PCがゲームや仕事等、様々な用途に使われるようになってきた。
それに伴い加熱するPCやデスク周りの市場。
その中でもデスクワーカーの間でもPCの次に大事だと言われるのがイスだ。
例に漏れず自分もマイホームをきっかけにデスクのイスにこだわり始めてしまった。
「デスク環境は沼」
その沼を抜け出す為の試行錯誤の途中で、現状は満足できるイスに出会ったから長期レビューとして紹介していきたい。
最初に購入したチェア
私が最初に購入したチェアは「AKRACING PROX SERIES」。
もうゲーミングチェアと言えばというド定番のブランドだ。
今やeスポーツの会場はもちろんの事、プロ野球の球場にも採用されているチェアだから一度は見たことがあるだろう。
だが、タイトルでも分かるように俺はもう乗り換えて違うイスに座っている。
本題のイスのレビューに行く前に、このゲーミングチェアを買い替えたポイントから紹介する事で購入意図をより一層伝えられればと思う。
「AKRACING PROX SERIES」買い換えたポイント
- 座面の奥行きが変更できなかった
- ランバーサポートの位置
- ヘッドレスト
主なポイントはこの3つになる。では簡単に解説していきたい。
座面の変更ができなかったのは実際一番盲点になった。
イスにこだわった事が無ければ、座面が前後に動いたら便利とかそんな発想は浮かんでこない。少なくとも俺には浮かんでこなかった。
タイピングをする為にちょうどいい姿勢にしようとすると、座面が広すぎてひざ裏がかなりきつくなる。
少し前に出るとランバーサポートやヘッドレストの効果が無くて、姿勢を維持するのが辛くなってくる。だがこの座面の広さもゲームをプレイしたり、動画コンテンツの視聴する際には身長177cmの俺でもあぐらをかいて座れるし最高に快適だった。
そう、ゲーミングチェアはどこまでいってもコンテンツを消費したりゲームをプレイする為にイスなのだ。
当たり前だが”ゲーミング”チェアだ。デスクワークの為に作られていない。少しは想定されているかもしれないが、それは販売の間口を広げる為にマーケティングに過ぎないと思っている。
これはそのマーケティングにはまった男の物語。
オフィスチェア選びの旅
買い物は大体が予算が決まっていて、無尽蔵に買って試すなんて事はできないだろう。
無尽蔵に予算がある方は静かにブラウザバックをしてAmazonで片っ端からポチっていって欲しい。いや、最後に貼るリンク貼っておくからとりあえず紹介するイスを20個ほど買っていって欲しい。
私はわずかな予算の中で最高の結果を出す為に2週間は毎日イス探しに没頭していたと思う。
当初候補にしたイスのブランド
- オカムラ コンテッサ
- ハーマンミラー アーロンチェア
- エルゴヒューマン エルゴヒューマンプロ
- ニトリ オフィスチェア
- Amazonの謎ブランド
こんな感じの少し探せば出てくる有名どころで悩んでいたが、最終的には金額面や機能面からエルゴヒューマンプロに狙いを定めた。
魅力を感じたポイント
- メッシュ素材の為、夏場でも快適に座れる
- 高さ変更可能なランバーサポート、ヘッドレスト
- スタイリッシュなデザイン
- フットレスト
金額もその他の高級オフィスチェアよりもかなり安い10万円前後と、ギリ予算オーバーの破産寸前な絶妙な価格。
もう購入しようかどうか悩んでいて、最後にもうひと踏ん張りと調べていたらクラファンサイトのマクアケで見つけた。
COFO Chair Premium
マクアケで見つけたこのオフィスチェアだが、魅力に感じたポイントがきれに揃う最高のチェアだった。
早速このチェアのポイントを見ていきたい。
おすすめポイント
メッシュで夏場も快適な素材
堅牢なつくりと質感
高さ変更可能なランバーサポート
格納可能なフットレスト
自由自在なアームレスト
プラスαの気遣いポイント
気になるポイント
ここまで最高にいいポイントを挙げていったが、商品として余白が全く無いわけではない。
「昇降時の高さ」
現状これが唯一のマイナスポイントになる。
座面の高さが47~54cmとなっているが、身長177㎝の俺が座ると少し高さに余裕がある感じになる。
だが177㎝の俺でも一番下げた状態から少し余裕がある感じだから、身長が低いユーザーにとっては懸念ポイントになってくる。購入時には座面の高さはしっかり検討して欲しい。
ただこれはそれぞれの使用中デスクの高さとの兼ね合いもあってイスだけの調整が難しい場合もあるから、フットレストを置くなどしての対応もありだと思う。
私は昇降式のデスクを使っているんだけど一番下まで下げても少しデスクが高いから、イスをベストポジションよりも高くしてフットレストを置く事で最高のポジションを確保しようか検討中だ。
※2022年9月追記
メッシュの座面は通気性に優れているが、当たりが硬いのが少し気になってきた。
今後もう少し使っていけば馴染むのかはまだまだ検証は必要だが、座面がクッションのチェアよりかはもも裏が少し痛くなる感覚がある。
ただし他のメーカーは不明だが、「COFO Chair Premium」の場合は裏側にクッションが入っている。最大限対策はされている印象なので個人差はありそうだが、気になる人は検討材料の一つにしてもらいたい。
価格
現在6月分まで完売になっており再入荷待ちとなっているが、公式サイトにて89,999円にて販売されている。これは対抗馬のエルゴヒューマンプロと比較すると4万円くらいの差になってくる。
4万円の差がどれくらいの差かはそのチェアの満足度次第だが、現状満足している俺からすればその4万円でMacbookのスペックを上げたり、ハイエンドなPC周辺機器を導入する方が幸せになれると思う。
まとめ
もちろん他の高級チェアも試してみたい気持ちがあるけれども、その他にもデスク環境には散財の候補がたくさんあるからこのチェアでオフィスチェア選びの沼はいったん終わらせよう。
COFO Chair Premium