デスク環境…
もう最近ではYouTubeでもデスク紹介動画がかなり増えてきており、様々なデスク環境を目にする機会が増えました。でもそのどれもが何かに囚われていて、あるはずもない正解を導き出そうと走り続けている気がする。
個人で使うデスク環境なんかにきっと一定の正解なんてものはなくて、環境を整えた上で、デスク上で何を表現したいのかが本質ではないだろうか。
そこで今回はオタク寄りではあるものの、ガジェット好きな私が副業勢くらいのライトなユーザー層に向けて、一般人が現実的な予算で整えられるデスク環境をご紹介していきます。
結構試行錯誤はしてきたと思いますので、これからデスクに向かって何かしら頑張っていきたいと思っている方の参考になれば幸いです。
YouTubeやインスタに惑わされるな!キラキラよりも使いやすいシンプルデスクを目指せ!
目次
デスク「FLEXISPOT EJ2」

デスクは電動昇降デスクの「FLEXISPOT EJ2」を4年間愛用中。当初は一条工務店の備え付けのカウンターデスクを設置しましたが、これが悲しいほどに大失敗…自分のデスクを持った事なかった人間が初めてデスクを選んだんだから、失敗はまあ仕方ないとして割り切りました。
何が失敗だったかってデスクの高さがこんなにも重要なんて知らなかった。デスクはある程度一定の規格があるもので、椅子を合わせたらいいや!くらいに思っていたら「椅子・デスク・体」の求めている高さがそれぞれ違うことを痛感して、結局電動昇降デスクを購入して愛用しているという状況になります。
電動昇降デスクは姿勢を変える事がフォーカスされがちではありますが、全てがベストな体勢をつくる為にもデスクの高さが変えられることが重要なので、書斎を作り込む際には電動昇降デスクがめちゃくちゃおすすめです。
備え付けのカウンターデスクはお金も無駄になって高い勉強代になってしまいました…

※既に紹介したデスクと同じモデルが無かったので、下記リンクは上位グレードの製品となっております。
チェア「COFO Chair Premium」


デスクに関する製品を調べたことがある人は結構知っている人も多くなってきましたが、私が使用しているのは「COFO Chair Premium」
千葉県在住なのですが、クラファンで登場した頃はCOFOも千葉県に事務所があり、同じ都道府県内の会社ということもあって応援したい気持ちもあり購入に踏み切りました。
なんとなくふわっとした意思決定から購入を決意したチェアでしたが、コスパもよくてかなりの良品でした。
クラファンでも記録的な売り上げを叩き出すなど注目度も高いチェアではありましたが、これが想像以上に良い製品で、購入してか3年以上愛用しています。とにかく全部入りという言葉がよく似合うオフィスチェアになっており、腰のサポートからフットレスト、アームレストの作りまで豪華仕様です。
このチェアを購入する前には、ゲーミングチェアで有名なAKRacingのPro Xシリーズを使っていましたが、姿勢がデスクワークには向かなかった経緯もあっててCOFO Chair Premiumに買い替えました。
最高級な海外のオフィスチェアはとにかく桁が変わるくらい金額も高くて手が出ませんが、このCOFO Chair Premiumは値上げされた今でも89,999円で販売されてますので、気になった方はリンクからチェックして見てください!
PC「M1チップ13インチMacBook Pro」

デスクワークの肝となるPCはM1チップの13インチMacBook Proを愛用しています。元々は自作PCでWindowsユーザーでしたが、動画・写真編集を行うようになってからはデータ共有の利便性からApple製品へ移行しました。
ちょうどMac自体がMチップへの大幅アップデートも自作PCからノートPCへと移行する大きな理由で、デスクトップと遜色ない性能とバッテリー性能に大満足しています。Macは細かな作り込みもめちゃくちゃ良くて、筐体自体の所有欲も今だに衰えず、毎日触っていても本当に最高のパソコンです。
でもパソコンに20〜30万円は簡単には出せないからそこは悩みどころ。最近奥さんがLenovoのノートPCを買いましたが、性能としては申し分なく、10万円程度で買えたこともありますので、とりあえず一家に一台のパソコンであればMacは不要かと思います。Macはあくまでも仕事用かガジェオタの趣味で購入する一種のブランド品ではありますので、ひたすらMacを紹介しているYouTuberを参考にするのはとても危険。Macを購入することが目的にならないよう、用途を明確にしてパソコンを選ぶことが何より重要かと思います。
正直Macじゃなくてもカフェでドヤる分には十分!カフェでドヤる人は「こんなにスマートに仕事をこなす私を見て!」これが本音ですから…私だけはカフェでパソコンいじっていても、それは趣味を楽しんでいるだけですから違いますからね。本当に。
キーボード「HHKB Professional HYBRID」

