マイホームをきっかけにデスク環境にこだわってきた。
個人的にテンションが上がる見た目はもちろんのこと、シンプルに使いやすさにこだわってきた。試行錯誤の中で意外と不要だった物がスピーカーだ。
今回は実際にデスクにスピーカーを撤去してみた感想と運用方法についてまとめていきたい。
スピーカーは憧れ
デスクをこだわっていくにあたってとにかく色々な人のデスクを見て参考にした。
ブロガー、YouTuber、インスタグラマー、ツイッタラー…
そんな中でほとんどの人がデスクにオシャレなスピーカーを置いている。それを見てしまうと憧れるのも必然だろう。
でも疑問に思うことが多々あるのも事実なのだ。
結構な人が使っているaudioengineのスピーカーは価格が40,000円を超えるが、デザイン性と音質に定評がある。
ひねくれてる私なんかはこう思ってしまう。いいスピーカーがいい音をさせるなんて半ば当たり前だけど、インテリアとしての側面も含めて一種の憧れになっているのだろう。
撤去してからの弊害予想
じゃあ実際にスピーカーを撤去しての弊害を考えてみた。
「音楽や動画視聴の際にはイヤホンの着用が絶対」
弊害と言えばこれくらい。このイヤホンの装着に対してはこれはこれで問題はある。
イヤホンのデメリット
- 長時間の着用で耳が痛くなる
- 周囲からの音が聞こえなくなるから家族団欒では使いづらい
- ヘッドホンの場合夏場は蒸れる
やっぱり自然と音が入ってくる環境に慣れているから、常にイヤホンをつける事が最も大きなストレスになりそう。
実際の体感
before
after
実際にデスクからスピーカーを撤去してみると意外といけたのが本音。
普段の作業内容がブログや動画編集がメインな私にとっては想像以上に音を出す機会が無かった。
動画編集の際には音の編集時にイヤホンを付ける程度であれば全然問題ないし、それでも痛くなってしまう様なら耳に合うイヤホンを買った方がきっと満足度が高いだろう。本当にスピーカー設置が外せない様な人は、一人暮らしであったりする完全に単独での環境の方に限られそう。
しかも何かの起動音やふとした情報を確認する程度であれば、クラムシェルで運用しているMacから直接音を出せばいいのも大きなポイント。MacBookをメインPCで使っている利点が思わぬところで発揮された。
あとはデスクがかなりスッキリしていい。スピーカーってコンパクトな物を使っていてもかなりのスペースを消費してしまうから、無くす事に対するインパクトがでかい。
ワイヤレスイヤホンの質が高い
スピーカーを撤去すると言ってもワイヤレスイヤホンの進化なしには語れない。
単純に有線のイヤホンに代替するだけでは、配線の関係もあってここまでストレス無しにはできなかっただろう。
ワイヤレスイヤホンの市場はかなり成熟していて安くても良い製品がたくさんあることも魅力的。
私はイヤホンに関してそこまで買い漁っている様な感じではないが、これまで3つほど買ってみても全て完成度が高かった。
そこまでこだわらなくてもある程度有名どころのメーカーで選べばそこまで外す事はないだろう。私の場合はMacを使っていることもあってAirPods第3世代を愛用している。
耳を密閉しないし、長時間装着していても着け心地が軽いから気に入っている。
YouTuberに惑わされない
巷のYouTuberやブロガーはもうこれでもかっていうくらいオシャレなスピーカーが設置してあるデスクが多い。しかも何十万円もするようなスピーカーを置いてあるなんてケースも結構見る。
憧れを持つ事はいい事なんだけど、情報が溢れているばっかりに究極にまでこだわらないと、どこか負けているんじゃないかという承認欲求との戦いになってしまっている可能性も高い。自分が気持ちよく作業する為のデスクなのに、いつしかデスクの環境だけをアップデートする事に取り憑かれていくと本質を見失うから注意したい。
YouTuberの環境はほんの数%のケースだということを忘れてはいけない。
最後に
今回は少し違った方向性でスピーカーを撤去してみての感想をまとめてみました。
結局は大多数の人に一度に同じ音を届けられるという意味でスピーカーの価値はあるのだと再認識しました。
やっぱり固定観念を持たないことって大事だし、当たり前に縛られない様な視点を常に持ち続けたいですね。
これからも家のことやガジェットのことなどを発信していきますので、引き続きチェックしてもらえると嬉しいです。
ではまた!