouTubeで言えば360Pあれば十分ストレスなく見られるし、イレギュラーな屋外でスマホで見る分に1080Pでなんて見なくていい。一度設定方法の画像を貼っておくから設定してどの程度の差か見てみて欲しい。
実際に見てもらって確かにそうだなと思った方はここからが重要。無駄なデータ消費をしない為にも、基本的な設定としてモバイルデータ通信の場合にはデータセーバー、Wi-Fi環境場合には高画質の設定にしておけば、その都度画質を設定する必要もなく自然と最適化されていく。その設定も下記画像を参考に設定しておいて欲しい。ただ垂れ流しにしてキャリアに対して無駄なお金は払う必要は無い。
さあ、たったこれだけの設定でもう通信の使用量はかなり抑えられるはずだ。ここから金額などのポイントを話していきたい。
金額
やっぱり金額は重要。表で見ると圧倒的に日本通信が安いが、格安SIMでは使い放題では無いのは大きな違いになってくる。だが先ほどのデータ通信でも話したように、無制限はいいのだが無駄な容量は無駄にしかならない。言わばオーバースペックになりかねない。
公道を走るのにスピード出すかもしれないからとランボルギーニに乗っているようなものだ。(いい例えが思いつかんかった…笑)
だからこそコストとパフォーマンス両方のバランスを見てあげないといけない。その目安が20GB前後のデータ容量での金額になるだろう。コストの部分で大手3キャリアは論外で、パフォーマンスの部分で不安が残る楽天は3キャリアに比べると安いが選択肢から除外。だが通信環境に関して自分自身で理解できるなら楽天の使い放題で2,980円は魅力的。
やはり増量したahamoの30GBで2,970円が魅力的で、日本通信の50GB2,178円のコスパは驚異的。むしろ20GBで1,390円という選択肢もあるから20GB以内で収まる可能性が高い方はもうコスパだけで選んだら日本通信だろう。
通話料金
今回の表では大手キャリアも5分かけ放題のオプションを付けて算出したが、ahamoと日本通信は既に最初のプラン料金に含まれている。日本通信に関しては5分かけ放題なのか月70分の通話が無料かを選べるようになっているのも良心的。大手キャリアはかけ放題に関しても1,980円となり、ahamoと日本通信と比較してここも割高になってしまっている。
もう若者は電話はほとんどしないだろうが、安く電話ができるなら電話の選択肢があっても損はないだろう。
格安SIMで想定される主なデメリット
想定されるデメリットはいくつかあるがいくつか代表例になりそうな3つだけ紹介していく。
メールアドレス
基本的にはキャリアで使用しているdocomo.ne.jpといったキャリアメールと呼ばれるものは使えなくなる。ahamoなど一部のサブブランドでは月額料金はかかってしまうが移行することは可能だ。(ahamoの場合には330円)
だが、キャリアメールに関しては迷惑メールの温床になっている場合がほとんどで、キャリアも縛られてしまうから今後のことも考えてGmailアドレスをメインアドレスにすることをおすすめしたい。
プラン変更
キャリアや一部のサブブランドの場合だと実店舗があり、プラン変更なども来店すれば対面で対応してもらうことが可能だ。ahamoなどの格安SIMの場合だと基本的にはネット完結になる為、多少戸惑ってしまう可能性もある。だがネット完結なだけあってホームページでも説明があり、ブログやYouTube上にも情報は転がっている。むしろこの程度の情報が拾えないリテラシーならば、人にお金を払うしかないから大手キャリアにしっかり献金して欲しい。手も動かさない、頭も使わないで美味しい思いはできないからよく考えて欲しい。
支払い方法
格安SIMはクレジットカードか一部デビットカードでの支払いとなるケースが多いが、キャリアのように支払い方法が複数用意されていて自由に選べる感はない。ahamoに関しては口座振替とクレジットカードだからクレジットカードを持っていなくても支払いはできる。支払い方法がネックになっていて格安SIMの契約ができない可能性をあるから契約前に確認しておきたい。
大手キャリアを選択するケース
ここまで大手キャリのメリットを提示できなかったが、レアケースでキャリアのプランを選ぶのもありなケールがある。
その一つが、出先でもガツガツとテザリングを利用しPCなどを使用する人。ドコモだとテザリングの容量制限もなく、自宅でのWi-Fi環境が活かしきれないようならキャリアの使い放題プランを選んでもいいだろう。
二つ目が一人暮らしの場合。Wi-Fiは高速データ通信が無制限で繋がるのがメリットなのだが、忘れてはならないのが複数人で利用できることだ。一人暮らしの場合にはその通信速度にあまりメリットを感じるような使い方でなければ自宅でも外出先でも無制限で使える使い放題のプランが便利になるケースもある。
家族割と光回線とのセット割が活用できない分通常金額になるが、それでも光回線と同時契約と同じくらいの価格差になる。だからこそ速度が不要な環境で一人暮らしなら大手キャリアの使い放題のプランも選択肢の一つだろう。
結論:ahamoか日本通信のどちらかに変えればOK!
今回の比較をもとに私が個人的に選ぶのはahamo。金額やサービス面、キャリアメールも持ち出せる制限の無さは最もバランスが良く、これから乗り換えを検討している万人におすすめできるプランだ。18歳以上という制約はあるものの、親権者の名義で契約し使用者が子供というのはOKだからそこまで不利なルールにはならないだろう。しかもドコモ回線を使用している安心感と、ドコモのサブブランドというよりかはネット限定プランのような位置付けで、ユーザーとしてはドコモブランドとしての安心感がたまらない。
そしてサブ回線やとにかくコスパ重視で選びたい人は日本通信がおすすめ。なんと言ってもドコモ回線を使用していており20GBで1,390円、50GBでも2,178円というコスパぶっ壊れの料金プランは超魅力的。光回線はセットになるものがないので自分で選ばないといけないが、光回線は大差ないから好きなブランドやキャンペーンで選んでもOKだ。電話も専用アプリ使用なんてケチなことも言わず、ahamo同様に5分かけ放題が付いているから電話利用したい人も安心な内容だ。ついにここまで安くなってサービスも良くなると通信業界の最適解が見えてきそうな雰囲気すらある。とにかく85点は確実に取れる選択として、ahamoとマニアックで大手キャリアへのこだわりがない人にとっては最高コスパの日本通信のどちらかへの乗り換えが答えだ!
最後に
今回のスマホ料金に関しての話はいかがだったでしょうか?
どこの家電量販店に行ってもイオンのイベントでも本当にユーザーにとっての最適解の案内をされることはまずないし、平気で20点を取らせてくる状況に終止符を打つべくこの記事を作成しました。
スマホ料金のように分かりづらくすることで、提供価値以上にお金を搾取しようとしている業界自体に疑問は感じますが、もう消費者が知識をインプットするしかない状況だと思います。プロが最適な提案はしてくれず、プロは自分にとっていい提案をしてくるだけなので、この記事がスマホプランを再検討する一つのきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
ではまた!
ahamoの申し込みリンクはこちらから!