高級キーボードの代名詞とも言えるHHKBシリーズ。静電容量無接点方式という特殊なキースイッチが採用されていることが特徴で、キーボードにこだわり出した人は必ず一度は通る道かと思います。ガチのオタクはキーボードすらも自作するという危ない世界を知ってしまうと、このHHKBがその沼に入ってしまう前の最後の防波堤。なんとかここで踏みとどまりたい。
私の場合にはHHKB Professional HYBRIDとHHKB Professional HYBRIDの静音・高速タイピングモデルになっているTYPE-Sの2つを愛用しています。これは正直2つ持っている事に対して意味はなくて、ただの趣味!w
2つHHKBを所有していると言いましたが、どちらかと言えばTYPE-Sの方が打鍵感も良くて、打鍵音も好み。
とにかくコンパクトなのに必要十分なキー数、ブラック一色のかっこいいデザインが最高。色々なキーボードを触ってきましたが、KeychronやロジクールのMX KEYSよりもHHKBが個人的には手に馴染んで長期使用になっています。
キーボードとして見た時には価格の高さは否めませんが、高耐久の一生物として皆さんにもおすすめしたい逸品。
マウス「MX ERGO」

現在は旧型のMX ERGOを愛用中。基本的にデスクワークではトラックボールが好みでM575からトラックボール信者になっています。
トラックボールの良さはとにかく手を動かさずにマウスカーソルを操作することができるから、長時間のパソコン作業でも快適そのもの。デスク上でマウスを振るのも摩擦で消耗していきそうだし、木のデスクだとその摩擦感がより顕著に現れてしまうからトラックボールはやめられない。
これまでのパソコン人生でトラックボールから使い始める人はほとんどいないだろうから、どうしても毛嫌いする人は出てきてしまう。ただ、腱鞘炎のリスクや操作感の良さなどを考えると、好みはあるにしてももう少し愛用者がいてもいいと思うのだが皆はどうだろうか。
短期的な利益や使いやすさの感覚だけではなく、自分にとっての新しい感覚と、長期的な体への負荷を考えてトラックボールもカーソル操作デバイスとして視野に入れて欲しいと思います。
モニター「DELL P3222QE」

一番最初のデスクではデュアルモニターを使っていましたが、これが大失敗。
だって、YouTuberもデュアルモニターは作業効率が爆上がりする最高の投資だって言ってたじゃんかー!!!
マジ騙されたわ…(お前が勝手に思い込んだだけ)
とにかく視線があちこちに移動しまくって作業効率化どころか疲労が溜まる一方で、全く集中もできないから作業環境が最悪の状態に…
ただ、デュアルモニターに何を求めていたんだっけ?ふと思うと、答えは一つ。
とにかく広い作業スペースがあればOK!
もう単純に大画面で4Kのモニターを採用すれば全てが解決するんじゃないかと思い、DELLの4K32インチモニターを購入しました。
これは大正解。俺勝手に歓喜。

大画面が目の前に広がって、4Kの高解像度のモニターだから作業スペースも十分に確保できる。それに、画面が一つだから視線の移動も最低限だし、かなり集中できるようになりました。私にとってはデュアルモニターは無用の長物となってしまいましたが、デスクワークをする人のほとんどがデュアルよりも大画面の単体モニターの方がシンプルで使いやすい選択だと思います。これからデスクを作っていく人は、見た目だけのデュアルモニターを思考停止で選ばずに検討してみてください。
DELLのモニターは結構セールもしているので直販サイトがおすすめ!
マイク「SHURE MV7」

正直私は声に自身がない。でもYouTubeの動画制作も楽しみたいし、時にはオンラインでのミーティングもある。だからこそ、少しでもその自信のない声を聞きやすくしたいがために少し良いマイクを選んでいます。
それまでにもいくつかマイクは試してみましたが、今までパソコンでマイクを使用することが無かったから、音質よく収録することがこんなにも難しいことだとは思わなかった…
でもMV7はUSBマイクだからオーディオインターフェイスなどの専門機材が無くても簡単に収録できるのがメリットで、素人でも簡単に手を出すことができます。説明書以外の注意点は一つ。それは収録の際にはSHUREのアプリ「MOTIV Mix」を使用すること。
Macにもボイスメモのアプリがあって、高音質での収録も選択ができますが、それでも音質的にはかなり微妙な印象です。同じ環境であってもSHUREのアプリから収録するだけでかなり音質の向上が見込めるから試す価値ありです。
その他小物
あとは紹介するまでもないような細かい愛用品を紹介します。



最後に
今回は私の愛用品をご紹介していきましたがいかがだったでしょうか。やっぱり自分が好きな物に囲まれて作業するってテンション上がるし快適にもなって言うこと無しですね!(お金はめちゃくちゃ出ていきますがw)
YouTuberが紹介するような派手な超高級な物はあまりないかもしれませんが、予算が限られている分、コストパフォーマンスに優れた製品を選べているとは思います。
そもそもの話でデスク環境がどうとは話せているのも、それだけのスペースがあればこそだとは思いますし、我が家は2帖の書斎で広くはないですが、書斎があること自体が贅沢だと今でも感じます。この記事が愛用品の検討はもちろんですが、マイホームの書斎づくりのきっかけになればとても嬉しいです。
ではまた!