夏本番。暑さでまいっている人から夏を楽しむ人まで様々…暑くても楽しめるかどうかはその人次第だし、暑さはどうにもならないからせっかくなら楽しみたいところ。
月刊ブログ7月号はタイトルにあるように、大人の休日という何となくビジネスマンとしての在り方を考えたいと思いテーマに設定してみた。今回も思考の整理と自分自身へプレッシャーをかける意味も込めて記事にしていきたい。
大人の休日
大人になってからの休日はどう過ごすか。ビジネスマン人生は長いからこそ、休日に何をするのかでその差は大きく開いていくと考えている。実はこの文章を入力している際に少し社畜っぽいかな?とも思ったが皆さんはどう感じているだろうか。
確かにプライベートを充実させていくことも、人生単位では非常に重要なことなのはいうまでもない。だが人間としての承認欲求であったり、生活費を稼いだりと、大人としての時間消費の割合で言えば8〜9割が仕事に割かれることもザラにあるはずだ。そんな仕事の時間を有意義に、そして自らの市場価値を高めていく為にも、人知れず努力を積み重ねていくことが大切になってくる。実は私自身、この考え方は大学まで心血注いでやってきた野球から学んだことでもある。野球に限らず、様々なスポーツは感動的な場面と同じくらいか…いや、それ以上に残酷な場面がたくさんある。ただその中でなんとか結果を出す為にもがく中、地道に積み重ねていくことの重要さを学んでいる私なんかは社会人になった今でも習慣は抜けない。だからこそ大人としての時間の使い方はセンスが試される。
ギャンブルに時間を使う人、趣味に時間を使う人、平日に溜めていた家事に時間を使う人…様々な人がいるだろうが、全てはバランス感覚が大切。ただ私の身近な例で言えば、圧倒的に趣味に時間を割いている人が多くて、この時間の使い方こそ今回の一番伝えたいポイントでもある。
ではビジネスマンとしてのスキル不足はいつ取り返すのか。
だんだんとやばい方向に話がいきそうな雰囲気があるのだが、それは勿論仕事のスキルは仕事中に身につけていけばいい。だが成長速度は人それぞれだし、仕事中にも業務やらなんやらで時間が取れないなら時間を作る工夫はしなくてはならない。だが仕事ができない人はそういったことができないから仕事ができない状況になっているのだ。
私自身は自らの意思でそんな使えない人間にはなりたくないと強く思っていたからこそ、様々な情報のインプットを欠かすことはなかった。
私が仕事に打ち込むことのできるタイプではあったから良かったのだが、このインプットで得たものをお客様ではなく社内の堕落している人には提供したくないと思ってしまう。実に器の小さい話で申し訳ないが、この月刊ブログは本音of本音の場所だからこそ言いたい。
「仕事で困っていても何もしてないお前が悪い」
勿論部下にはある程度共有したりはするのだが、知識そのものではなくその知識を得るための促しをしていくイメージ。成長の機会を奪うことにもなるから直で情報を渡すかは塩梅を考えている。
そして知識面だけではなく、スキル面でも同じ事が言える。
私の勤めている会社は正直PCスキルなどは相当レベルが低く、タッチタイピングができる人がほぼいない上、ショートカットキーも全く使えないのがデフォになっているくらい。だからといってPCでの仕事がないわけではないからびっくりしてしまう。
部下に話すのは、「タイピングを指一本でやっているのは移動中にゆっくり歩いているのと同じ」だと表現する。作業を行ったりする際には早歩きや多少急いだりするだろうし、その作業中にあまりにもゆっくり歩いている部下がいたら指摘するだろう。タイピングだから遅くてもいいなんてこの令和の時代にはあり得ないし、毎日5分でもいいからすし打をやっていれば大きく変わるのに結局はやっていない。日常の業務が回らないのはチンタラとタイピングしている無駄な時間があるからだろうと思っているから、ビジネスマンとしての最低限だと言いたい。
何にお金と時間を使うのか
休日の過ごし方で仕事に関する事を好き勝手話してきたが、もう一つ最近重要さが分かり始めたのが何にお金と時間を使うのかだ。
先ほどの仕事に繋がるスキルアップ、家族との時間。これらは日常の中である程度意図せずともお金と時間を割く部分なのだが、新しい体験や良質な体験をする事は自ら行動していかないとなかなかできない。
よくお金持ちは体験にお金を払うというが、お金持ちではなくても体験にお金を払うことの満足感は非常に高い。確かにその日暮らしのようなスタイルであればそこまで気が回らないのも致し方ないのだが、普通に働ける環境であればこの体験に投資する魅力はかなり大きい。
ここで話している良質な体験や新しい体験は正直なんでもいいと思う。
少し高いレストランに食事に行く
サービスのいいホテルに泊まってみる
行ったことのない国に行って現地のものに触れてみる
とにかく斜に構えないでやってみて欲しい。ただ買い物に行くのではなく、少し良さげな百貨店に行ってみる。すると「あ、こんな素敵な接客なんだ」と感じたり、客層が良くて想像以上に買い物が快適だったりして最高。
合理的に安く提供するお店にばかり慣れていると、こうした接客の素晴らしさや快適さを知らずにいってしまう。生きる上で必要ないという人もいるだろうが、大人の嗜みとしては知っているのと知らないのでは育ちの良さみたいな上品さに差が出てくると感じる。若い時にはなんだかちょい悪くらいがかっこいいみたいな厨二病みたいな事が起きるのだが、大人になると品がいい方がかっこいいし、そういった人とだけ関わっていたいと思うようになった。だからこそ普段のお金と時間を使う場所も考えて過ごすことでより満足度の高い生活を送る事ができる。
最後に
今回は少しいつもより尖った内容になってしまったが、私個人の価値観を好き勝手に話せるのが個人運営のブログの良さでもあるから楽しんで書いている。これからも何か自分自身に変化をつけるためにも体験にお金と時間を投資していく所存。
ではまた。