今年の10月は天候的にも異常で、11月に入ってもまだ暑い。こんな暑さの中でもやはり人生は嵐の連続で、今回話したいテーマは「性善説」と「品性」。この二つのテーマについて普段感じていることを赤裸々に話しつつ、その想いを勝手に共有していきたいと思うから物好きな人は付き合って欲しい。
仕事における性善説
この仕事における性善説とは何か。私はもうこのブログでも結構話をしているのだが、それはプロ(営業マン)と消費者の圧倒的な知識差を悪用しない事だと思っている。
これは性善説と言って片付けられる程実際には優しいものでは無いのだが、私自身も普段は営業職のサラリーマンとして働いている限りはかなり意識するところでもある。
- 車
- 保険
- スマホ
- 光回線
- 住居の賃貸
- 金融投資
- 美容・医療
生活に身近に関わっているものほど知識差が起きているのがこの問題の怖いところで、多くの消費者が危険に晒される可能性がある。
私の場合には直近で医療脱毛をしようと思い調べてみたのだが、これがまた曲者で消費者が圧倒的に弱い立場に立たされていると感じた。
そもそも男で脱毛の知識なんて美容脱毛よりも医療脱毛の方が効果があって間違いない!こんなもんでしょ?
皆さんはどうだろうか。少なくとも私が調べた限りでも、やれ機械のスペックによってだとか、やれ機械はいいのに理由もなく強度を落としてやられるだとか本当に疑心暗鬼になることしかない。脱毛が可能な医院も多く、口コミを見ても正確な情報の確信は得られない。
こんな塩梅で様々な口コミやPRがあるのだが、やはり信用度が高いのは体験した人からのリアルな感想が一番。しかもリアルな知人が特別いい。世の中にはリアルで体験をした風に装う人も中にはいるだろうからネット上では完全に判別ができないから注意は必要だ。という前振りから私自身がアフィカスとして医療脱毛に関しての記事を今後は量産していく…私だけは真実を語りあなたの味方ですよ!忖度しませんよ!そんなインチキアフィリエイターのような地獄ムーヴをかまそうと思う。信じるか信じないかはあなた次第…
少し冗談がすぎた気もするが、私は最近こうした情報格差の中で最安値、最高コスパを常に求めていくことは本当にベストなのだろうかとはよく考えるようになった。お互いが気持ちよく取引ができ、長期的にみて何がベストなのかを考える方が人生はきっと豊かになる。
仕事で言えば発注先が5万円の見積もり提示。だがこれを7万円支払うことでより取引を切られたくないという心理が働いて真摯に向き合ってくれる。良くも悪くもビジネスはお金の関係で分かりやすい。それでも真摯に向き合ってもらえなければそれこそ切ればいいだけだし、再度発注する際にはもうクオリティーを精査する工程がある程度は削減できるだろう。この場合は本当に切るときの判断も重要で、毎回100点ではなく低コストで80点を安定して取れるようにしていくことが狙いだ。
だがこの考え方にも当然弱点があり、一度きりの取引になりがちな製品には使えない手法なのが大きな弱点。それこそマイホームや車など数年に一度や一生に一度の失敗が許されないものに通用しない事が多くなる。本当に信用できる情報を営業マンサイドが提供してくれるなんてことはもう絵空事であって、自らが知識を目一杯インプットした後には、何かあってもこの人になら騙されても仕方がないと思えるような人に出会えるなら幸せだ。
基本的には80点を取りにいくことで、性善説をノーガードで信じるとまではいかないまでも、悪意を持って近づいてくる死神は確実に排除していきたい所存。
情報が溢れている令和になっても未だにプロと素人の情報格差で泣く人が出てしまうことに違和感は感じる。こうした様々な業界の欠陥なんかも今後は是正されていき、安心してプロに任せられる世の中になることを願うばかりだ。
出かけた先で品性を見てしまう品の無い私
今回のタイトルでもある品性。単純に品性という言葉だけを調べてみると「道徳的な基準から見たその人の性質や人格、人品、すぐれた人柄であること」となっている。この道徳的というなんとなくのいい人でいることが、いざ世の中に当てはめると想像以上に難しい。
人の悪口を言わない、落ちているゴミを拾うしそもそもゴミは落とさないしゴミ箱以外には捨てない…ましてや車からタバコの吸い殻を捨てるなんてもっての外だ。
これ以外にもコンビニや飲食店の従業員の方に横柄な態度を取らないだとか、知人の家に上がる際には気を遣わせない程度の手土産を持っていくなど、挙げたらもうきりがない。それでもこうした品性を年齢とともに積み上げていくことで初めて大人になっていくのだろうし、30歳をすぎてからこの感覚はより強く感じるようになった。
私としての品性の捉え方を簡単に説明したが、問題は他人の品性も自分の物差しで見てしまうこと。だがこれでは私の話した品性とは矛盾が生じる。
品性が無い人を見ると「なんだよあの人…◯歳でこんなことしてんのかい」なんて考えてしまう。そもそも私の物差し自体が間違っている可能性は多にしてあるのだが、人間の弱い部分がでてしまう。
これが人の悪口を言わなかったり寛容になったりといった品性とはかけ離れてしまうのだが、この境界線が実に難しい。思っても口に出さないならセーフな気もするが、きっとそれすらも他人は他人だと認めて受け入れることが本当のゴールなのかもしれない。
それでも他人に対して無関心になり過ぎることも生物としては微妙だとも思うし、こんな30歳過ぎたばかりの小童に最適解なんてまだ分からないから今後の人生で模索していきたい。
最後に
今回は普段の仕事での感じたことの延長線として性善説であったり品性の話をまとめてみました。最終的にはやっぱり大人として田舎のおばあちゃんのようなただただ良い人になりたいなと思っている今日この頃です。
皆さんのように品性を身に付け、大人としてのいい見本になれるように精進していきます!
ではまた!