スマートウォッチと聞いても最近ではつけている人が本当に増えてきて日常に馴染んできたように感じる。そんなことをしみじみ思う私はスマートウォッチ愛用歴が2018年からだから6年目と結構ベテランになってくる。
スマートウォッチの選び方のポイントも伝えたいのだが、今回はちょっとした悩みもあっていよいよスマートウォッチを買い換えようかと思い始めたところ。こうして文章にまとめることで個人の買い替え時にはどのように考えるかをリアルに発信し、スマートウォッチが気にはなってるけど何を買ったらいいのか分からない人にも役立つ有益な記事にしていきたい。
今回は皆さんと買い物を共有するような気持ちで楽しんでいきたい。では早速いきましょう。
目次
スマートウォッチ遍歴
- Galaxy gearS3 classic
- GalaxyWatch
- Tic WatchPro
- Galaxy Watch3
- Apple WatchSE
見て分かるように私自身意外と買い替えていて、ここ数年で結構な数のスマートウォッチを楽しんできたと思う。特に大きなポイントといえば今愛用しているApple WatchまではAndroidスマホに合わせてスマートウォッチを選んでおり、そこからApple Watchに乗り換えたのだが、Apple Watchに大きな魅力があったというよりかはMacとiPhoneを使うことになったからApple Watchを購入したという流れになる。
スマートウォッチに求めること
私がスマートウォッチに求めていることはそこまで多くはなく、かなり基本的なことだろうと思う。その中でどこに折り合いをつけるのかが悩ましいところだから求める部分と妥協できるかなと思うポイントをこの章で確認してもらいたい。
ワークアウト
ワークアウトの記録ははっきり言ってピンとこない人が多いのではないだろうか。
これがスマートウォッチに価値を見出せない人のリアルだろう。感じ方は人それぞれだからこれ自体を否定するつもりはないが、ワークアウトの機能を活かさないのはかなりもったいないと思うのが私の本音だ。このワークアウトの精度や操作感はスマートウォッチ選びには意外と重要になってくるからまだ興味のない人も聞いて欲しい。
私は現在、エニタイムフィットネスに通っているのだが主な理由はダイエット。ダイエットは運動だけでは難しいということは分かっているが、それでも理想的な体型を手にいれるためには運動も欠かせない。それに30歳を過ぎたこの年齢で運動を開始しておかなければ下半身の筋肉も衰えて将来的にもきっと取り返しのつかないことになる。そこで有酸素運動を行う際にここのランニングマシンとGalaxy WatchとApple Watchだと連動して細かい記録がリアルタイムでできるようになっている。単純に有酸素運動が終わった瞬間にも200キロカロリーが消費されているとなるとそれだけでジムに来て良かったと思うし、やりきってる感で自己肯定感も爆上がりするから驚きだ。
そんな運動も漠然とこなすだけでは張り合いもないから続かないし、振り返りもできないからモチベーションを保つのもかなり大変だろう。だからこそ身近な簡易トレーナーとしてスマートウォッチは大活躍してくれる。
通知への返信
スマートウォッチのメイン機能といったら通知だろう。ウォッチ側に来た通知をサラッと見て返信するかを検討し、返信もスマートにこなす…できる風なビジネスマンにだれでもなれるような画期的なアイテムこそがスマートウォッチなのだ!いやすまん。できる風なビジネスマンは嘘だが、返信が即必要な連絡かの判断は手軽に下すことができる。昨今では何から何までスマホが必須になりスマホの使用時間が必然的に多くなってしまう為、毎日の煩わしいスマホを見る時間を減らしてくれるのはストレス軽減には大きく関わってくる。スマホをいい塩梅で困らないように遠ざけてくれるのが大事なポイント。
決済機能
決済機能とは言ったものの、スマートウォッチでの決済機能に関しては人によって重要度が大きく変わってくるから意外と難しい。
スマートウォッチで決済を行う場面を考えて見て欲しい。改札?コンビニ?アウトレット?スマートウォッチ決済時の90%くらいのシチュエーションではきっと手にはスマホを持っているだろう。これを良しとする人は決済機能に関しては優先順位を下げてもいいだろう。だが私の場合にはコンビニでスマホを車載のスマホホルダーから外すのすらもめんどくさいしカバンに入れてあるスマホを取り出すのもめんどくさい。だからこそオフラインでも決済が可能なスマートウォッチでのFeliCaが使用できるか否かの判断はかなり重要なものになってくる。こればかりは許容度によるものでもあるが、私のように変なところで合理的というか超絶めんどくさがりな人はスマートウォッチでの決済は譲れないはずだ。
【番外編】回転ベゼルがめちゃくちゃ良かった
これはスマートウォッチに求めることというより、Galaxy Watchにはあった回転ベゼルが最高に使いやすかったということをみんなに知って欲しい。
最新のGalaxy Watchでもclassicモデルには搭載されているのだが、時計自体のベゼルを回転させることで項目を選んだりウィジェットを変更できたりと使用感がたまらなく良かった。カチカチというギミックの心地よさと先進性を兼ね備えた回転ベゼルの機構に勝てるものはまだ見たことが無い。あの操作感を普段使いしたいがためにAndroidユーザーに戻ろうか検討してしまうくらいに衝撃の体験だったと今でも記憶に新しい。Apple Watchに回転ベゼルが搭載されたら即ポチしたいほどのたられば案件だ。
ここはあまり気にしない
スマートウォッチに求めるものとしていくつかポイントをあげてきたが、求めなかったりあまり重視しないポイントもある。言わばこれは妥協できるという項目なのだが、この妥協ポイントをある程度持っていないと何か物を買おうと思っている時には選択肢を大きく狭めてしまうからしっかり考えていきたいところだ。
バッテリー持ち
個人的にはバッテリー持ちはあまり重視しない。今のApple Watchでの毎日充電もルーティーンになっておりそこまで苦にしないから正直気にならない。バッテリー持ちを基準にしてしまうとGARMINであったりHUAWEIのスマートウォッチがかなり優勢でそれはそれで選択肢が狭くなる。それよりも快適に動作したり色々なアプリを使えたしした方が幸せになれると思っている。
デザイン
そもそもの話、今販売されている大手のスマートウォッチであればデザインがあまりにもダサくて困るなんてことは無いようなイメージ。ある程度名の知れている会社であればデザイン性にはそこまで重きを置かなくてもいいし、私自身は満足できる。
価格帯はかなり差が激しい
スマートウォッチ市場は価格差がかなり激しく、購入の指標にするには難しいと感じる。価格の満足度というのはコスパによるものだから「コストとパフォーマンス」のバランスが重要になってくるのだが、意外とスマートウォッチ界隈はコスパの高い商品が多く、高価な製品と安価な製品の差を調べきれるかが鍵になってくる。少し嬉しい悲鳴でもある。
HUAWEIの最新モデルだと23,000円程度で性能やデザイン性も申し分なくほとんどの人が満足できるスマートウォッチに仕上がっているのだが、Apple Watch ultraの場合13万円弱と先程の5倍以上の価格になっている。スマホも15万でスマートウォッチも10万超えとなるともう鼻血が出そうなのは私だけだろうか。この価格差に見合った価値を明確に見出せたりできればいいのだが、日常の使用の中での違いはどうしても細かい部分になるだろう。だからといって安易に安価なモデルから購入ではなく、使用用途をしっかりと見極めた上で機能性や製品の質感などを総合的に判断しながら吟味してもらいたい。
Appleのエコシステムが強すぎる
今回私自身がApple WatchSEから他メーカーのスマートウォッチも視野に入れて検討している。だが調べていく中でもやはり感じるのはAppleのエコシステムの優秀さ。Apple Watchを使用しないことでのデメリットを考えてみたのだが結構ある。
Apple Watch未使用時のデメリット
- iPhoneと連携できない可能性がある(基本的に連携できるものはOSの関係で決済が使えない製品になる)
- ワークアウトの管理が引き継げない
- Macのロック解除が使えない
- カメラモニターがウォッチ側で出来なくなる
- 3in1の充電器が使えない
- メッセージの返信不可
どうしてもPC・スマホ・スマートウォッチの3つが連携しているとなると崩すのはかなりリスキーに感じてしまう。Appleの思う壺とかいうのは考えなくもないが、実際に代替がきかないくらい便利な製品を世に出しているとなるとお互いがwin-winな関係で歪だとも言えないのが悔しいところ。
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現在の買い替え候補・まとめ
現在色々調べていく中で候補はいくつかあるのだが、WearOS搭載機種に関してはiPhoneが接続できないから、スマホもサブのGalaxyS22に入れ替える必要があるのが懸念点。※価格は2024年6月時点のAmazonでの価格を参照
スマートウォッチ購入候補
- HUAWEI Watch FIT3 23,980円 「コスパ最強」
- HUAWEI Watch GT4 36,080円 「機能性とデザイン性のバランスが良く質感が高い」
- Xiaomi Watch S3 18,980円 「安価でありながらもベゼル交換によるギミックがロマン溢れる」
- TicWatch Pro5 49,948円 「WearOS搭載の定番でクーポン込みで高コスパに化ける」
- GalaxyWatch6 classic 47㎜ 72,000円 「回転ベゼルがお気に入りでAndroid系最強のハイエンド」
- Apple Watch ultra 126,198円 「性能やスタイルが好みでAppleエコシステムを継続して利用できる」
正直価格を無視したらApple Watch ultraなのだがいかんせん高過ぎる。整備済み製品で少しはマシになるがそれでも誤差と言わざるを得ないだろう。個人的にはGalaxyWatch6の内容でAppleから販売されれば最強なのにと妄想しているくらいにGalaxy Watchは気に入っていた。あの回転ベゼルの利便性と近未来感は今思い返してもたまらない。9月にはおそらく新型のApple Watchも出るだろうからそれまでにお金を貯めつつ次のスマートウォッチ選びをしていけたらいいなと思う。
最後に
今回の記事いかがだったでしょうか。私自身がスマートウォッチに何を求めているのかと改めて考える為に記事にしました。今となってはスマートウォッチは無くてはならないデバイスになっており普通の時計には戻れないですね。
ガジェットを楽しむ意味でもワクワクできるスマートウォッチを購入したいと思うので、最近のApple Watchのマンネリ化は個人的には結構しんどいのが本音です。(Appleさん回転ベゼルをお願いします!)
連携による利便性と高級感のApple製品か、デザイン・性能共に豊富な選択肢と組み合わせ自由なAndroid系か本当に悩んでいる状況をまとめた記事なので少しでもスマートウォッチ選びの参考になれば幸いです。
ではまた!